<外国語>なぜそれが女性器なのか
Potato
です。
イタリア人にもスペイン人にも同じことを教えてもらった。
「女性器のスラングは"potato"なんだよ」と。
もしかするとギリシャとかポルトガルも同じく女性器を芋呼ばわりしているのかもしれない。イタリアはfica(無花果という意味)という言葉も使っている。
何となくフランスは違う気がする。フランスは何か、もっと花とかに例えそう。ダリアとか。知らんけど。
(追記:フランス人に聞いたらムール貝でした!発想が日本に似ている)
日本語だと私が知っているのは鮑くらい。よく岩井志麻子さんがご自身のことを「瀬戸内海の黒鮑」と言っているし、割とメジャーな呼び方だと思う。使う機会はないけど耳にする機会は多々ある。
日本語のはまぁ分からなくもない。湿った魚介類の質感は人体に近いし。イタリアの無花果も、何となく分かる。
でもじゃがいもだけは謎。ざらっとしててごつごつしてて埃っぽい。どこが女性器?無理やり人体のどこかの例えとして使うならおっさんの膝が妥当では?
教えてくれた本人達に「何で?」と聞いても、彼らもよく分からないという。
イタリア人にいたっては「丘っぽいからかなぁ」などと言う。丘があるそこは女性器とは呼ばないような気がする。そしてそれが理由なら男性のそこもじゃがいもでいいじゃん。
ねぇなんで?なんで女性器がじゃがいもなの?
と悩み続けて早数ヶ月。めんどくさいので勝手に結論付けることにした。
結論は
赤ちゃんをcutie pieと呼ぶようにpotatoは可愛い女性器の愛称
どうだろう。
魚介類に喩えるのは女性器をいやらしく表現したい時だと思う。イタリア語のficaも多分そう。
でもpotatoはなんか、響きが軽いし何より本体が乾いていてコロコロしているのでいやらしくない。かわいい。多分、恋人のことをsweet blueberry pieとかpumpkinとか呼ぶのと同じノリだと思う。
初めにそう呼び始めた人はおそらく、女性器に対して明るくて開けたポジティブな印象を持っていたに違いない。
鮑やムール貝は人前で口に出すのは憚られるが、ポテトは許される気がする。タブー感がない。前者は下卑た笑みを浮かべたおっさんがゲヘゲヘと唾を飛ばしながら口にしてそうな言葉だけど、ポテトはガールズトークの中でポップに使われてそう。
……という私の見解は当たってますか?EUの金田一先生、教えてください。