全体最適を考える人。
社長の悩みの良くある一つに「全体のことを考えられる人材がいない(育ってない)」というものがある。正直言って、それはかなり難しいことだと思うけどな、と心の中では考えたりする。
少なくとも、末端の担当者でそれを考えられるのは、かなり外れ値の人材であって、期待することは自由だが、望みの薄い賭けではないかと思う。
「全体最適を考えること」をミッションとして与えて、かつ十分な情報が集まるようにしつらえて、初めてそれは可能になるのではないかと思う。
人事制度を設計する際に、等級要件や人事評価基準に、そういった要素を織り込まないといけないと考える次第。