「生きる」とは受動的でなく、能動的に「生きている意味を探していくこと」
現在経済学部で学ぶ傍ら、ヘルスケアの学生団体やビジコン運営など
精力的に活動されているひなたさん。
そんな現役大学生の考える死生観とは、、、
414カード利用した対話
414カードとは最期まで自分らしく、大切なものを諦めない
対話カードです。
死生観を対話することを助ける414(よいし)カード。
死を見据えて今を生きることで、自分や相手と深くつながり、 今を大切に生きることがでるのではないかと考え、作成者の方は作られました。
我々はそのカードを活用させていただき、オンラインでも可能な、
選択対話形式で対話を進めています。
対話①ひなたさん&ロイさん
ロイさん:
選択:⑩ 誰かの役に立つ
ロイさんの理由:
ひなたさんのフィジーの話を聞いて、カンボジアへ行って(近日家族で行く予定あり)いろんな方との話を聞こうとしている。役に立つための行動計画がある、そのような動機があっていくことを感じた。
Q:ひなたさんの質問:人の役に立つとは?
A:ロイさん:寄り添いたいなと、自分本位でなく、いさせてくれる、人のためになるは頑張る原動力、自分を成長させてくれる何かかな。⇨ひなたさん:自分を律することができる、自分でそう思ったことがなかったので、共感した。
Q自分が誰かの役に立つことが自分を律すると思ったきっかけは?
A:人のためにやっている利他、利他的な行動は必ずしもその為だけにやっていない、やって良かったと思う行動は、本能的に助けた時に自分が満足する利他がある、これは計画的にできないこと、そのようなシチュエーションを作りたい、
ひなたさん:
選択:① いい人生だったと思う
理由:
ここ最近、振り返って、生きていて良かったと思いたいと思うようになった
生きていた意味、意義を考えるようになった
Qロイさん⇨ひなたさんにとっていい人生とは?
振り返って良かったと思えるのはあるけど、いい人生と問われたときに、今のことをちゃんと考えたことがなかった
誰かの役に立つ、自分が生きていたことによって、誰かが喜んでくれていた、それを感じた時に、自分の役割として、
Q 自分の役割を持てたら良いと思ったきっかけ?
(いつなんだろうと悩むが)1年前弱に祖父ががんで亡くなり、診断時から時間はあったが、それに接した経験、浪人の時にもその時間が重なっていた、自分を見つめ直す時間があった、浪人生活で悩むことがあった、自分って何者なのだと思う。
当たり前に生きているのだが、祖父の死から気づいたら亡くなってしまった時に、人生観を感じる
フィジーに行った。日本と海外の学生結びつける。ビジコン一緒にやる。やりたいことがわからなくなった。精神的に満たされている。食料が不足している。国としては、ゴミの焼却がうまく行ってない、医療システムがうまく行ってない。しかしながら、見ていると幸せそう。難しいなぁ。やりたいことが先進国の物差しだと不足してそうだけど、そこの国の人は満たされている。
対話②ひなたさん・ぬのさん
ぬのさん
選択:28:自分の役割を継承する
※最初は24だったかな?(病気や死を意識しないで過ごしたい)理由:
昨年祖父・友人が亡くなる、今年義祖母が亡くなる、人が亡くなるという経験が最近多い
自分の死によって周りに影響を与えたくないと考えていたが、大切な人ほど影響は与えてしまうことに気づいた
友人が亡くなったあと、1週間くらい気持ちとしてしんどい期間があり、しんどいという状態を認知する。
28 自分の役割を継承する、今年小学生になる息子に伝えていきたい
プログラミングで継承という役割は重要であり、元の機能にあたらしい機能を加えていく。そのように自分の伝えたことを息子がアップデートして人生に活かしていってもらえれば
(ひなたさん)どんなことを誰に引き継いで欲しいか?
一緒に体験して、言葉で伝えたい。手紙や動画で残したい
生きているからこそ、息子の成長を見ていながら、言葉を伝える。
ひなたさん>死ぬまでにしたい10のことと重なる。自分が子供の立場で、親に何を残して欲しいか、その回答も難しいな。何を残すかと同時に何をもらいたいか
自分の立場から話すことが大切と感じた
「息子と時を共有すること」で時を超えて父であればこうするだろうなとふと思えてもらう
ひなたさん>だからこそ、いろんなシチュエーションを一緒に体感し、思い出してもらうということですね
ひなたさん
選択:35(スライド2ー3から選択):死について話す
理由
私だったら、早く大切な人に自分の死について言うと思う。死ぬまでにこうしたいということを話したい。
(ぬのさん)死について想うことはなんですか?
夜寝るときに考えることがある。ちょっと怖くなって泣いちゃうことがあった。
最近は、自分が死ぬのが怖いのは変わらないが、今の方が怖いとは思いつつ、必ずしも、死は来ると思うと、開き直れる自分がいる。
死ぬと自分ひとりになるという気があったけど、百年経ったら、周りの人が全員亡くなることを考えたら、開き直ってきた
ぬのさんの過去談(ここ少し書ききれず・・)
ひなたさん>死って難しい
死について理解していたのか、人によって自分事として関わることができるか、看護学部で初めて人の死に関わる友人の経験、小さい頃に身近で死を経験しているか、いつどのタイミングで関わるか
ひなたさんにとって、生きるとは
「生きる」とは受動的でなく、能動的に「生きている意味を探していくこと」
生まれてくること死んでいくことは自分の意思ではない。受動的でなく、能動的に「生きている意味を探していくこと」。自分が存在している時間に意味を持たせる。死について語ることを目の当たりにしたから、考える機会があった。
今回はひなたさんの死生観、人生観を教えていただきました。
やっぱりキッカケ大切だな、きっかけを見つめる時間も大切だな、
と再認識できました。
ひなたさんからも、『今回機会をいただいたことで、言語化して考えることができました。シセカルっていいなって思いました(#シセカル勢は#シセカル最高!とご評価頂いたと勘違い 笑笑)』とコメントもらえました。
#シセカル
人生や終末期医療の充実不足の課題感から生まれた団体。
エンタメを使って死生観を考え、伝えることを文化にすることで 自分らしい人生や最期を過ごせる人が1人でも多くなるように目指しています。
シセカルとは死生観をカルチャーにの略です。
IHLヘルスケアリーダーシップ研究会( http://ihl.jp) のチーム活動から生まれた団体です。
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