市長の市政運営能力
【ブログ更新日】2022-06-11 08:00:43
今回の騒動で、いよいよ市長の市政運営能力に対して、完全に疑問符が付きました。
論点を整理してみましょう。
① 「市民の権利に関わること」を市民に全く説明もしない手法は、彼の政治には「市民は存在しない」ことを証明しました。
② 「議員定数の半減」は、「議会への意趣返し」で「子どものケンカの発想」と同じで、論理性もない幼稚さを証明しました。
③ 市長が議員定数に手を突っ込む言動は、物事の原則が理解できない、もしくは無視することに平気であるという、常識のなさと危険性を証明しました。
④ 市政の混乱に油を注ぐような行為を平然とすることは、市政に対する運営能力と責任感のなさを証明しました。
市長は、一部のネット市民や支持者に「自治体改革の旗手」と持ち上げられ、一時本人もその気になり嬉々としていました。
しかし、今日、市長は市民の怒りと軽蔑を含んだ視線を受け、市民からの信用を完全に失いました。
昨日、市民の方から、Yahoo中国新聞デジタルニュースに、「かなり市長に期待していたが、次は◯◯が市長になるだろうから、そちらに期待する(要約)」という投稿が載っているのを教えてもらいました。
支持者も見限り始めているようです。
ただ、◯◯は市長の数少ないお友達で、市長の亜流のように見えますが。
今日、市長は議場で「恥を知れ、恥を」と、大声で議員を叱責しました。
前代未聞です。
議員は市民の代表ですから、議員を叱責することは、市民を叱責することに等しいことになります。
市長は常々「市民の意識改革が必要だ」と言っていますが、誰に向かって言っているのですか。
市民から言わせれば、「上から目線で何を言っとるんか。いらんお世話じゃ」と言いたくなります。
「市長、お前は何様のつもりなんか」と言い返すことが、必要になってきました。
議会は、どうされるのですか。
思い返せば、市長就任直後の「恫喝発言のでっち上げ」、山根議員への個人攻撃、議長への「国語能力がない発言」、市民と二元制を無視した「議員定数半減問題」、今回の議場での「恥を知れ、恥を」発言等々、市長の嘘のでっち上げ、暴言はいくらでもあります。
ここで、問責決議も出せない議会なら、解散したほうがいいでしょう。
そのくらいの覚悟ぐらい見せてもらいたいものです。