コミックマーケット103新刊「VTuber小説への誘い」頒布告知

先日、「ReGLOSSからホロライブを見始めた私が感じたホロライブの魅力とコミュニティとの温度差」という記事を公開しました。

当該記事にはありがたいことに多くのスキ、コメントをいただくことができました。誠にありがとうございます(冬コミ準備のためコメント返信が途絶えてしまいすみません)。
そもそも、先の記事を書いたのは冬コミに向けて自身の思考を整理する準備的な意味合いもありました。おかげさまで冬コミ向けの新刊がなんとか完成しましたので、上記記事を公開したnoteで新刊の紹介をさせていただこうと思い記事に起こしました。

新刊概要

コミックマーケット103こと冬コミ、2日目(12月31日)西し-12a「涼風郡」にてサークル参加いたします。
新刊のタイトルは「VTuber小説への誘い」で、B5版28ページのシンプルな体裁となっています。頒布価格は一部500円です。

新刊「VTuber小説への誘い」表紙

内容はVTuber小説に関するコラム2本と、オリジナルのVTuberもの短編小説「Infrastructure as a VTuber」で構成されています。

コラム① VTuber小説の魅力~好奇心の向かう先

コラムの1本目は、VTuber小説が人気を博してきている理由を解説し、いくつかの書籍化作品を例に挙げてジャンルの魅力に迫ります。

コラム② 私とVTuber小説との出会い~そしてV沼へ

コラムの2本目は、私がVTuber小説に触れるようになった経緯をはじめとしたVTuberに関する自分語りです。
同じようにVTuber小説に興味を持った人や、VTuberは見ているけどVTuber小説は読んだことがないという人が双方に興味を持ってもらえるような内容になっているといいなというお気持ちです。

短編小説 Infrastructure as a VTuber

この短編小説は、女性アイドルVTuber事務所『Neon Stream』を擁する企業の配信スタジオのインフラ担当になった主人公の青年が、前のめりに発展を続けたがゆえに整備が追い付かなくなっていたインフラの改善に取り組む話……ということになっています。
「成長事業であるVTuber事業に関与することで事業の発展に乗っかって給料も上がるのでは」という期待を胸に転職した主人公は、前職の経験を活かして活躍し、入社2か月にして部長クラスに昇格を果たします。しかしそれは相応の責任を負うことでもあり、業界の理解が足りない主人公は想像以上に複雑な業界構造に巻き込まれて炎上の憂き目に遭います。
やたら存在感を示してしまった男性社員に対して、会社や所属VTuberの選択は……。
短編小説であり、導入と単発エピソード程度の内容になっていますが、余力があれば長編化して単行本サイズの分量にしたい気持ちはあります。読者の反応次第なところはありますので、皆様の忌憚ない意見をお聞きできればと思います。

それでは、年末ではありますが冬コミ2日目の東京ビッグサイトでお会いできますと幸いです。

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