非上場・オーナー会社で働くということ
非上場のオーナー会社、と一括りにするのは少し乱暴かもしれないが、基本的な構造として、オーナーのやりたいことが優先されるので、どうしても組織としての規律が保てない。つまり、とてもアイロニカルなんだけれども、組織の規律をいちばん壊し、組織の成熟を阻んでいるのは、トップであるオーナーだったりする。
そうしたときに、組織の持続的成長を考えると、オーナー自身のセルフコントロールによって節度を保つか、「法の支配」によってオーナーを縛るか、ということでもしないと、ルールと規律に則った組織運営はできなくなることになる、ということが、小さな会社に転職して良く分かった。
オーナーの思い付きに振り回される人たち、オーナーに取り入ってポジションを得ようとする人たち、オーナーに怒られないように身を潜めている人たち・・・。
オーナー会社で働くことの良さと短所を、この数か月、見極めていきたいと思う。