今日からあなたもRTA走者~RTA(リアル登山アタック)の始め方~
はじめに
みなさんはRTAをご存知ですか?
RTAというのは、ゲームスタートからクリアまでの実時間(時計で計測した現実の所要時間)の短さを競うものです。
そんなRTAの中に、RTA(リアル登山アタック)という一風変わったジャンルがあります。
元々登山が好きだった私はそのジャンルにドはまりしました。
今日はそのRTA(リアル登山アタック)の良さの紹介ではなく、その始め方を紹介し、このジャンルへの参加の布教活動をしたいと思っています。
RTA(リアル登山アタック)とは何か
RTA(リアル登山アタック)とは、RTA風味の解説や動画構成を使用した、リアルな登山動画のことです。
RTA要素として、ポケモンGOというゲームというゲームが使われています。多くのRTA(リアル登山アタック)では、登山口をスタートし、山頂にあるポケストップを回すまでの時間を計測する体裁を取っています。
RTA(リアル登山アタック)の魅力
RTAとはいえ、本質は登山ですので、本来のRTAのように命がけで1分1秒を争う競技ではなく、むしろ初心者が登山を楽しむためのコンテンツとなっています。
RTA(リアル登山アタック)は、他の人がまだ挑戦していない山や登山ルートに挑戦し、自分がレギュレーション作成者となることで、必然的にどんなタイムであっても自分がそのレギュレーションにおいて1位になることを楽しむ文化があります。
RTA(リアル登山アタック)の走者は、急ぐことも無理をすることもなく、自分の実力に見合った登山を行い、その山行の様子をただ投稿しています。
そのため、動画では倍速やカット、映像とは関係のない話をすることも当たり前となっています。
RTAの参考教材
入門用として、ネタ要素が少なめで、誰もが知っている高尾山のRTA動画を置いておきます。
私自信も走者として動画を投稿していますが、積極的PRは行いません。検索は自由です。
RTAの始め方
では早速RTA(リアル登山アタック)の始め方を紹介します。
今回はRTA(リアル登山アタック)初心者向けに解説していきます。
始めてから終わるまでは、目的地の設定→レギュレーションの設定→装備品の準備→チャートの予習→山を走る→動画の編集→動画の投稿、のステップで構成されます。
目的地の設定
初心者の目的地は知られ尽くした高尾山にしましょう。アクセス◯、難易度下の下の山です。
しかしながらやはりまだ誰も攻略してない山というのは魅力です。熟練者はそんな山を選びましょう。
レギュレーションの設定
高尾山のレギュレーションは、高尾山登山口で計測開始し、山頂でタイマーストップです。
レギュレーションは、RTAの山小屋等のサイトを参考に、各RTA動画で確認しましょう。
装備品の準備
高尾山の登山で必要な装備は、動きやすい服と靴があれば大丈夫です。
初心者は(物理的な)軽食と飲み水をもっていってもよいでしょう。
1番重要なのは録画する機材です。GoProなどのアクションカメラがおすすめですが、スマホでも固定さえできれば大丈夫大丈夫。
チャートの予習
ルートや時間配分を予習します。
高尾山の動画はたくさん投稿されているので、それを見ておくといいでしょう。
田所先輩も巻島先輩の家でやってましたね。
山を登る
いよいよ本番です。RTAを走ります。
一度登り始めたら、道に迷わないことと、体力の限界を超えないことにだけ気をつけて、後は山の景色を楽しみましょう。
動画を投稿する
動画を投稿するまでがRTA(リアル登山アタック)です。動画の編集が1番時間のかかる所ですが、頑張って作りましょう。
さいごに
めんどくさくなって動画にはしていませんが、私の高尾山稲荷山コースのタイムは32分台でした。
ここまで見てしまったみなさん、少しRTA(リアル登山アタック)ができる気がしてきましたよね?
だから、あなたも走って。私も走ったんだからさ。
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