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誕生日ディズニーを知ってしまった


誕生日ディズニーを味わいたい

2024年12月20日
冬至を次の日に控えたその日に私は33歳の誕生日を迎えました。
この日私は、朝4時半に起床しお風呂で心身を整えたあとせっせと舞浜に向かいました。東京ディズニーランドへ向かうのです。

私は30歳を超えてからディズニー作品を見たり、東京ディズニーリゾートで遊ぶことに本格的にハマりました。
そこからは当然のごとく何回も東京ディズニーリゾートに通いました。
そして今回は今年16回目の東京ディズニーランド来園でした。

何回も通った東京ディズニーランドですが、誕生日の来園は今回が初めてです。
以前から噂には耳にしていました。誕生日にディズニーに行くといつもと違うことが体験できると。

思っていました、誕生日ディズニーは絶対楽しいんだろうな、特別感もあるんだろうなと。
ここ最近は若いころより誕生日が365日ある中のただの1日になりつつありました。
でも今年は大好きなディズニーで過ごす。30歳を超えて久しく誕生日へ期待感が高まっていました。
そうして、当日を迎えたのです。

1日の流れ

この日は平日とは言え比較的混みやすい金曜日で、学生の冬休みも始まり、いろんな情報を見渡す限りでは12月の中では一番混んだ平日だったかもしれません。

インパしてまずショーのエントリー受付を行いました。
私はアトラクションよりはショーやパレードが好きです。
誕生日はショーやパレードを可能な限り観たいとの思いがありました。
結果としては「マジカルミュージックワールド」が当選、「クラブマウスビート」がはずれました。(「ジャンボリミッキー」は時間の都合で未抽選)。
そのためクラブマウスビートに関しては課金をしました。
お金の力は偉大。

そして昼ご飯をモバイルオーダーで頼んでおきます。
もうこの流れもここ最近のディズニーでは必須の動きになってますね。

ここで一日の流れがほぼ確定しました。
10:50 マジミュ鑑賞
12:00 グランマ・サラで昼食
12:45 ハモカラ鑑賞
15:25 まで地蔵してクリスト鑑賞
16:40 クラブマウスビート鑑賞
18:25 Reach for the Stars鑑賞
19:00 予約していたれすとらん北斎で夜ご飯

ショーパレだらけです。でも理想形と思います。

このあとはやはり誕生日はバースデーシールをもらわなければ今日は始まらないということで、バースデーシールをもらいに行きます。

バースデーシールをもらった後は、自分への誕生日プレゼントと今日のお供を兼ねて、ほしかったドナルドダックの大きいぬいぐるみを買いにGRAND EMPORIUMへ。

あとは上で書いたスケジュール通りの流れになります。

バースデーシールうれちい
購入したドナのぬいをお供に回っていました
これも特別な理由があるからできますねw

誕生日ならではのこと

スケジュール上には見えないことで、誕生日という日を喜ばしい日だと思わせてくれるようなホスピタリティもありました。

まず、バースデーシールをもらい他の人からも見える位置に貼ることでそれを見つけたキャストの方に声をかけてもらえます。
お誕生日おめでとうございます。良い一日を!みたいなことを言ってくれます。いろんなとこで言ってもらえますし、それこそ道を歩いているだけで言ってもらえます。
北斎に行ったときなんかは、入店から退店まで通してキャストと言葉を交わすときはほとんどお祝いの言葉をいただいていました。
こんなにもずっと祝ってもらえるの幸せだなぁ~と思いながら過ごしていました。
あらゆる場面、時間に言われることで1日通してずっとお祝いしてもらえているような感覚にもなりますし、そういうの普段生活していて経験することってないと思うので、これだけでも幸福感が上がったし特別感も感じていました。

次に、食事のデザートを頼んだ際に「HAPPY BIRTHDAY」と書かれたプレートが付きます。(自分はパフェを頼んでチョコのプレートが付いていました)
これ何かで調べて知っていたので本当なん?と思いながら頼んだら本当についてきてほんとだ~と感動していました。
ただデザートにプレート一枚乗せてもらっただけの話なんですけど、それだけでうれしいし、いつもの食事が幸せなものになりました。

あと、めちゃくちゃ細かいことなんですが、レシートにHAPPY BIRTHDAYと印字されます。こんなとこまですごいサービスの行き渡り方してるなぁと思いました。

パフェにはHAPPY BIRTHDAYと書かれたプレートが
こういうちょっとしたことで心は満たされますね

ホスピタリティという沼

1日を通して誕生日ディズニーを味わい、満足度幸福度爆上げとなっていた私。
北斎で夕食をとったあとは帰路に就く予定でいました。
ですが、もう夕食が皿から姿を消していくあたりからだったでしょう、久しぶりに帰りたくないなぁという感情が湧いてちょっと泣きそうになっていました。

何度も通う中で慣れてしまったのと、お目当てのショーやパレードが終わったら早めに帰宅することも多くなってきた今日この頃。
帰り際に今日もよかったなぁと思うことは多々あれど帰りたくないなぁと思うことは数少なくなってきたのは間違いありません。

今回こう思うことができたのはやはりキャストの皆さんから受けたホスピタリティが大きく影響していたと思います。
当然ですがやはり誕生日を祝われるということはうれしい。
ほとんどの皆さんがそうだと思うのですが、子どものころ誕生日といえば家庭なり学校なりで自分が主役になれる場面だったと思います。
でも大人になり、私と同じように独り身の生活を続けていると誕生日を祝われるということ自体少なくなってる方もいると思います。

今回ディズニーに行って、多くのお祝いの言葉をもらいました。
それによって、うれしいと思うとともに子供のころの誕生日という日の非日常感を思い出させてくれたのだと思います。そしてその感情が尊いことを心のどこかで分かっているから、そこから離れなければならない時間が近づくと後ろ髪をひかれるような思いになったのだと思います。
心の底を突いてくるディズニーすごい。

沢山お金をかけたわけでもなく、自分がなにか大きく特別なことをしたわけでもない。でも誕生日という日を特別にしてくれた東京ディズニーランドのキャストの皆さんに感謝をしています。ありがとうございます。
たぶん、来年も誕生日はディズニーで過ごすと思います。というか過ごしたいとすでにそう思っています。

最後に

私はたまたまディズニーを好きになり、たまたまパークまでさほど遠くないところに住んでいたからディズニーという選択しました。
調べてみると、西の有名パークでも同じようなことはやっているらしいですし、他のとこでもあるのかもしれません。
自分や誰かの誕生日をお祝いしたい、そう思ったときこういうテーマパークでお祝いができることを思い出してはいかがでしょうか?
そして自分の誕生日、おざなりになってませんか?毎年とは言わないので年に一度しかない日をたまには特別な日にしてあげるのもいいんではないでしょうか。

おしまい

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