寝てる時の「夢」について:聖書的視点も含め
はじめに
執筆時48歳。発達障害(ASD>>ADHD)言語性120の動作性100。二次障害の「双極」に苦戦。大腸がん(切除済、後遺症で体力低下)。現・在宅ワーカー。元Web系SE。本業は「獅子さんというコンテンツ」
以前から書いてみたいと思っていたら、ちょうどnote仲間さん(いい呼び方ないかな?)から刺激を受けたので書くことに。
夢にもいろいろあるけれど、本稿では、聖書を信じる私ならではの視点も含め、考察してみたい。
※ 注)私は独学でそれなりに聖書を勉強してますが、今回は神学的に完全な見解ではないことをお断りしておきます。(牧師、神学者との親交はあります)
せつない夢
たまーに、「実在しないけど、夢の中でだけ妙に親しい女の人」が出てくる。記憶の限り、私のばあい毎回、別の人。夢って不思議なもので、その中ではどんな異常な状況でも違和感が無い。
恋人みたいな感じだから、目が覚めたとき、親しみだけ残って、もんのすごく寂しくなっちゃう。。。おセンチな私はたまに涙したり。
あと芸能人と恋人状態だったりすることもあって、特に意識してないかたもいる。そういう場合、目覚めてから好きになっちゃいますね。うひひ
しんどい夢
不安・不調時にわりと見る「似たパターン」の夢。私の場合、クルマに乗ってて、制御不能なことが多い。
たとえば、自車なんだけど、右後部座席にいて、運転席には誰も居ないのに走ってる。「うわ事故るヤバイ!」って焦るけど前のハンドルに届かない。
あと、非現実的なパターン。なぜか「運転席が建物2階くらいの高さの謎構造」で、普通のトラックではない。地上を見下ろしつつ、カドを曲がるとき「人を巻き込みそう!」とかハラハラする。そもそも2階の視点なんて実生活であまり見ないのに、どう映像化されてんだろう?
この手の夢では、私は「事故って捕まる」という恐怖を感じてて、その後で捕まるパターンもある。勝手な夢分析すると「現実世界で強い重圧や、ままならぬ悩みを抱えている」という時によく見る。
神からの連絡っぽいやつ(聖書的視点)
ダニエルは答えて言った、『王よ、あなたの求める秘密を明らかにすることができる知恵者も、呪術師も、占い師も、魔術師も、いません。しかし、天には秘密を明かされる神がおられます。そしてその神は、あなたに将来起こることを知らせようとしておられるのです。』
預言者=神の言葉を預かる者。預言者ダニエルは、神の声に対する霊的聴覚が鋭く、初期にはほとんど肉声で聴こえたみたい。
私も信徒うちで霊的聴覚が鋭いほうらしく、権威ある牧者たちにも認められている。ただ私は肉声では聴こえず、心に「それらしい想い」を感じるタイプ。神がこう思ってるみたい、というのが伝わってくる。
全知全能な神は、多種多様な方法で人間に連絡できる。少し脱線すると、いぜん聴覚障害のあるブラザーと話したら、「心に手話のイメージが見えて神さまの言いたいことを感じた」と言われ、私も驚いた。
神の連絡手段のひとつが「夢」で、人によっては「解釈能力」が付与されることもある。ダニエルはそれに長けていた。私は後天的に付与され、使うほど伸びる能力っぽい。
「ふつうの夢」かどうかは、解釈力の向上で何となく区別できる。また、かなりダイレクトに、夢の中で「祈る」こともあり、その時私は「夢だけど祈ろう」と認識している時がある。
霊的(聖書視点でのスピリチュアルな)夢
抽象的な説明をしたので、事例を挙げてみる。
夢の中の特殊な状況で、明らかに現実に無い生物や、超能力者みたいな相手が居る。そこまでは、上に書いたように誰でも見る可能性があり、夢の中だとなぜか自然に受け容れてしまう。
私の場合、識別力により「あ、これ夢じゃないの?」と気づくことがたまーにあって、怪物怪人の類い(悪魔の象徴)と闘う状況になる。正直、夢とはいえ精神的に疲れるんで、ふつうに「イエスの名で、悪魔よ、退け。」みたいな直接攻撃(物理戦じゃないです)をし、胸がバクバクして目覚めたりする。
書いてて「映画エクソシストみたいだな」と思ったけど、聖書的に「イエスの名」を悪魔=堕天使たちは、イエス=創造主・彼らの元主人、が彼らに対しどのような権威や力を持ってるか知ってるので、名前を出されるだけで服従「せざるを得ない」
※ オカルトぽく聴こえるかもですが聖書知識から書いてます。命令者はイエスに対する信仰が必要。映画みたく聖水・十字架やモノは不要です。疑問あったらお気軽にコメください。(長くなるんでこのへんで)
上のような夢は、見ていて最近は何となく「あ、これは」って識別します。
他に、十年くらい前だか、初期の頃。「自分が、浮かぶ手術台に載せられて、非現実的な手術を受ける」というものがあった。うろ覚えだけど、メスみたいなものでお腹を大きく切られたか、もっと不可思議な、「自分の上に、自分の透明コピー(ジョジョでいうスタンドみたいな)が重なる」みたいな状況だったかも。
たぶんこの夢は、識別力が発動し始めた頃で、かつ、信徒としてのブレイクスルーみたいな時期だったと思う。
目覚めてから「なんか変わった夢だな」と思いながらも、不思議と「アレ?これ神からのやつかも」って感じて、なんとなく意味を察した。大雑把な解釈だけど「神が自分をこれからしばらく変容させる」というニュアンス。
他には、自分の知り得ない「事実」を知ることもある。例えば、知人が不倫しているのを見て、当事者に「変なこときくけど」と確認したら、そうだった、等。
各々に御霊の現れが与えられているのは、全体の益となるためです。ある人には御霊によって知恵の言葉が、ある人には同じ御霊にかなう知識の言葉が与えられます。別の人には同じ御霊によって信仰が、ある人には同じ御霊によって癒やしの賜物が、ある人には奇跡を行う力が、ある人には預言が、ある人には霊を見分ける力が、ある人には異言を語る力が、ある人には異言を解き明かす力が与えられます。
個人的に気をつけたいのは、かなりオカルトめいた話をしたので、その意味で過剰に誤解させたくないということ。(私個人はむかしオカルトが好きだったけど、今はいろんな原因、病気、その他、科学的な視点もあるので、極端に偏らないよう注意している)
「痛い人」と思われるのは特に気にしてないけど、それはさておき、聖書に書いてあり、信徒全体の共通認識として、そういうものが実在すると信じている。ということを強調させて頂きます。
引用したのは、「御霊(聖霊なる神)の賜物(神与えのギフト)」と呼ばれるもの。賜物は、信徒それぞれに与えられていて、例えるなら、絵が得意な人、味が分かる、よく気が利くとかの、人の「特徴」と似ている。
父、子(イエス)、聖霊(御霊)なる三位一体の神がおり、同じGODだが、賜物は聖霊が個々の信徒に「現して」いる。目的は、全体の益の(「利益」というより、神の最終目標である「愛をあらわす」)ための手段。
一般教会では、こういったことをあまり語らないケースもあり、正直、かなり突っ込んだ特殊な事例を書きました。語られない理由は、扱いが難しかったり、濫用される危険もあるから。あと単に知らないとか。
「珍しい視点で夢を語る」という意図でしたが、誤解を与えないように祈ります。「聖書にそんな感じのことが書いてあるのねー」くらいに思って頂けたら幸いです。