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2012年8月まで。初大阪。

投稿日:2012-06-03

思えばいろいろあったわね。いろんな派遣会社に登録しまして。いろんな会社で働きまして。そしてひとつの結論。
相性のいい派遣会社が、必ずしもいい会社とは限らない。派遣会社の営業って、ハケンなのかな。どうなんだろ。違う気がするけど。どっちにしても、性に合うからっていい派遣会社とは限らない。付き合いが長いからって、いいことばっかりではない。
E社は、また駄目だったしさ。二回面接行ったのに。まあ、他の派遣会社でも駄目だから、たぶんもう縁がないんだろうな。ってことで。
ここはもう割り切って、自分のしたい仕事がある派遣会社、に絞りました。ちょっと遠いけど時給高くて、IT系のスキルが生かせるところ。T社。エントリーして、面談。対応早かった。職場環境も思ったよりよかった、その他の理由で仕事そのものは断ったけれど、同行の営業の説明が分かりやすくて素晴らしかった。
場所は好きなところで、バイオの研修がばりばり生かせるところ。時給がめちゃいい。そしたら、いい仕事と悪い仕事の格差がものすごいあって、できる営業とできない営業の格差もものすごい、最近ちっともエントリーしてなかったD社に集中しました。
でもね。
ちょっと遠い大都市。なんせ仕事が多い。よりどりみどりなのよ。時給いいし。しかも、最近駅が綺麗になって、便利になった。電車の本数も増えたし、始業時間をずらしているみたいで、ラッシュ時の混雑が昔ほどひどくない。ましになっているのよ。かなり。
でね。
毎回派遣先が断ってきた理由を妙に丁寧にメールしてくる派遣会社。案件が少ないからかね。なんか、そんな暇あったら新しい仕事開拓した方がいいと思うのだけれど。
・・って書いてたら、この会社からの仕事に決まってしまいましたー。

これが最初の大阪。この派遣会社との付き合いはこれで最後。

投稿日:2012-06-09

それはとある鉄鋼関連の支社でのお話。省令3号のイとかで、長期勤続によるキャリア形成のため35才以下の人のみの募集、してもいいことになっている。最近はちょっと減ったけど、五年ほど前はそういう仕事が多くて、shishowはもちろんそんな若くないので、応募できる仕事が減ってしまっていて。特に設計とかの仕事にそういう35才以下の仕事が多かったなあ。
その頃、派遣会社の人から「ここだけの話なんですが」って聞いたんだけれど。実際には35才以下っていうだけでなく、男子限定なんだそうな。それは派遣切りであぶれた男子が増えたから、ではなく、ハケン男子はすぐ辞めてしまうからなんだそうな。
その支社ではプラントの設計で派遣を募集していたんだけど、残るのは女子ばっかり、男子は入れても入れてもすぐに辞めてしまうんだそうな。別に男子にだけきつく当たったりしているわけではないけど、あまりにも女子ばっかりなので、この支社はわざと男子をとってないのか、って本社からとか県からとか、いろいろ言われるのだそうな。
だから、35才以下、ってあったらそこには隠れて「男子」って書いてあると思った方がいいのだそうな。
以下略。

投稿日:2012-06-10

紙の書類について話をしよう。ドキュメントといえばWordになってます、みたいな時期が長くて。紙の書類ってどうやって整理してたっけかと思っていると、やってきたのが製薬会社の一般事務。実を言うと一般事務と庶務事務と総務事務と営業事務の違いが分かってないんだけど、あれは一般だったような。
倉庫に、いろんな薬のパンフレットが入ってる。使い方から販促グッズからポスターまでいろいろ。最初はどれがどれだか区別がつかなかったけど、よく聞く薬の名前は覚えて、それから書類の整理をしてみて分かったこと。
書類は同じやつから分類していく。まずは共通点の多いものから分類すると早い。薬の場合は添付書類ね。A4サイズで、薄い綺麗な紙。辞書の紙みたいなの。薬の名前や番号、認可がおりた日、副作用なんかについて詳細に書いてある。それはまさに薬の辞書なわけで、最新のものだけにしておく必要がある。
書いてある内容は専門的。だけど形式がきちんと決まっているから、薬の名前が書いてあるところが決まっている。だから、名前ごとに分類するのがとっても簡単。添付書類は紙が軽くて綺麗なので、扱っていても楽しい。
アルファベット順でもあいうえお順でもどっちでもいいけど、並べていくうちに薬の名前を覚えていく。まむし粉なんてのもあったりね。子供の頃百科事典が好きだったので、いろんな名前を覚えるのは好きなの、もともと。その会社は短期契約で、実は薬にはあんまり縁がないし興味もなかったんだけど、名前を覚えるとどんな薬があってどんな病気があるのか知りたくなる。今どんな薬が求められているのか分かってくる。薬の名前だけで、どこにパンフレットを置いたか思い出せるようになってくる。
売れ筋の薬はパンフレットも多い。販促の商品もたくさん用意しておかないと。ポップがあるならそれを上手に利用して、まずは場所をキープ。種類別に分けるといいかも。呼吸器系と消化器系、皮膚系と外傷系とか。薬によっては、使い方のキットだけで何種類もあったりする。なくなったらすぐ補充できるように、分かりやすいところに置いておく。棚が金属製なら、マグネットのテプラが便利。
試薬の棚卸をするときも、マグネットテプラ。薬の扱い方によって色を変えるもよし。劇薬は赤、毒薬は黄色、とかね。わりと楽しい。
パンフレットは案外重いけど、自分のペースで整理できるようになると楽しい。
そう。どんな仕事でも、楽しんでしまえばこっちの勝ちだ。

製薬はいいね。

投稿日:2012-06-13

2010がああ。Accessの2010は2007に似ている。Accessは2003が一番使いやすいと思う。でもまあ、2010もまあまあ使えるのよ。
でも、Excelが2010があんなに違うなんて。アドインをどうすればいいの? わざわざダウンロードなの? 面倒なのー。グラフが作りにくいよう・・前のよりそりゃ綺麗だけど、対数はどうやったら入るのー。係数を二乗して対数とるんだっけ・・ええと・・違うわ桁がでっかいときに使うんだった。どうやって作ったっけ。うう。そういえば対数のグラフはMacのExcelで作ったんだった。
そういえば。ハローワークの職業訓練で、グラフを書いた。何年ぶりかの手書き。そして思い出すこと。小学校の3年くらいか。
私は1を3で割った。あるいは4で割った。だから4.33とか7.66とか12.25ならいいけど、2.5とか8.2とかになると分からなくなる。分からなくなるのに、なんでそんな目盛りの取り方するの。だって5、嫌いだから。割り切れる数は好きじゃないから。洒落でなく四十年ぶりに手書きのグラフを書いて、やっぱり5って好きじゃないなあと、つくづく。
なんの話だったっけ。
そう、アドインのことよ。それができないなら、移動平均とか自分で入れなきゃいけないのかな。ううう・・・めんどいなあ・・家に回帰分析の本があったので読んでみたけど、それは今回のデータには使えないしな。
ううう。また本屋で探してみよう。

明日から仕事開始。回帰分析使うかも。

投稿日:2012-06-17

理系の仕事といえば分析らしい。分析というのは食品の検査とか細胞の培養とか。タンパク質の分子構造の解析とか抗体抽出とか。
なので、プログラムとかエンジニアとかっていうのは理系の仕事にはならないらしい。
で、そういう「理系」の仕事はダンピングが激しいらしい。ぶっちゃけ女子が多いってことよ。だけど仕事が楽しいから安くってもいいんだって。そういうのが美しいんだって。
ははあ。
で、shishowは大学が文系で、でもちょっとばかりPCできるのでエンジニア系の仕事をしてきて、思ってること。
機械系、特にシステム系の世界では文系の人の方が使える。普通の文系の出身です、っていう人が一番使える。融通が利く。話しが上手で説明がうまい。守備範囲が広い。代案を持ってる。勉強が好き。
まあ、shishowは周りに理系出身が一人もいないからかもしれないけどな。工学部の出身はいないもんな。ほとんど文学部だわ。で、法学とか経営とか経済とかの出身者はすごいよ。文章読む力が強いもん。文学部より。だからどんなところでも仕事するし、できる。飲み込みが早いから。
たぶん、自分は文系だからそんなにPCとかできるわけない、って思ってるんだろうな。だから謙虚に勉強する。苦手な人の気持ちも分かるし、説明が優しい。僕も最初はよく分からなくてね、って言える。
格好いいぞ。以下略。

理系って括るより、理工系理数系医薬系で括る方がいいかもな。

投稿日:2012-06-18

靴を買った。安かったので調子に乗って二足も買ってしまった。
そして今日は歩き過ぎて足に水膨れ。でもまあ、ちょっと道が分かってきたよ。
隣の大都市はそりゃあでかいので、電車もいっぱい来る。だけどそれが全部私の家の最寄りの駅に止まるわけじゃない。各駅だったり快速だったり新快速だったり。くるくる回ったり地下に潜ったり山の中に消えていったり。
乗り物、嫌いだった。特に国鉄。みんな知ってるか、昔はJRのこと国鉄って言ったんだぞ。まあ、私もさすがにプロ野球のチームがあったのは知らんけど。
田舎育ちなので最寄りの駅は国鉄の駅。どんなに頑張って歩いても二十分近くかかった。この間妹に連れられてバイパスの上の歩道橋渡って行ったけど、確かにちょっと近いけど、あんなとこ絶対通勤したくない。
歩道橋も大嫌いなはずだったのにな。隣の大都市は地面を歩くようにできてなくて、人は歩道橋でも歩いてろ、もしくは地下に戻ってろ、っていう作り。
小学校の時、バイパス渡って踏み切り渡って国道に架かっている歩道橋渡って、やっと運動場の端に出て、校庭突っ切って校舎まで歩いて上履きに履き替えて。大人になったら絶対こんなとこから出ていくんだ、って思ってたのにな。
なんか、昼休みにうろうろしたりしているよ。いきなり畑があって、葱坊主が満開で、新しい大豆の苗が植わっていた。小学校に通う子供達を見守るお年寄りが、子供達よりも明るい声で挨拶をしている。
ここは、自分で選んだ場所だ。親が選んだ場所じゃない。
田舎が嫌いで、でも大都会も嫌いで、かといって中都市のケチくさい一般事務もする気にならなくて、隣の大都市の中心からちょっと外れたところにある、実はけっこう大きな会社で、そこそこ楽しくやっている。
そう。だから、そんなに嫌じゃない。そして、ずっとここにいるわけじゃないから、ここにいることを楽しめる。
私は同じところにいたくない。同じ姿でいたくない。同じ自分でいたくない。
だから、大嫌いな電車にちゃんと乗って通える人間になりたい。それくらいはできるようになりたい。
・・ずーーっと、は、嫌だけどな。やっぱり。

投稿日:2012-06-26

ちょっと慣れた。靴の後ろを踏まれて脱げちゃったり、自転車の高校生に軽く当たられたり、空気読めないリーマンに改札ふさがれたりしたけど、だいぶ慣れてきたのよ。
要するに、駅の中の混雑と、高速の騒音が辛かったのね。友達につきあってもらって歩きました。活気のある商店街。てか、ほんとにタコ焼き好きだねえ。主食なんだねえ。
私もう長いこと明石焼き食べてないや。いか焼きなんて一回しか食べたことない。チヂミは好きだけどもさ。
思えばこういうところは初めてで。田舎の住宅街に育ったので、活気のある商店街ってほとんど知らない。父親の実家の近くは活気あったなあ。交通も便利だし、大きな神社があって静かで綺麗なところもある。
やっぱり神様を大事にしてると、そこは栄えるのかなあ。そういえば西宮もいい神社だったなあ。宝塚も。境内にすみれがいっぱい咲いてた。桜もわんさか咲いた。
スーパーは便利だけど、小さな電気屋さんや自転車屋さんがあると、そこはちゃんと生きてる街だな、って思うな。八百屋さんや漬け物屋さんからいろんな季節の香りがして、あっちこっちで挨拶が交わされてて。
朝食と夕食付きのワンルーム、なんてのもあるよ。自分の家に辿り着くまで他人の家だけが並んでる、なんていうのが。ほんとはおかしいんだ。
けどね。
すっかりKobeが板についてしまっていてね。
うんとね。昼休みにカフェのコーヒー、飲みたいの。百円の自動販売機でなくて。
お金はたまるけどね・・
雑貨屋で可愛いコースターとか衝動買いしたいの。タコ焼き、嫌いじゃないけど、やっぱり昼休みはカフェなの。

明日から行く職場、隣にカルディが。危険。

投稿日:2012-07-08

去年も七夕に今週のお題書いてた。子供の頃に近所の笹を切ってきて飾り付けしたことを書いてた。今年も近所のモノレールは子供の願い事で飾られてた。でも、混んでいたのでよく読まなかったなあ。
自分の願い事を書くより、人の願い事を読んで「この子はお父さんが大好きなんだね」とか「勉強頑張ってるんだね」とか思ってほっこりするほうが、案外と自分の願い事も叶ったりするのだ、っていう話を聞いたことがある。
それは一種の他力本願。仏様の力を借りて願い事を成就させる、って意味で。
本当の願いは意外と茫漠としたもので、そんなら人の願い事が叶うように願う方が、世の中平和なのかも。
それは願いというよりも。それはむしろ祈りに近くて。
お父さんといっぱい遊べますように、勉強頑張って百点取れますように。努力するから、いい子でいるから、だから願いを叶えて下さい。
そこそこ歳取って、願いを叶える方法が少しだけ身についた私は、子供達の願いが叶うようにと祈ります。
だから。明日はあのコピペの仕事がなくなってますように。嫌いなのコピペ・・・あ、それから、ひと桁の受注書の転記も。嫌いなの転記・・
もうちょっとマクロとかできますように。

投稿日:2012-07-17

「夏に聞きたい、怖い話」
あれは小学校五年の時。
接客が嫌いなばすの私が購買部してた。しかも朝早起きして。それは文房具が好きだったから。ノートや消しゴムの匂いが好きなんだよな。でかい学校なので、年下の子もいっぱいいて、小さい手に懸命に百円握ってノート買いに来たりするのがかわいかったんだ。六年がリーダーで、そばかすが恰好いい先輩のことも好きで、だから早起き苦手なのにちゃんと起きて通っていた。
購買部の最初の仕事はノートや消しゴムを店前に並べること。真新しい文房具を丁寧に並べていく。ノートの表紙をちょっとずつずらしたりなんかして。鉛筆はテープを捲いた空き缶に入れる。ことんことん。木のいい匂い。
ほんと、なんであんなことしてたんだろうなあ。販売苦手なのに。つくづく。
で、ちょっと朝靄の残っていた夏休み前のある日。
部屋の隅に、誰かがうずくまっていた。生気が全くない。自分の他には先輩しかないはず。
先輩、どうしたの。気分でも悪いの。名前を呼んだ。
そしたら、
消えた。
うひゃああ、生き霊だあ。
その日文房具を買いに来た友達に喋りまくった。
先輩は「なんであたしが生き霊なのよ」と、ちょっと怒った。
そういうものを、子供の頃はよく見ていた。私がまだ半人前の、ひとつ間違えばそっちの世界に行きかねない、虚弱体質のくせに無鉄砲だったからだろう。
中学生になって、ちょっと丈夫になって、でも、高校生になっても時々貧血の前兆で訳の分からないものを見た。
すっかり中年、すっかり太って頑強になった今。
怖いもの。
コピぺ。ピボットして差し込みすればすむものを、一枚一枚、コピぺ。
十枚なんかでは終わらない。コピぺのために、残業。
きゃあああー。

曖昧なものを見ても、人の名前で呼んだり、噂にしたりするのは良くないな、と、改めて学ぶのは高校生になってから。遅い。。

投稿日:2012-07-21

「夏休みの自由研究」
理科は好きで。けど宿題が嫌いだったので、適当にしてたな。自分の家の模型とか、星の運行写真とか、絵日記風の感想文とか、いろいろあったけど、評価は高くなかった気がする。
もともと学校っていうのは自由を好まないところで、だから評価は気にしてなかった。
まあ、そういう「自由じゃないところでの自由の研究」なんてのができれば格好良かったんだろうけどね。
今なら。今、一ヶ月くらいかけて自由研究しなさい、って言われたら。
今年は三ヶ月ほど職業訓練で培地作ったりしてたから、そういうのがいいかな。ちょっと気温が高過ぎるけど、水の中のいろんな菌とか観察してみたい。顕微鏡ないけど。虫もいいなあ。虫の卵をいろいろ集めたい。最近は街路樹に外来の虫がいっぱいついているらしい。
実は蚊とか蝿とかも好きなので、ボウフラがどういう環境で大量に発生するのかとか、蛆はほんとうに腐った皮膚を食べるのかとか。
でもなあ。近所迷惑だわなあ。培地はけっこう臭いするし、虫が脱走したら大変。
だから植物かな。光にどう反応するかとか、種にどういう細工をしたら発芽が早くなるかとか。
でもなあ。そうなると、一ヶ月じゃ足りないし。って言ってるうちに夏が終わるのね。

投稿日:2012-08-16

はい、今年の夏は終わりです。
バイバイOsaka。やっぱり縁がなかったね。周りが住宅街で、わさわさしてなくていいかと思ったけど、二ヵ月しかもたなかったね。各駅停車の小さな駅もお気に入りだったし、タコ焼き屋が並ぶ商店街もそんなに嫌いじゃなかったけど。
今回の退職の一番の理由は派遣会社との相性の悪さだった。こっちが電話してもなしのつぶて、いずれ御挨拶に伺います、って言いながら来ないし。そこの会社の方針なんだろうけども。
ていうか、最初にその派遣会社は良くないって、ランチの時に教えてもらったんだけど。前任で、仕事は気に入ってたのに派遣会社の対応が悪過ぎて辞めた人がいたんだって。だから、何か問題あったら相談してね、って言われてた。
うん、それだけはよかった。聞いておいてよかった。一人で悩む時間が短くてすんだもの。
男子派遣が評判よくないのは噂に聞く。
どうのこうのいっても男の方が就職に有利で、だけど派遣なのはそれなりに理由があってのことなんだろうな、って。
でもさ。男子派遣、すべてがひどいわけじゃない。
自治体で仕事した時。私の前にいた男子派遣について、担当の職員は、そいつは頭が悪くて仕事できない、パン工場で働いてたくせにとかって悪態ついてたけど、ほんとはその職員が頭溶けてたからだった。彼がマニュアルに書いてたメモは納得ものだったし、ほんとにパン工場でしか働いたことがないんだったら独学なわけで、頭キャラメル担当職員なんかよりずっとすごい。
外資系の派遣チームにいた時のマネージャーは確かに態度はよくなかったけど、「いろいろ教えてくれてありがとう」とか言われたもん。私はたいしたことは教えてないけど、知ってるのに知らないふりするのは嫌だったから。
女子派遣だってものすごいのいるもん。いじめるのは大抵女子派遣。もろにくらったもの。
まあ、今回の男子派遣は自分のやり方押し付けてきてさ。それが納得できるようなのならいいけどさ。もう、やりにくくてやりにくくてさ。あれじゃ誰も一緒に仕事してくれないよ。
まあ、一所懸命なんだろうけどさ。一人でしてください。しんどいや。私も大概人と合わせるの苦手だけど、今回は合わせるとかいうレベルまでいかなかった。
だから男子派遣全部が悪いとは言わないけど、なるべくならいないところがいいな。
派遣先。昔みたいにお茶汲みだの灰皿洗いだのはないけど、やっばり男尊女卑だったな。派遣は会議には呼ばれないのよ。どうやって仕事の流れ把握するのかね。
まあなあ、歓送迎会の乾杯の音頭が大事な会社だもんな。残業が多いって問題になって、どうやったら残業減らせるか考えるのに残業してる会社だもんなあ。余裕だなあ。
絶対、じゃないけど、外資には男子派遣が少ない。意地悪女子派遣には外資では今の所当たっていない。
地方自治体は危険。電気機械系相性悪い。男が多いところはどうしたって古い。
ならば外資の製薬とかになってきてしまうのよね、結局。
みんなタイミングだって言う。そうね。焦らないこと。変だなあと思ったらすぐ質問すること。
今回は、もともと相性のよくないOsakaなのに、仕事の内容が良さそうだったからって目をつぶっしまった。
よくないわ。私らしくないわ。
妥協はしない。今年も半分過ぎたけど、これで行きます。

しかし外資意地悪女子派遣にはこの後遭遇します。ありがとうと言ってくれたマネージャーはそこで正社員になったそうです。もっとすごい派遣の営業は、仕事の遅れを私のせいにして、時給高いんだからもっと働けと言いました。いやあ、ほんと、色々ですわ。

投稿日:2012-08-21

「夏の味」
それはほとんど血の味で。
子供の頃に近所の花火大会に行ったことがなかったのは、毎年家族で海に行く週とぶつかっていたからだった。
8月の第一週の金曜から日曜まで。姫路から播但線に乗って日本海に向かう。姫路は大きくて古くて綺麗な駅で、駅そばが美味しい。食べ物はたぶん大阪より美味しい。姫路から北に向かう列車は渓谷を抜けて円山川に沿う。兵庫県で一番大きな川は実は加古川なんだけど、みんな円山川だと思っている。河原に青々と茂る葦が列車のガラスにぶつかりそうなほど豊かで、水はいつも景気よくたっぷりと北に向かって流れている。
泳げる浜はいつくかあって、けれど我が家は白い広大な砂の浜よりも少し歩いた入り江の浜辺がお気に入りだった。
ビーチサンダルが痛いけれど、岩場に沿った道は車がほとんど走っていない。漁師さんは船持ってるもんね。道から見下ろす海はきらきらに透明で、神戸の海もこれくらい綺麗だったらなあと毎年思った。
北の海は少し冷たくて、塩辛い気がする。同じ関西の海でも、和歌山の海は白い浜の砂が強烈に眩しくて、風も軽やかで明るい。泳いだことはないけれど三重県の海も、暖かくのんびりと秋でも温い。
日本海はちょっと重みがあって、お刺身も海からそのままの生き物の命の味がして、飛び切りおいしいけれど、少し怖かった。
海の味。
海の近くに住んでいると、潮の混じった風に全身を包まれることがある。
ねっとりと肌にまといつく香りは、都会の夏の香り。少し埃の混じった海の味。
日本の海は、世界で十一番目に素晴らしいのだという。そりゃそうだわな、周り全部海だし。資源も豊富で、意外にも汚れは酷くないのだという。
でも、都会に近い海はまだまだ汚れている。工場の排水はかなりましになったらしいけど、不法投棄が多い。
もうちょっとがんばって、もっと綺麗な海にしようよ。大阪湾で・・は泳ぎたくないけど、せっかく豊かな海に囲まれているんだから、もうちょっと大事にしようよ。

道頓堀で泳げるようになればいいな。

投稿日:2012-08-22

良くない予感ほど当たる。
なーんか嫌な感じ。shishowは勘が全く強くないので、あんまり予感とかしないほうなんだけど、この前辞めた仕事、そういえば嫌な感じいろいろあったなあ。
派遣会社は、私のスキルについて事細かく駄目出しする所だった。いかに私のスキルが足らないか。しかもメールで送ってくるんだよね。その癖に、いざ仕事に就くと、こっちが連絡してもほったらかし、梨のつぶてだった。逆でしょう、って。
Osakaは、やっぱりなんのかんのいっても大阪だったなあ。たぶん昔よりずっとましなんだろうけどね。駅も綺麗になったし、電車も乗り換えしやすくなった。でも、騒がしいし、忙しい。電車待ってるだけでしんどい。
予感て、悪い時には当たるのよねえ。
まあ、今回は私も読みが甘かった。仕事の内容はちゃんと確かめたけど、面接の時にもしつこいくらい質問したけど、でも、自分が内資の古い会社に向いてないこと知ってる癖に「なんとかなるだろ」くらいの気持ちでいた。
もともと派遣というシステムが内資に向いてないんだからさ。
たぶんね、私だけだろうけど、秘訣があってさ。
強気でいること。
学歴低いとか性別がどうとか年齢がとか、考えなくていいから。
だって歳は誰だって取っていくし、どんなに学歴高くたって勉強してなきゃついていけないし、性別なんて能力に関係ないし、関係あると思ってる会社ならそんな会社では働かなくていいし。
自分の能力を冷静に分析して、ちゃんと伝えること。強気目に。
shishowはものすごく気が強いはずだけど、でもやっぱり自分の経歴についてはなかなか強気になれないのね。謙虚になっちゃう。知らないことを知っているとは言えないから、「それはしたことがないです」とか言っちゃう。
じゃなくて、「その言語については経験がありませんが、それに類似したこの言語での経験はあります」とか、「TOEICの点数はあまり高くありませんが、電話での受け答えの実績はありますし、英語の簡単な翻訳や英語のマニュアルの改訂の経験はあります」とか言うの。
特に外資ではそういう態度が好まれる、と思う。ぜひ経験したい、ぜひ自分の力を生かしてみたい。どんなことができるか試してみたい。この分野に興味がある。などなど。
いやもちろん、本気でそう思ってないと駄目よ。すぐばれちゃうよ。
shishowは同じところで何回も働くというのを3回しているので、転職回数の割には働いた会社の数は少ない。前回でまだ9社め。
とは言え、職種も違うし、仕事の内容も違う。覚えられないし。
なので、面接の時には派遣任せにしないで自分でも履歴のメモ作って持っていこうね。
で、自分のアピールポイントをできるだけ効果的に示せるように話持っていこうね。
例えば。転職回数が多いって言われたら。
短期の仕事が多い時期だった、って言おう。実際そうなんだけど、実は自分から辞めてるのも多いのね。そういうのは言わなくていい。短期が多い時期でしたが、おかげさまで同じ会社からお仕事いただけることも多くあったので、転職回数が多くなったのです、って言えばいい。アピールじゃん。
英語で面接されることもある。焦るよな。実は、英語面接があって受かったことないのよ。ははは。でも、落ち着いて簡潔に答えればいい。母国語じゃないんだから、上手じゃなくて当たり前。丁寧な受け答えする、っていう印象を与える。そしてあらかじめ面接の練習。
ああこの会社駄目、って思ったら。
面接官の服装がだらしないとか言葉遣いが悪いとか、業務内容が違うとか。なにより会社が汚いとか。
それでも、最後まで面接はしましょうね。そして、こっちから断りましょうね。

この仕事が面白かったです、このようなツールが作れたことはとても業務に役立てられたと自負しております、なんてのがウケるな。面接官の目をしっかり見て、ちゃんと説明するといい。

投稿日:2012-08-29

「人に薦めたい映画」
映画好きではないのよ。
映画をちゃんと見る人って偉いなあ、と思う。
なんのかんの言っても映画が決して滅びない娯楽文化であることは確か。同じテーマでも国によって表現方法も役者の使い方も台詞回しももちろん違うわけで、それがいろんな国を知る手がかりになることも確か。検閲されてたらされてたで、こういう検閲の仕方するのね、なんて事も知ることができるというのも、確か。
でも。嫌いなの映画。好きな映画、ない、かも。
わりと好きな「アマデウス」も、二回は見なかったもんなあ。なんでだろうか。
ドラマは好きで、求職中で休職中だからドラマ三昧よ。アメリカのドラマばっかり見てるわ。しかも犯罪ものね。シリーズね。医療ものもいいな。
コンサートも行くよ。だって好きなバンド(アーチストっていう言い方は好かん)しか出ないもん。曲も知ってるし、ちょっとアレンジ変えてくれたりすると嬉しい。
それは、すでに気に入ってて、好きで、説明してもらわなくていいから。
映画は、説明だけで最初の30分かかるでしょ。それにすべての俳優が好きなわけじゃないし。ひとつの話、ひとつの登場人物。物足りない。さんざん説明されて、あああんまり好きじゃないなあ、って思っても遅いしな。
なのにちゃんと映画館に行って映画見る人。偉い。
そんな映画嫌いの私が、たぶん二回は見ないけど、映画らしいな、と思ったのは。
デヴィット・リンチの「イレイサーヘッド」。鉛筆についてる消しゴムの事みたいね。舞台はフィラデェルフィアなんだって。私の頭の中ではピンクフロイドのアニマルズの風船豚がふわふわ回ってた。
工業化した社会で日常的に堆積していく狂気。鉄まじりの風に黄色い雨、軋む線路に汚物がからんで、栄養不足で抜けてしまった子供の髪の毛の中には水銀。みたいな映画。
そういやあツインピークスもこんな感じだった。
レンタルビデオ屋がほんとにビデオしか貸してなかった時代、韓国ブームのずーーっと前、韓国のB級映画ばっか見てた。いやもう、本当にB級でさあ。たいていポルノなんだけど、肝心のシーンがつまんないの。日活は凄かったなあ。女の人が綺麗だったもんなあ。
でも、B級なりの力強さってのはあって、じっくり見てしまったのは、ホントゥゲ。
大きくて長くて太いお餅、の意味です。
時代劇だった。勇ましい男性が刀やら何やら振り回して、悪い貴族を叩きのめす、っていうのだった。貴族の男はどこでもそうなのかどうなのか、女の人を粗末にするのよ。綺麗な若い女の人を攫ってきて、子供ができないからっていじめたりするのよ。
そういう男としてサイテーな貴族を、勇ましい男性が刀を振り回してやっつける。でも女の人にはとっても優しいし、好かれるの。いろいろ立派だから。
そういう男、いたらいいなあ。
いないけどな。

クィーンのボヘミアン・ラプソディは、吹き替えで1回、字幕で2回見ました。私も過剰歯があります。

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