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(検証6)居眠りの問題に隠された事実

【ブログ更新日】2022-06-17 18:45:25

石丸市長は、6月3日にツイッターで、

#安芸高田市 の #議会 が混乱した原因は、武岡隆文議員の居眠りです。 当人は『病気が原因となる意識の喪失』と釈明していますが、判然としないため問い質すと、議会は説明を拒み、今に至ります。 説明責任を果たすのは、政治家の何よりも大事な仕事です。

と述べ、また居眠りの問題を蒸し返しています。

私は、以前に武岡議員が市長に医者の診断書を提出したと聞いたことがあり、市長のツイートに疑問を感じた為、当事者である武岡議員に話を聞いてみることにしました。


武岡議員から聞いた事実は次の通りです。

令和2年9月25日(金)の議会中に、武岡議員は途中から周りの景色がぼんやりとしはじめ、その後は記憶にないとのことでした。

本人が後から聞いた話として、まず、隣席の同僚議員が異常に気付き、とりわけ隣の新田議員は数度にわたり武岡議員を押して起こそうとしましたが、全く反応がなかったようです。

そして、その後しばらくして武岡議員が意識を回復したとのことでした。

同僚議員からは、あれは単なる居眠りではなく、病的状況と感じたとの指摘を受けた為、家に帰って奥様に相談し、病院で精密検査を受けることにしました。

しかし、ちょうど土、日を挟むことや28日(月)は議会の予備日であり病院で検査を受けることが出来なかった為、29日(火)に病院でMRI等の検査を受けました。

検査の結果、武岡議員は睡眠時無呼吸症候群であり、居眠りをしたその時には無症候性脳梗塞(軽い脳梗塞)を引き起こしていたとのことでした。

尚、この病気については、現在も治療を続けておられますが、その後は居眠りなど一切していないとのことです。

そして、9月30日(水)に当時の議長に診断書を提出しました。

そこから、何日か経って前議長から秘書広報室長にその診断書が渡り、室長が石丸市長に診断書を渡したところ、市長はその診断書を見た後、これは個人情報なのでと言って、その場でシュレッダーにかけたそうです。

市長が見た診断書は、原本をそのままコピーしたもので、黒塗りしたものではありませんでした。

その後、他の議員から居眠りの件について、あれは病気が原因だったのではないか、診断書の写しを議員にも見てもらった方が良いとのことで、議会事務局を通じて、相手先に迷惑が及ぶことも想定されることから、病院名と担当医師名のみ伏せた診断書のコピーを議員全員に配って見てもらい、その後回収しています。 

市長は、診断書は黒塗りしたもので、私文書偽造にも当たるというようなことを言っているようですが、市長に渡したものは、黒塗りしていない原本をコピーしたものです。

議員に配られたものも黒塗りしているのは、個人情報に関わる病院名と担当医師名だけで、文書偽造などと言えるものではありません。

そして、診断書が黒塗りしてある件について、11月に当選した南沢議員から聞かれた為、市長に渡った診断書のコピーは黒塗りしていないものであり、そのことは秘書広報室長に確認して欲しいと武岡議員が伝えたところ、南沢議員が室長に話を聞き、市長には黒塗りしてないものを渡したとの確認が取れています。

以上が事実です。


まず、武岡議員は、市長に医者の診断書の原本をコピーしたものを提出しています。

さらに、武岡議員は、その当時、その件について市長とショートメールでやり取りをしており、直接会って話がしたいと伝えています。

しかし、市長はそのやりとりの一部を切り取ったものをツイッターで公開しており、公開するなら一連のやりとりを全て公開して欲しいという武岡議員の申し出を拒否しています。

市長が、公開したショートメールの画像については、小町さんという方が、ツイッターで市長が公開した画像をコピペしたものを掲載しています。(小町さんのツイートはこちら

このことから、市長のツイッターにある「説明を拒み」というのも嘘となります。

私は、武岡議員はとても丁寧に説明をされ、嘘を付いているという感じは受けませんでした。

一方、市長は、この通信でも指摘していますが、山根議員から恫喝をされたなどと平気で嘘をでっちあげるような人間です。

市長は、武岡議員とのショートメールでのやり取りの一部を切り取ったものを公開したり、診断書が黒塗りしてあったなどと、明らかに印象操作を行い、武岡議員を貶めるようなことをしています。

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