シソンヌ・じろうさんのサイン会
シソンヌの単独ライブに申し込んでも、落選が定番。
「残念ながらチケットをご用意することができませんでした」メールを受信するたびに、画面に向かってため息をつく。
そんな私に嬉しい風が吹いた。
シソンヌ・じろうさんのサイン会(@新宿・紀伊國屋書店)に当選したのだ。
そんなサイン会当日のことを、忘れないために書き留めておこうと思う。
⚫️サイン会当日・2024/2/7
当日は早めに書店に向かい、無事にサイン会整理券をゲット。
集合時間の5分前には所定の位置に並んだ。
スタッフの方が、握手・プレゼントの受け渡しなどは一切禁止であること。
サインを書いてもらう間の、数十秒程度はじろうさんと会話ができると思うので話したいことがあれば考えておいてください、という内容をアナウンスをされていた。
数十秒で完結する、じろうさんとのやり取り…
いったい、何を伝えればいいんだ
頭が真っ白になった。
階段をのぼり、会場に案内される。
会場に入ったと同時に、参加者の緊張感が一段と上がった気がした。中には胸に手を当てて深呼吸している人もいて、なんだか自分も「もらい緊張」をしてしまった。
会場内は、手書き(乱筆)で申し訳ないが以下のような配置。
じろうさんは、ついたてによって姿が見えない状態になっており、自分の番の直前でようやく拝めるようになっていた。
また、紀伊國屋書店側の配慮なんだろうか。
サインをしてもらう直前に、参加者が自分の身だしなみをチェックできるよう全身鏡が置いてあった。
これまで色んな書店のサイン会に参加したが、全身鏡が置いてあったのは初めてのように思う。
そしてサイン会直前には「会場後方でポストカードセットも販売しています」というアナウンスが。
正常に頭が働いていない緊張状態で販売案内なんかあった日にゃ、買っちゃうよね…と心の中でつぶやく。
スタッフの方の一声で、いよいよサイン会がスタート。
じろうさんの穏やかな「ありがとうございます」「そうなんですか」といった言葉たち、そして参加者の熱い想いが漏れ聞こえてくる。
サイン会の数十秒において、いったい何をどのくらいの分量で伝えるのが正解なんだろう。
「サイン会トークコーディネーター」みたいな人がいたら、ぜひ相談してみたい。そんな架空の職業に思いを馳せながら、列は進む。
あ、いつものボーダー服のじろうさんが見えた。
スタッフの方に「どうぞ」と促される。
目の前にいる、じろうさん。
ついたて効果もあるのか、なんだか神々しかった。
と、シソンヌのラジオに関することだけでも、とめどなく伝えたいことが頭を駆け巡る。
これを全部早口で言ったら痛すぎるファンだよなぁ…と思い、冒頭の一文だけお伝えしてみた。(本当に「壊れるほど愛しても三分の一も伝わらない〜♪」って感じですよね)
ほんの数十秒の出来ごとだったけど、ふぉわ〜とした気持ちになり、ポストカードもしっかり買って帰宅した。
帰宅しながらX(旧Twitter)を見ると、下記ポストの中の画像に自分がいて、さらにふぃあああああ〜と変な声が出た。
じろうさんの顔をマジマジ見れなかったので「こんな優しい表情をされていたのね…」と知れて、とてもありがたかった。
「乳腺外科に行ったら、じろうさんが演じてらっしゃるキャラのような喋り方の先生で、思わず笑っちゃったんですよね」とか口走らなくて本当によかったーーーーーー
⚫️じろうさんの本を読んで
もし、この本を書店で見かけたらパラパラとでいいので、まず中身を見てほしい。
チョコプラ松尾さんとの2ショットが数多く掲載されており、その写真を見るだけでも元気をもらえる。
じろうさんのお母さんとのエピソードは、自分自身が男子の母親業をやっていることもあり「どう接したら、じろうさんみたいな子に育つんだろう」という視点でも興味深く読ませてもらった。
またラジオで、じろうさんの青森愛を知ったつもりでいたが、本書を読むとその愛情はどこまでも深いことに気付かされる。
そして本書を読み終えた今、じろうさんのルーツに迫るべく青森(特に土手町)へ行きたい気持ちが高まって仕方がない。
じろうさん、おすすめの「戸田のうちわ餅」「ラーメン中三の中みそ」「喫茶店・ブルーエイト」…
春になったら、美味しいものを食べに土手町ぶらぶらおばさんに、なってこようかな🌸
最後に…。
ステキなサイン会に参加できたこと、じろうさんを始め、スタッフの方や出版社の方、紀伊國屋書店の方々に深く感謝申し上げます。
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🔽過去にシソンヌさんについて書いた記事も、もし宜しければ。