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素敵なきのこ時間

一昨日の晩、近くに住む義母が両手にたくさんのきのこが入った袋をぶら下げて訪ねてきた。
私がきのこが好きだろうということで、森で採ってきてくれたのだ。なんと嬉しい!
今年はきのこの当たり年だそうで、きのこ狩りがちょっとしたブームになりつつあるようだ。

義母が持ってきてくれたのはスウェーデンで定番かつ人気のkantarellというもので、日本名ではアンズダケというそうな。香りがよく、食感は舞茸のようでとても美味しい。スーパーで買うと高いので、見つけてもなかなか買うのに勇気がいる。

それが今、目の前いっぱいに広がっている。なんとありがたいことか。
すぐにでも食べたかったが、まずはきのこに付いた泥や小さな虫を取り除かなければならない。
そして昨日、娘が幼稚園に行っている間に済ませようとチラシの上にきのこを広げる。これは大仕事になるぞ、、、なぜなら一つ一つ刷毛で泥を払うので。

日本でもきのこは水洗いしちゃダメ、とよく言うが、スウェーデンでもそのようにいう人が多いようだ。しかし問題ないという人もいて、レシピサイトに載っていた通りに水洗いしてみたこともあるが、やっぱり洗わない方がいいような気がした。水っぽくなり美味しさが半減する。

そんなわけで大量のきのこの大掃除が始まった。
退屈かと思いきや、ただ無心にきのこの泥を落とす作業は心と脳に平穏をもたらした。これはマインドフルネスなのかな?こういうバイトあったら間違いなく応募するのに。

汚れがなくなり美しくなりました。

きれいになっていくきのこたちを眺めてうっとりしながらも、一向に終わる気配がない。娘のお迎えの時間が迫るうちに集中力も切れてきて、とうとう終わらせるのを諦めた。無念。結局3時間ほどでようやく終了。こんなことではバイトはクビになってしまう。

どうやって食べようか迷った末、定番のバターソテーしたものをパンに乗せる、というのをやってみた。
コツはきのこから出た水分(結構大量)を蒸発させ切ってから味付けをすること。なので火入れの時間は少し長いが、それでも食感は残って香りもふんわりとして美味しい。

トーストしたパンに合う〜!

結局今日の朝も同じようにして食べ、残りは乾燥させて保存することにした。ポタージュスープも美味しそうなので、冬になったらチャレンジしたい。

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