弱者のためのサバイバル経営学1 家賃10%の死守! 【vol.5】
こんにちは。
ジムサロン経営CSOの尾田です。
https://gymsalon-cso.com/prof/
この記事は、私のような一人、または夫婦でマイクロジムやサロンを経営している吹けば飛ぶような貧弱貧弱ぅぅぅな小規模経営者むけに書いています。
本日は、
家賃は売上の10%以内に抑えましょうという話です。
売上100万円を出しているのであれば、家賃は10万円以内にということですね。共益費も家賃に含むと考えて下さい。
理由は、
前回の記事で書きましたが、なにごとも5回位改善しないと結果は出ないので、結果が出る前にゲームオーバーにならないよう「死なない経営」が最も重要だと私は考えているからです。
▼前回記事:上手くいかないのが当たり前▼
https://note.com/shisei/n/n5c1fb654e7ed
少し立地が良いところを選ぶだけでも家賃はすぐ倍になってしまうので細心の注意を払いましょう。
具体的な例を出してみていきますね。
一人で月100万の売上を出しているサロン店があったとします。
すごいですね。
仮に家賃が倍の20%(20万円)だとしましょう。
もろもろ経費を計算していくと...
家賃20万(20%)
人件費50万(社会保険料込/50%)
仕入れ代金10万(物販原価費/10%)
借入返済10万(内外装費/10%)
広告宣伝費3万(3%)
水道光熱費3万(3%)
その他経費3万(3%)
もろもろ差し引くと、利益はたった1万円!
しかも、人件費50万から社会保険料や税金を引くと手取り約32万円...。
まぁ、生活はできますが、頑張ってるわりには割に合わないですよね。
家賃の恐ろしさが少しはおわかり頂けたでしょうかw
売上の上下に関わらず、家賃は毎月固定でかかってくるものなので、本当に慎重にあるべきです。
私も10%を死守してきたので、独立して11年間生き残ってこれたといっても過言ではありません。
ちなみに、私の店だと家賃(共益費含む)に、水道光熱費(売上3%)を含めて10%以内に押さえています。
これから開業をひかえている方はもちろん、移転を考えている方も、ぜひ見栄をはらずに10%を死守して下さい。
店が目立たない場所にあっても、ネットが発展した現代、店内がキレイであればなんとかなるものです。