OFFF2024

5/18(土) と 5/19(日)の 2 日間、大阪の ATC ホールにて、OFFF というファーリーコンベンションが開催されました。参加された方は、お疲れ様でした! 僕は音響の補助および設営スタッフとしてほんのり運営に携わりつつ、隙間時間はだいたいミュージックラウンジ(楽器が置かれていて誰でも演奏できるオープンスペース)に入り浸っていました。また、うちのさくらちゃんが SPECIAL LIVE CONCERT に出演するということで、それを含めてもずっと音に携わってました。

先日、OFFF 2024 を紹介した素晴らしい映像 が公開されました。まだご覧になっていない方は是非見てみてください。X の方でも少し書いたのですが、Polar さんの撮影・編集技術とセンスは本当に素晴らしいなと思います。なんというか直感的に「いいなあ(語彙力)」とか「エモいなあ(語彙力)」とか感じるカットばかりなんですよね。

OFFF 2024 には、中規模のホール C と大規模のホール A の 2 つの会場がありました。ホール C は くろまな くんが PA、その隣で taroten くんが映像オペレータを担当していて、僕はホール C の音響やステージ設営の補助として、たまにステージ周辺をうろちょろしていました。

くろまなくんは、大きなイベントで PA を担当するのは今回が初めて(?)だったようですが、本当に素晴らしい仕事ぶり でした。彼自身がこの界隈で演者としても活動していたこともあってか、演者と円滑にコミュニケーションを取りながら、演者からの要望に柔軟に対応し、テクニカルな部分でも、コツコツ集めていたらしい自前の機材を iPad を駆使してほぼワンオペでセッティングしていて、ただただ感銘を受けていました。

同じくらいの規模の国内外のコンベンションと比較して、OFFF は企画会場の数が少なく代わりにそれぞれの会場が広いというのが特徴の一つとして挙げられると思います。各会場ではいくつかの企画や展示が隔てられることなく配置されていて、それにより『予期しなかった交流が生まれ、そこで何か面白いこと(化学反応)が起きる』ことを期待しているのだと、OFFF の代表から聞いた記憶がおぼろげにあります。

このような設計では、各企画や展示の配置 や 適切な音響・照明などの環境が用意されないと、摩擦や衝突の要素が大きくなったり、単純に居心地が悪くなったりして、あまり良い交流が生まれなくなってしまうと思うのですが、その点で OFFF 2024 は 2023 と比べてかなり改善していたと思いました。具体的には、ミュージックラウンジが会場の中に配置された こと、ふと足を止めるのに通路が十分広かった こと、また(会場の空調が効かなかった前回と比べると)その場に滞留しやすい室温であったこと、などが挙げられます。回を重ねるごとに良くなっているイベントは、次回も参加したいとか、今後も応援したいとか、そういう気持ちになれますね。

…個人的な気持ちとしては、前述のような仕掛けを折角用意してくれているイベントなのだから、次回はミュージックラウンジ以外の、ボードゲームコーナーやディーラーズスペースにも訪れて交流できたらいいなと思ったりしました。

SPECIAL LIVE CONCERT については、また後日。

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