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小さい頃から相手に説明する練習を。

こんにちは。
章憲です。

日頃小学生と話をしていて
わかることとして、相手に説明出来る子は総じて学力が高いということ。

年齢に関係なく、相手にしっかりイメージさせるように
順序だててお話しできる子は、学年が上がっても
勉強につまづくことはまずないです。

勉強につまづくタイミングは決まっており

・新しい知識を学ぶとき
・内容がイメージできないとき

です。どちらも今の脳では処理できないので
滞ってしまうのです。これがつまずく原因です。

新しい知識を学ぶときに、なかなか覚えられなくて
苦戦した経験ありますよね。

やっと覚えられた、あの感覚。
こういった場合であればまだ問題ありません。

ちょっとマズいなと思うのは
・イメージ力が極端に乏しいか
・言葉とイメージが正しく一致していない
場合です。

どちらも似たようなことですが
前者は、圧倒的に知識量が足りていない場合
後者は勘違いした解釈で知識を定着させている場合です。

でもこの問題を一発で解決する方法があります。

児童文学の音読です。

文章とイメージを一致させることができる。
一致したイメージと言葉は忘れにくいので知識が増える。

一石二鳥です。

欲をいえば、それを誰かに説明する、までできたら
自ずと学力は高くなります。

簡単な割り算を解くことは誰でもできます。

では以下の問題を日常のシーンに置き換えて
お友達に説明してね。というとなかなかできないものです。
ケーキでも、パンでもアメでもなんでもいいわけです。

1÷4=1/4

たまに男の子で
「4人で分けるから、1/4人になるんだよ」って言ったりします。

おいおい、1/4人て、どんな人間だよと。
なんで4人で分けたら、人も1/4になっちゃうんだよと。

そこで私は
1個のケーキを4等分ときに、1人当たりのケーキの大きさを求めた式だよ。
と伝えています。

実際に円を描いて、その後に円の中心を通る線と縦と横に引いて、4等分したケーキを描きます。

そうすると子供たちもイメージしやすいです。

加えて、1/4のケーキが4つあると1つのケーキになるよね。
だから1/4×4=1でもあるんだ。と補足します。


こんな感じで数字をイメージで理解する力がないと
分数や小数でかなり苦戦します。

1よりも大きい4がなんで割れるの?みたいな感じで。

数字の1と4でも単位が違うから、割れるんですよね。

1はケーキが1個
4は人が4人

ただ物差しのように1から30まで横に並んだ
数字をイメージしているようだと、解けないんですよね。

算数は全部順を追って式を作っていくので
人に説明しやすい科目でもあります。

ぜひご自宅で算数を解いた時に
お子さんが理解できているかどうかを
説明させて、理解度を確認してあげて下さい。

今回は以上になります。
最後までお読みいただきありがとうございました。

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