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2012年9月。今日は初仕事だったので短めに。

投稿日:2012-09-03

「2012年、夏の思い出」想い出にしてしまえ。
畦道的な夏ならば。
2012年夏を6月から8月までとすると。仕事してました。Osakaで。生まれて初めて大阪で働いて、うまいこといかなくて辞めました。
でもさ。うまいこといかなかったことばかり書いていてもいかんな、と思ったわけ。
悪いこと、うまくいかなかったこと、つまんなかったことは、フライパンの焦げに似ている。
横着して放っておくと、次もまた焦げる。チャーハンべたべた焼そばぷちぷち餃子もぽろぽろになる。あああ、失敗したあ、ってまた放っておくと、その次も必ず焦げる。いらいらして金属のへらで傷つけると、そこから錆びる。
ちょっと焦げた時に鍋に水を入れて沸かすなりして焦げつきを落としておけば、次の焦げつきは防げる。いずれは鍋の表面のコーティングが剥がれるのはしょうがないとしても、日頃の手入れ次第で鍋は長もちするし、失敗によるいらいらも減らせる。
いつまでも済んだことをくよくよしてても仕方ない。焦げなんかくっつけてたって料理は美味しくならない。
ということで、Osakaで「よかったこと」を今年の夏の想い出といたします。
人はよかったの。
会社そのものは悪くなかったの。仲も良かったし。仲の悪いところあるからねえ。空気が針みたいなところって本当にあるもの。
Osakaはなんのかんの言っても活気がある。人も活発だし。商店街をかっ飛ばす自転車はちょっと怖かったけど、生まれて初めて通勤中に後ろから靴踏まれて、しまいに靴のかかとまで取れて笑ってしまったけど、人情はある。
会社の近所には学校がたくさんあって、でも通学路は車だらけ。だから、ピンク色やオレンジ色のポロシャツを着た「緑」のおじさんやおばさんが角ごとに立って挨拶している。お母さんに手をひかれながら、ランドセルの小学生は大きな声で挨拶する。つられて勤め人の私も会釈して、ついでに安全に横断歩道を渡らせてもらう。
商店街では毎朝同じおばさんが同じ時間に挨拶を交わしている。店前はいつも綺麗に掃除されていて、看板が壊れていたり暖簾が汚れていたりなんてこともない。夕方ともなると勤め人たちは次々と飲み屋の灯に消えていき、残業なのかタコ焼きの入った袋を嬉しそうにぶら下げて歩く一団とすれ違ったりする。
おはよう。またね。元気そうでなにより。ありがとう。おおきに。ほなな。気ぃつけて。
ごく自然に交わされる挨拶が、地下鉄と高速道路の騒音にかき消されることなく、タコ焼きの匂いに混じって街にあふれている。
便利。
阪急でも地下鉄でもJRでも徒歩圏内。JRは乗り換えやすくなったしね。ホームが広いといい。
大阪駅は相変わらずでっかくて、どっちがどっちかまだよく分からないけど、見通しがよくなったので、ビルの形や色を覚えればだいたいそっちにいけるように、なった、かも。
で。京都名物も買えるのね。すごいね大阪。
阿闍梨餅。満月、っていう和菓子屋さんの。
実は東京の友人のお薦め。卵たっぷりの柔らかい皮の中に、香ばしい餡が入ってます。餡がそんなに好きじゃない私もふたつ食べたほど。お盆に実家に買って帰ろうとしたら売り切れでした。
大丸の食料品売り場。人が多くて最初はびっくりしたけど、店の人も感じいいです。

半年ぶりの大阪。いやあ、オフィスってあんなに空気悪かったか。雰囲気じゃなくて、空気が汚れている。男が多いからかな。古いからか。前の職場は病院に隣接してたから全員マスクだったし、その前は長いこと込んだ電車に乗るから電車ではマスクしてた。来週からはマスクして行こう。

投稿日:2012-09-08

「2012年、秋に始めてみたいこと」秋なのか。
まだまだ暑いけれど。
始めてみたいというか、やってしまっておきたかったこと。それは歯の治療。
右上の奥の親知らず周辺が痛くて、抜いてもらおうと。歯医者さんに電話したらすぐ予約が取れて、すぐ抜いてもらえた。
けれど、その隣の歯が虫歯になっていて、欠けたの・・これで痛かったのかもな。
歯を抜いて具合が悪くなったことは一度もない。歯茎から出てなかった親知らずを切開して抜いてもらった時も、すぐ血が止まった。口の内側に八重歯になっていた歯も、根っこが凄くて抜くのに時間はかかったけど、麻酔が切れても痛くなかった。
けど、その周辺が虫歯になっているのよね。抜いた歯はなんともないのに。
始めてみたいのは。
進行中なのが部屋のちょっとしたメンテナンス。年末の大掃除前にこちょこちょ掃除。台所のタイルシート張り替えとかベランダ掃除とか、トイレのバルブの確認とかね。
水道のバルブ、タンクが低いところにあるので確認もしやすい。バルブの鎖が切れたりパッキンが弛んだりしても、すぐに取り替えられる。
今回の水漏れは、止水管の締め過ぎであることが判明。浮き玉が上がり切ってなかったの。
ということで、始めてみたいこと完了。

11月でも暑いよ。空調がめちゃくちゃなので、何着ていったらいいか分からない。まあいいや、3月までだし。

投稿日:2012-09-09

最初は書く場所も決まっていて。
仕事に就いて最初の頃は、特にたくさんメモすることがあるね。部署の名前から、隣の人の名前から分からないもんね。でかい会社だと何階に何があるのかも分からない。
OJT用の紙くれるところなら、最初はそこにメモしていくね。マニュアルがあれはそこにメモっていくのもいいし。
でも、いずれは別に自分用のメモを作る必要が出てくる。みんな、どうしてますか。メモ。ノートにとってますか。
性格出ます。時代も出るね。そういえば、ノートに下敷き挟まなくなったのはいつの事だろう。鉛筆を使わなくなったのは小学校高学年の時。シャーペンが安くなったから。ノートを使ったのは中学まで。高校ではルーズリーフが流行った。ノートは宿題の提出用、授業はルーズリーフで作ってた。
大学はレポートの下書きはノート、授業はルーズリーフだったなあ。卒論はワープロだったけど。職業訓練で久しぶりにノート使った。時系列がはっきりしている授業はノートが向いている。でもレポートはWordとExcelでプリントアウト。ネットで化学式検索したりグラフも作ったり。時代ですな。
食品会社ではシャーペンとホッチキスが禁止で、主に鉛筆だった。仕事で鉛筆を使ったのは初めてで、でも私専用の鉛筆削りがあったので嬉しかった。古い鉛筆削りなのでカバーが割れてて、次長がケーキの包装紙で包んでくれたりして。すいませんね、気ぃ遣わせちゃって。
久しぶりにメモ用にノートを渡されたこともあって、とても使いにくかったのを覚えている。だって並べられないのだもの。ページが全部くっついているんだもの。しようがないので付箋つけた。そこは短期で、ツール作るだけだったので業務マニュアルは作る必要なかった。んで何とかなったけど、もう一回そこで短期だった時は古いマニュアルの裏を使った。
ひたすらデータ解析だったところは、机にA4を4枚並べてた。広かったから。便利だったよう。机ふたつにキャビネットふたつのスペースだった。L字型の長い方が右側だったので、書類たっぷり広げられた。
いつも広いとは限らない。
机は広い方がいい。パーテーションもいいな。静かだし。だけど、いつもそんなところで働けるとは限らない。そして、そういうところが自分に合っているとも限らない。
狭いけれど気に入っていた職場。普通の事務机より狭いめのスペースに結構大きめのPCとファイルケース。使えるPCは決まっていなくて、でも古いマニュアルに書き込む作戦だったので問題なし。
パーテーションないけど引き出しがたっぷり使えたところは、レール式のファイルでマニュアルをまとめた。穴開けるのって意外と面倒なのよね。穴開けってすぐどっか行っちゃうし。ファイルも、なんか変な臭いするやつあるし。レール式のファイルだと外から中身が見えるし、分厚くなり過ぎないから扱いやすい。差し換えも簡単。
そういえば職業訓練の時もレール式のファイル使ってたなあ。クリアファイルだと光るし、書こうと思ってもいちいち取り出さなきゃいけないけど、レール式は端を綴じてあるだけだから自由自在。簡単。
さよなら消しゴム。
公務員だった頃。公文書は書き直せないインクで書くのが常識。そして同じような書類ばっかり作らなければいけないのも常識。でもワープロは高かったしコピー(白焼きと呼んでいた)も高かったからあんまり使えなくて、だからハトロン紙に鉛筆で書いたのを青焼き(ジアゾ感光)して、後はボールペンで書き足してた。市議会に提出する書類はタイプ室に発注してたし、カーボン紙もまだまだ現役だった。のんびりした時代。
四半世紀後、ひさびさで役所の文書を見たら、やたらめったら字が増えていた。昔は手書きするのが面倒だったから、なるべく省いていたもんなんだけど。桶狭間の方がベトナム戦争より弾の命中率が高い、みたいなもんですか。便利になって無駄が増えた。
で、本題。
シャーペンや鉛筆で書くと、間違ったところを消したくなる。消しているうちに、もう全部消して最初から書きたくなってくる。だからもうとにかくずっと消している。
んで、だからこそ、消しゴムとはさよならしたい。なるべくボールペンでメモする。消せないように。消さなくていいように。そしたら、間違えなくなってくる。
昔から消しゴムの滓が嫌いで、だからなるべくボールペンだけ使うようにしていたら、間違えなくなっていった。どんどんメモがうまくなっていった。書くのも早くなったしね。
もちろん、長い文章を書くならタイプするのが一番早いよ。でも、メモはやっばり手が早い。そして、仕事に慣れてきて、専門用語の意味が分かってくると、メモもどんどん短くなってくる。
最初に取った長ったらしいメモは、少しずつまとめて必要なところだけタイプしておく。
まとめたら、最初のメモは捨てていく。シュレッダーね。マニュアルも適宜改訂する。ゆめゆめ、メモだらけのマニュアルで引き継ぎなどしてはなりませぬ。
まあ、人それぞれ、なんだけどね。
だから、仕事にはノートは使いにくいのよ。私にとっては、だけどね。
だってさ。
ノートだと、最初の頃のむちゃくちゃがいつまでも残るんだよ。それって格好悪いでしょ。

レール式のファイルって。。ああ、レールで挟むやつか。あれ好き。斜め前の人が一日中テプラ作ってたな。まだあるんだな。

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