ミリオン全然知らないデレPがミリアニ観てきた
ミリオンライブには今までほとんど触れてこなかったけど、いいコンテンツだという噂は聞くしアニメ化を期に履修しておくかと思い映画を観てきた。
結論から言うとめちゃくちゃ良かった。
魅力的なキャラクター、引き込まれるストーリー、綺麗な作画、メインの3人にフォーカスしつつも全員を活躍させようというバランス感覚、圧巻のライブシーン、どれをとっても最高のアニメだった。
人生で観てきたアニメの中でも間違いなくトップクラスに良い。
TV版は10/8から放送らしいので、気になる人はぜひ観てほしい。文句なしに超絶おすすめ。
https://millionlive-anime.idolmaster-official.jp/
せっかくだからまだ観ていない人に向けて良かった点を簡単にまとめておく(ネタバレなし)。
筆者の属性は以下の通り。
普段はシンデレラのP(佐久間まゆ担)
グリマス、ミリシタ未プレイ
アニマス(765AS)未視聴
ポプマスプレイ済、MOIW2023参加
モバマスプレイ済、765ASは顔と名前が全員分かる
ミリオンで顔と名前が一致するのは半分いないくらい
ゲッサン版ミリオン1~5巻は少し前に友人から借りた(良いところもあったけど序盤は納得いってない)
完成度の高いストーリー
ミリオンライブには765ASを除いて39人のアイドルが所属しており、そのうち春日未来、最上静香、伊吹翼の3人(デレのニュージェネ的ポジション)を中心に物語は進んでいく。
このシナリオが本当によくできている。主人公の春日未来がアイドルを目指すことを決めるシーン、そしてオーディション。序盤から大切な場面がとても印象深く感動的に描かれている。1話から泣きそうになったし2話では涙で画面が見えなくなるほどだった。
仲間たちと出会いアイドルとして活動していく中盤以降も最後までずっとメリハリのある魅力的なストーリーが続いていく。
秀逸な点はたくさんあるが、自分が挙げたいのは「誰も悪役にしない」点だ。
困難にぶつかるシーンはあるが、アイドルたちの心情や行動はとても納得感のある描かれ方をしていてすっと受け入れることができる。「39人全てのアイドルに応援している人がいる」というのを制作陣がよく理解しているのだろう。アイドルはみなその個性がしっかり描かれておりとても魅力的で、そして、その中で毎話とても素晴らしいストーリーを見せてくれるのだ。12話中のほぼ全てが涙なしには見られないほどだった。
メインの3人以外の中でも出番の大小はあるものの、可能な限り全てのアイドルを活躍させようという意志を感じる構成でほぼ全てのアイドルが1曲ずつユニット曲を歌うようになっている。しかもユニット曲は全てアニメのための新曲らしい。
(残念ながら劇中で自分のユニット曲を歌うことのなかったアイドルも数人いたが、仕方のない理由で収録ができなかったのだろうかと思われるほど全員に対する愛を感じられた。そのアイドルの分は後日個人的にソロ曲を聞いてみたところとても素敵な曲だった)
曲の使い方も効果的で、全ての曲が物語を盛り上げる完璧なタイミングで歌われている。
使われた曲を聞き返す度にアニメの情景が思い浮かんで涙が込み上げてくるほどだ。OPのRat A Tat!!!は第1幕が終わってすぐに帰り道で購入したし、第2幕以降もOPだけで泣きそうになっていた。
物語を盛り上げる作画・演出
そして上記のストーリーを支えるのがレベルの高い作画だ。
このアニメは3DCGを使って作られている。3Dアニメというと独特の雰囲気があるので見る前は少し不安もあったが、それは全くの杞憂だった。
実際に始まってみると2Dアニメと変わらないほとんど違和感の無い作画でキャラクターも自然に動いており、すんなりと物語に入り込むことができた。
そして、3Dが真価を発揮するのがライブシーンである。
第1話の765ASのライブシーンからアイドルがとても生き生きと踊っている。今までに見たことがないほどの豪華なダンスと演出で、本当にライブ会場にいるかのような感動をすることができた。
しかもこのハイレベルなライブシーンが12話の中で何度も何度も出てくる。
ステップから指先までアイドルたちの歌と踊りが心に響き、このアニメの核として圧倒的な存在感を見せてくれる。
歌われる曲数も非常に多い。1クール内の曲数はアイマスアニメの中で最多じゃないだろうか。
その全てが、物語を彩る大切な役割を果たしているのだ。
おわりに
以上でミリアニの紹介を終わりにする。
良いところはまだまだ語り切れないほどたくさんあり間違いなく最高のアニメなので、ぜひ実際に放送を観てほしい。
このアニメに出会えたことに最上の感謝を。