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市長のパワハラ

【ブログ更新日】2022-06-06 20:00:42

6月5日に、市長は山本優議員の3月定例議会における一般質問のユーチューブを流しました。その中で、市長のパワハラについて質問しています。

市長は幹部会の席で、中国新聞に記事について触れ、「誰が情報提供したのか。提供したものは丸をつけて封筒に入れて出してくれ」と言って、全員に提出させた。これはパワハラに当るのではないか。(概要)

市長は、次のように答弁しました。(概要)

パワハラの定義は次のようになっている。

① 優越的な関係を背景にした言動
② 業務上必要かつ相当な範囲を超えたもの
③ 労働者の就業環境が害されるもの

①については該当するが、②③については該当しないし、市長として職員の指揮監督上必要なことである。

新聞記事での職員の発言は、市長と議会の関係について「双方とも感情的になっており、手がおろしにくくなっているのでは。このような状況は職員もしんどい。・・・」といったものであり、職員が秘守義務を負うような内容ではないし、何ら不都合なものではありません。

まさに、今の庁舎内の雰囲気を表現したものだといえます。

市長には面白くないことかもしれませんが、「市長として職員の指揮監督上必要なこと」に当たるものではありません。


にもかかわらず、職員に「踏み絵を踏ませる」ようなことを強要し、「犯人探し」をするような言動は、「業務上必要かつ相当な範囲を超えたもの」に該当するのは当然です。

さらに、市長のこうした態度が「自由な言論を封じ、もの言えぬ抑圧的・閉塞的な環境」を引き起こすものであり、「労働者の就業環境が害されるもの」そのものであるといえます。

まさに、「典型的なパワハラ」だと言わざるを得ません。


市長は、「パワハラの典型的な例」として教科書にも乗るようなことを平然と行い、「パワハラではない」と強弁し居直っています。


このような市長の下での職場環境が、先日のブログ「議員に説明しています」に記載した職員を生んでいるのです。

職員は、常に市長の顔色を伺い「忖度」して、仕事をしています。

最悪の「パワハラ職場」になっています。

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