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朝のダラダラ日記帳 ~今朝の夢~

2024年11月22日(金)

今朝の夢。
どこか外国の劇場でミュージカルを観ていた。
劇場とはいうもののとても大きな劇場でスタジアムに近いサイズ。舞台面は豆粒サイズ。観客もジッと観ているというよりはしゃべったりお茶飲んだりしながら眺めてる感じ。
あーそーゆーものか。と思っていたら休憩時間になった。
劇場の係りの人がやってきて何か言っている。
周囲の人々がやれやれという感じで係りの人にチケットを渡して移動していく。
何が起こっているのかさっぱり分からない。わからないときはマネしてごまかす。それが日本人である。僕もチケットを渡して移動する人たちについていった。
僕らが座っていた席に新しく入ってきた観客たちが座る。
一方、僕たちが移動した席からはもうほぼ舞台面が見えない。
えー。。何だよこれー。。
と思っていたらたまたま隣の席になったおばあさんが日本人で「(この公演を)何回か観てる人が多いから初めて観る人と変わってあげるのよ」と教えてくれた。
どうやら変わらなくてもよかったらしい。損した。
舞台面が見えない席の人たちはもうお酒を飲んだりしている。
こちらの席は舞台が見えない分、テーブル席になっていて飲食ができるようになっているのだ。
そーゆーものなのかー。と思う。
この国の劇場の楽しみ方ってことなのかもしれん。
次の幕が始まった。
複数の小さなユニットが場内のいろいろな場所でパフォーマンスをして回る。僕らのところにやってきたのは日本人キャストで結成されたダンスのユニットだった。
「○○さーん!」という声が多く飛ぶ。隣の席のおばあさんを含め、どうやら○○さんの知り合いの団体客らしい。
このユニットはどんな人たちなんだろう?と思い、僕がパンフレットで確認しようとすると、おばあさんがすっと手でそれを制して「目の前のことを楽しみましょうよ」と言った。
「(うっせぇよババァ)」と思いつつ、それもそうかとも思い、ダンスを観る。
そんな僕の目の前を塞いで男が隣のおばあさんたちに声をかけてきた。
「××の出演者のみなさんですよね?ちょっとお話し伺ってもいいですか?」
××というのは日本発のミュージカルで世界を回っている有名な公演だ。
記者が話している先をチラリとみれば某有名俳優も座っていた。
記者が不意に僕にも声をかけてきた。
「あなたも俳優さん?」
「違います」とすぐ言えばいいのに「違うわけでもないし」という思いがよぎり「えっと・・・」となっていたら記者に「あ、いーや、コイツは」という感じで無視された。
自分のふがいなさに落ち込むと同時にその態度はないだろうとイラっときた。
記者はぐいぐいと席の中に入ってきてインタビューを始めるも、自分の分の席を確保したいと思ったのか僕に「すいません、席外してもらえますか?」と言ってきた。
キレた。
「後から入ってきてどけとはどういうことですか?演劇の偉い人(※この言い方は僕がよく使う演劇評論家とか記者とか関係者をバカにした言い方です)ってのは常識ないんですか?名刺ください。別にSNSに晒したりしません。飲みながら友人たちにこういう演劇のやつに嫌な思いをさせられたって愚痴りたいだけなんで」
と言った。
記者はものすごく不快そうな顔で名刺を差し出した。そして僕がどいた後の席に座った。
言いたいことは言ったのでムカつきはするものの、「まーそーゆーもんだよねー」と思った。
終演して、帰る人の群れを眺めつつ席に残りぼーっとしていたら、さっきのおばあさんがやってきて「ごめんなさいね、演劇嫌いにならないでね」と謝ってくれた。
あーゆー奴もいればこーゆー方もいて、こんな自分もいる。
そーゆーもんだよねー。

と目覚めた。

1500文字。
今日はここまで。

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