ジュリアーノの入院
なにから書き始めていいのかわからないまま、何年かぶりにnoteを開いてみた。
どこかに吐き出してしまいたい気持ちと半分祈りに似た思いがあって、時系列とか何も考えないまま書き連ねることにする。
うちのかわいい息子、ミャンマー猫のジュリアーノが先週日曜の夜から様子がおかしく、先週水曜から入院させ土曜に退院したものの、またその日の夜中に激しい呼吸と嘔吐で緊急入院させた。明日仕事が終わってから彼を迎えに行くけれど、まだどうやって彼を受け入れたらいいのか覚悟ができていない。
ここはミャンマー。人間でさえ十分な医療が受けられない国。だんだんペットを飼う人も増えてきてVet(動物病院)も増えてきたけれど日本のような医療を受けることはむずかしい。
初めて病院に連れていった日は、血液検査の結果、ヘモグロビン(HGB)、赤血球(RBC)、血小板(PLT)の値が悪く、体温も通常の猫と比べて低いため、レントゲン、エコー、腹膜炎(FIP)検査を行った。
お医者さんの見解は白血病の可能性が高いと。レントゲンでは肺に白いものが確認でき、肝臓も肥大していてこのままでは死んでしまうと。(あとから肝臓ではなく脾臓だと言われたけれど。)
目の前が真っ暗になった。。。。
お医者さんからの提案は1つめが輸血。でもこれはミャンマーではできないので、2つめの貧血改善のためのエリスロポエチン(EPO)の注射。これしか選択肢がない。
酸素マスクをして点滴をうっている間、ずっとジュリアーノの手を握っていると泣けてきた。なんでこんなことになってしまったんだろう。気づくタイミングはいくらでもあったはずなのに。