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サピックス小学4年:7月復習テスト算数の総評(コベツバ動画より)
サピックス小学4年生 7月復習テスト算数振り返り
テスト全体の印象
サピックス小学4年生の7月復習テストの算数は、全体的に標準からやや難しい目の問題構成でした。テストの難易度は109点と設定されており、前半と後半で難易度に差がありました。
前半部分の特徴
テストの前半、特に5番の1までは、テキストに載っているような基本的な論点を扱っています。この部分は確実に得点できるようにすることが重要です。得点できなかった論点については、テキストに戻って復習することが推奨されます。
注意点
3つの連立方程式の問題は、通常5年生や6年生で扱う内容です。
4年生で初めて出題されるため、難しく感じる生徒もいるかもしれません。
この内容は5年生、6年生でも再度学習する機会があります。
後半部分の特徴
問題5の2以降は難易度が上がります。
過去問題を参考にした応用問題が含まれています。
問題6は一見難しそうですが、各小問が誘導になっているため、それに従えば解答にたどり着けます。
問題7は等分点を使う問題で、読解力や整理能力、記述力を試す思考力問題と位置付けられます。
復習のポイント
5番の1までの基本的な問題を確実に得点できるようにすることを最優先してください。
できなかった問題は、テキストに戻って復習することが大切です。
夏休みに向けて、学習ペースを上げていくことが重要です。
夏期講習で学んだ内容を、夏明けまでにしっかりと復習し、再現できるようにしましょう。
重要問題の解説
1. 三つの鶴亀算
この問題のポイントは以下の通りです:
2つの関係がある
関係がある部分を最初にして、ずらしていく
表を使って整理する
解き方:
表を作成し、関係性を明確にする
最初の頭数を設定し、ずらしていく
足の本数の変化を観察する
条件を満たす解を見つける
2. 分数の約分問題
この問題では、次のような手法を用います:
分子分母を○で表す
○の個数と与えられた条件を使って方程式を立てる
解いた方程式から元の分数を求める
3. 過不足算
過不足算の基本的な考え方:
配る人数が不明の場合、「合計の差÷1人あたりの差=人数」という公式を使う
余りと不足の場合は足し算で処理する
4. キャンディーの袋詰め問題
この問題は過不足算の応用です:
同じ数のキャンディーを異なる数で袋詰めする
過不足の差から元のキャンディーの数を求める
まとめ
サピックス4年生7月復習テストの算数は、基本から応用まで幅広い内容をカバーしています。前半の基本問題で確実に得点し、後半の応用問題に挑戦することで、算数の実力を大きく伸ばすことができます。夏休みを利用して、苦手な部分を克服し、新しい単元にも積極的に取り組んでいきましょう。