アート刺繍美術館2
本日も私の作品の一部をご紹介します♪
『有名絵画シリーズ』の中から「バラを持つマリーアントワネット」です。
実はコレ、実際の肖像画も2パターンありまして、正装していないラフな姿のマリーアントワネットが同じ構図で描かれています。
全く同じ構図の肖像画を2枚描いた訳は・・・?
肖像画家はエリザベート・ヴジェ・ルブラン婦人。
画家の娘としてパリで生まれ、マリーアントワネットだけでなく、ヨーロッパ中の多くの貴族の肖像画を残しています。
マリーアントワネットからも大変気に入られ、王妃の他の多くの肖像画も手がけました。
当時のヴェルサイユでは貴族たちのファッションリーダーだったマリーアントワネット。
しかし、ある1枚の肖像画が貴族の大ヒンシュクを買ってしまいます。
それが、写真左の白いドレスを着た肖像画。
この肖像画があまりにもラフで部屋着のようだ。王妃としての品格が無く下品だ。と、避難を浴びてしまい、ルブラン婦人は大急ぎで正装したドレス姿の王妃の肖像画(写真右)を作成した。
というエピソードがあります。
にしても、赤字婦人とあだ名までつけられていたマリーアントワネットが豪華に飾り立てていない姿を披露したら・・・それはそれで批判が来るなんて・・・なんだか不思議ですね。
実物の肖像画はヴェルサイユ宮殿に飾られています。
でも、ヴェルサイユ宮殿まで簡単に行かれへんやん~
とお思いのあなた!w
ぜひ、クリーマに他のマリーアントワネット作品も置いておりますので、覗いていってください♫
■Creema
http://www.creema.jp/c/shishu-chicchic/item/onsale
ご覧いただき、ありがとうございます☆
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?