母が亡くなった夜に浮いた話
母が亡くなった夜
私が夜ベッドで寝ていると
急に身体が10センチくらい
真上に宙に浮いた感じがした
そしていきなり
寝ている身体の方向が90度ガクッと変わり
寝たまま浮いている身体が
足の方向に部屋の隅まで
ゴォーっという感じで
すごいスピードで進んでいった
だから今、自分がいるのは
寝た時の場所から
かなり移動しているはずで
それを確認したいと思い
目を開けようとしたが
開けられなかった
そしてこの時に何故だか
この体勢で足は上がるのか?
と思って
片足を上げようとして力を入れて
少し頑張ってみると
足を上げることができた
そしてまた
目を開けようと頑張ってみると
今度はどうにか目が開いた
すると不思議なことに
寝た時のまま
私は少しも移動していなかった