時刻表の旅 vol 3。1980年8月愛知県の大高駅から北海道札幌駅までの旅。
皆さんは時刻表の旅ってご存じですか。自分の最寄りの駅から目的地まで、時刻表の中で旅をします。ここからあそこまでは特急にのって、あの駅で乗り換えて、今度はあそこまでこの電車で行く。実際やってみますね。
見方:乗車駅名(出発時間)電車名(到着時間)到着駅
今回の目的地は北海道札幌駅。ここは母方の祖父母が暮らしていた町で、毎年夏遊びに行っていました。そして札幌を起点に北海道をいろいろ旅していました。それではいつものように愛知県大高駅から北海道札幌駅まで、1980年7月時刻表で旅をします。
大高(16:59)553M(17:14)名古屋
名古屋駅でゆっくり乗り換えです。まずはビールとおつまみを買って新幹線へ。
名古屋(17:55)ひかり138(19:56)東京
東京ー上野間の山手線は3-6分間隔
上野駅ではあの「いろり庵」でゆっくり日本酒とおそばをいただきます。
上野(21:53)ゆうづる7号(8:51)青森
ゆうづる7号の入線時間は21:19。今はなき18番線です。編成は24系11両+電源車。ほろ酔い気分でB寝台車へ乗り込みます。
青森(9:50)青函連絡船(13:40)函館
青森には次の青函連絡船出発の一時間前に着きます。上野発の次のゆうづる9号に乗れば、青森着は9:15ですので、青森での乗り換え時間が短いのですが、実は青函連絡船は当時ものすごく込んでいて、希望の席(私は椅子の席が好きでした)を取るためには、ゆうづる9号より早く着いて並ぶ必要がありました。これは昔実際に乗ったことがある経験からです。おそめの朝食は青森駅で「貝柱弁当(500円)」を買います。着いたら北海道です。
函館(14:25)北斗3号(18:40)札幌
北斗3号は9両編成。青函連絡船から行くと一番遠い車両が自由車です。2両あります。函館で「かにずし弁当(500円)」を買って乗り込みます。長万部、東室蘭、苫小牧を通って、無事札幌へ到着です。
大高から25時間41分の旅。途中上野駅や青森駅でゆっくりしたので結構時間がかかりました。ちなみに、同じルートを2022年3月に行くと(青函連絡船は青函トンネルにかわりましたが)、大高駅を9:56出発、札幌駅には20:35到着です。10時間39分です。当時の半分以下ですね。名古屋から新函館北斗まで約6時間半は新幹線です。この旅も楽しそうですけど、1980年の旅もぜひやってみたいです(実は昔やったのですが)。
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