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思い出せないのに忘れられない服

こんばんは。しそゆかりです。

「忘れられない服」について書いてみようと思います。

晴れの日の服、
使用回数が多い服、
一度も着たことがないけど忘れられない服・・・

ときめいてときめいて一目ぼれして買ったワンピースが絶望的に似合わなくてクローゼットの肥やしになって、結局手放してしまったこと。
ずっと兄のお古のズボンを履いて育ち、親元を離れて呪いが解けて、ようやく買ったジーナシスの黒いプリーツスカートのこと。
いくつかエピソードとともに思い出す。

そのなかで、エピソードなしなのに忘れられないのがTechichiで買った赤茶色の革のドクターバッグ。7,245円だったと思う。こんな細かい値段を覚えているなんてへんだけど、これだけ妙に覚えている。
10,000円もしないということは合皮だったんだろうか。そうとは思えないくらい革の質感が良くてとても気に入っていた。

大学生の頃に使っていたと思うから、変な声が出そうになるくらいに昔だ。じゅっ、えっ にじゅ?えっうえええ 

カバンを含む革小物を物色するとき、まず頭をよぎるのがこのカバンのこと。つややかな赤茶色の革。コート加工されていなくて柔らかい。
あのカバンのようなカバンをずっと探しているけど、未だに見つからない。

どこに持って行ったのか、どういうときに使っていたのか、ほとんど思い出せない。でも確かにとてもお気に入りで、いつも持っていた。

とか書いてたら、インターネットの大海原でドクターバッグを検索して探し回りたくなって仕方ない。
ちょっと探しに行ってきます。こういうときにすんなり見つかったりして。願望かな。

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