キレイは文化だ
日本のおうち
日常の中に隠れた日本のひみつがあります。
家に入る時、靴を脱ぐのはなぜか?諸説ありますが、家の中に埃や菌などを持ち込まないようにするため。
家の中へ入るとき、靴を脱ぎ、段差をつけ空間を隔てることで、家の中をより高い空間(聖域?)、別空間として見立てています。
風水では玄関をキレイにすると運気が上がると言われていますが、外から来た汚れを取り払うためということにつながります。
靴を脱ぐのは当たり前の習慣ですが、おかげで守られていたのだと悟る。 キレイ、清潔にするというのはとても重要な気がします。
(余談:執筆中にふと、小学生時は美化委員だった事を思い出す。)
商売繁盛
「商売繁盛で、笹持ってこい♪」
えべっさんの縁起物である、福笹や福熊手、福箕(ふくみ)は掃除道具であることから、掃除をすることで、空気が澄み、流れがよくなり、人が集まりやがて繁盛につながる。また笹は抗菌作用があることから、お寿司や団子などを包むのに使われています。どちらも菌を寄せつけない、魔払い的な意味を表しています。 縁起物という形として残すことで、その意味を受け継いできたのだと思います。
日本に元々根付いていたもの、習慣となっていたことを見直すと新たな発見があるかもしれません。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?