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「自分のことは棚に上げる」の代表的な例

【ブログ更新日】2022-04-26 00:06:49

4月25日、石丸市長がツイートした。

「昨日から話題の事件。ボールの判定や詰め寄る動きよりも、この「説明しない」という態度が一番の問題だと感じます。 プロとして正しい行為なら正当性を主張すべきだし、もしも誤った行為なら謝罪すべきです。 説明責任から逃げないフェアプレーを。」

プロ野球の佐々木投手と審判の行為ついて言及したように見えるが、見る者が見れば、安芸高田市議会へのあてつけである事がすぐ分かる。


市長との軋轢の仲で、議会が説明を求められる主な案件は、次の2件だろう。

① 2人副市長問題
② コンプライアンス条例

2人副市長問題については、

① 27000人余りの市に2人の副市長は基本的に必要ないこと
② 厳しい財政状況の中で、さらに新型コロナ対策、昨年の大水害の復旧事業等への対応

この2つの説明で十分だろう。

自分は市長室に座ったままで、現場にも出ない市長にこれ以上の横着をさせる必要はない。


コンプライアンス条例の否決については、行政の透明化の視点の欠如や、手続き上の不備が散見される条例を、通すわけにいかないのは当然である。

こうした不備な条例を市長に与えると、敵対する議員や市民に対してどのような「うそのでっち上げ」があるか分からない。

また、職員にも「情報漏えい違反」を口実に徹底した管理がなされることが目に見えるようである。


一方、市長は説明責任を果たしているのだろうか。

八千代の丘美術館は、財政的負担が大きいと言うことのみで、閉鎖が決まった。

① 利用者数と財政負担の推移はどうなっていたのか。
② 今後想定される改修工事にかかる費用の見積りはどうなるのか。
③ これまで施設が果たした効果をどう判断するのか。
④ この施設が果たしてきた役割は、どこが引き継ぐのか。
② 利用促進に向けた策、残していくための工夫はないのか。等々

について、市長は市民に説明したか。誰も何にも聞いていない。


米飯施設を経営していたアグリフーズ(株)の解散、結婚コーディネーターの廃止、田園パラツォ大ホール空調施設故障放置等々、財政的理由だけで、市長の胸先3寸で決まっていく。

誰もはっきりとした、筋立てたった理由を聞いた者はいない。

市長 あなたこそ説明責任から逃げないフェアプレーを。・・・この人では無理か。

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