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Opus00への付箋-b

夏の樹

物語への指示語であると同時に、
窓ガラスを隔てて眺められるもの。

朝の果実

新鮮さのためにそのまま食されるのではなく、
砂糖とともに煮られる。
朝である必要があるのか。
誰によってもぎとられたのか。
突然にキッチンに出現している。

わかれわかれ

枝の分岐をこのように叙述可能であるとすれば、
では、水の流れはどのように叙述できるだろうか。
-その水のしぶきしぶきのはねあげと
-大気との離接点を求めることなくくだりくだりを続ける
-水とよばれる大衆mobもしくは自重運動

うすい爪

他者。



空白

空間の分割。
ここの視線の部屋間の移動。
ここまでのところ、
日常的に起居する住まいの中での視線ではなく、
高原の別荘のような隔絶された地理的位置を感じる。

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