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筒美京平の世界 in コンサート雑感(第一部)

先日開催された『~筒美京平 オフィシャル・トリビュート・プロジェクト~ ザ・ヒット・ソング・メーカー 筒美京平の世界 in コンサート』を見に行くことができた。感動、というかもう見ている間はずっと圧倒されまくりだった。この時のことを何かしら残したくてツイートしたのだが、せっかくだから記録として残しておこうと思い、ツイートをまとめることにした。(勢いで書いたものなので、若干の加筆と修正はあり)

筒美京平

(第一部)
〇伊東ゆかり「ブルー・ライト・ヨコハマ」「誰も知らない」

伊東ゆかりの声は大好きなので生で歌声を聴くことができて嬉しかった。「ブルー・ライト・ヨコハマ」も原曲のイメージを崩すことなくオープニングから筒美京平ワールドに引き込まれた。「誰も知らない」もよかった。さすがヴェテラン。


〇夏木マリ「雨がやんだら」(オリジナル:朝丘雪路)
「雨がやんだら」を夏木マリが歌うとは想定外。しかし圧倒的な存在感!一曲歌い切って颯爽とステージを去っていく姿がカッコよかった。ただ、個人的には雪路の♪濡れたコートで~ぃえい 濡れた体で~ぃえい っていう独特の歌い方が耳についてるので、そこはサラッと歌うのか、と思ったけど(当たり前か)。ノブさんも出てたからなにげに夫婦共演だったのね。


〇平山三紀「真夏の出来事」
やっぱり黄色づくしで出てきた平山三紀。「真夏の出来事」ってどの時代に聴いても色褪せない名曲。全く古さを感じないのはスゴい。しかしこの方を見るといまだにバンバンがチラつくのは自分だけか。


〇麻丘めぐみ「芽ばえ」「わたしの彼は左きき」
初めて自分が好きになったアイドルは麻丘めぐみ。だから「芽ばえ」のイントロが鳴った瞬間に涙腺崩壊。客席に向かってしきり手を振りながら「わたしの彼は左きき」を振り付きで歌う姿にまたまた涙腺崩壊。お客さんがどうすれば喜ぶかをちゃんとわかってる。さすがアイドル!「アルプスの少女」も聴きたい。もちろん「ヤッホー!」から。


〇浅田美代子「赤い風船」
浅田美代子はとなりの美代ちゃんというイメージそのまんま。「赤い風船」って童謡っぽいから当時はあまり好きになれなかったけど、改めて聴くと名曲。清水ミチコのモノマネのデフォルメがスゴすぎるだけに「あ、ちゃんと音程取れてるやん」と思ったのはナイショw


〇AMAZONS「にがい涙」(オリジナル:スリー・ディグリーズ)
「にがい涙」をAMAZONSが!バックコーラスだけではなくメインで出てきてくれたのが嬉しかった。お三方ともカッコよくてシビれた。スリー・ディグリーズ、あの曲スゴく好きだったけど、あの頃俺って小学生のガキンチョだったんだよなぁ。それにしてもシブい。

〇野宮真貴「セクシー・バス・ストップ」(オリジナル:浅野ゆう子)
野宮真貴が歌うと「セクシー・バス・ストップ」もポップでオシャレな仕上がり。もちろん原曲のカッコよさはそのまま。衣装がカラフルで素敵。ゆう子には一応オファーしたのかな。

〇太田裕美「木綿のハンカチーフ」「九月の雨」
太田裕美は2曲。「木綿のハンカチーフ」は世代が変わってもずっとずっと歌い継がれていく曲であってほしい。でも曲の後半はいつも哀しくなってしまう。「九月の雨」が聴けたのが嬉しかった。転調してからが特に好き。


〇森口博子「東京ららばい」(オリジナル:中原理恵)「リップスティック」(オリジナル:桜田淳子)
筒美京平作品の持ち歌がない森口博子が2曲も受け持ったということは彼女の歌唱力が買われてのことだろう。「東京ららばい」もよかったけどズン子の「リップスティック」はなにげに歌うのが難しいメロディなのにさすがの歌いっぷり。


〇ブレッド&バター「青い地平線」
「青い地平線」ってル・ミストラル名義だったよなぁ。それがブレッド&バターだと知ったのは結構経ってから。「おはよう700」のキャラバンを思い出す。ステージで歌う姿はおじいちゃん(失礼)だったけどw


〇大友康平「哀愁トゥナイト」「セクシャルバイオレットNo.1」(オリジナル:桑名正博)
大友康平はどこを切っても大友康平なんだけど、桑名正博と筒美京平作品に対するリスペクトがきちんと感じられてスゴくよかった。声を伸ばすところがどうしても「ff(フォルティシモ)っぽくなってしまうのは仕方ないよな(^^;)そういや美勇士には頼まなかったのねw


〇岩崎宏美「ロマンス」
岩崎宏美だと曲のチョイスはどうしても「ロマンス」になっちゃうんだよな。他の曲のほうがもっと好きな自分としては多少の物足りなさ。一曲だけで終わったので余計にフラストレーション。でもそれはアンコールで解消されるんだけど。


〇松本伊代「センチメンタル・ジャーニー」
松本伊代は永遠の16歳だな。「センチメンタル・ジャーニー」は60になっても70になっても歌ってほしい。キャプテンのお二人は見に来てたのかな?コロナ禍じゃなかったら一緒に踊ってたなぁ。だから頭の中で踊ってた。 会場には気合の入った親衛隊の方もおられたような。


〇早見優「夏色のナンシー」
そりゃこれを持ってこないと観客は納得しないだろう。そのくらい強いインパクトのある代表曲があるって素晴らしいことだよな。この曲をリリースするためにわざとそれまでは地味な曲だったんじゃなのかと思ってしまうのは自分だけか。


〇武藤彩未「あなたを・もっと・知りたくて」(オリジナル:薬師丸ひろ子)
薬師丸ひろ子が来てくれたら一番良かったんだろうけど「あなたを・もっと・知りたくて」を歌った武藤彩未はそれなりにプレッシャーあっただろうなぁ。でもていねいに歌ってくれて好感が持てた。♪もしもし 私 誰だかわかる? は1人1台の携帯時代じゃもう通じないよな。


〇斉藤由貴「卒業」
斉藤由貴は「風街レジェンド」で「卒業」を歌ったときは、一点をずっと見つめるような表情でちょっと怖かったんだけど、今回はあのときよりは和らいだ雰囲気でよかった。最後ちょっと歌詞間違えてたけどw この曲もイントロだけで白飯何杯も食える。


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