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微分音について

こんにちは!!!

以前「微分音」を紹介する機会があったのですが、これについて改めて書いてみようと思います。微分音って何ぞや。

「微分音」とは

私が書くよりも辞書引いた方が…………

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って事で辞書です。

どういう事かと申しますと…………

例えばピアノ、あれって鍵盤叩いて音出しますよね?その時、「ドとド#の間の音ってないんやろか?(鍵盤と鍵盤の間の音ってないんやろか?)」って考えた事ありません?

音なんてほぼ無限にあって、一定の感覚で「ド」「ド#」「レ」……って名前付けてるだけなら、「ド」と「ド#」の間にも音は存在するはずや!みたいな……。先に結論言っちゃうとその「ド」と「ド#」の間の音(鍵盤と鍵盤の間の音)が「微分音」なんです。要は、普通のピアノじゃ出ない音ですね。

じゃあ微分音出せる楽器って何やねん。それが「作音楽器」です。

作音楽器

作音楽器ってなんやねん。

あの、あれです、例えばホルンとか、バイオリン(も?)とか、そういうやつです。

誰が弾いてもある程度(素人には判別できない位には)同じ音が出るピアノやパーカッションに対して、奏者が変われば音色がガラッと変わる楽器が「作音楽器」です。管楽器はほとんどこの「作音楽器」なんじゃないかなぁ、と。

で、この作音楽器、一応一定の音階は決まっているんですが、敢えて少し音程をずらしたりもできます。その辺は奏者の技倆に依りますが。だから、あれです、意図的に音程を外す事で、微分音を出せる(語弊の塊)のです。

実際に聞いてみてください

実際に聞いて頂くのがはやい気がします。微分音を使った曲があるので、リンク貼っておきますね。ものすごい絶対音感の持ち主は聞かない方がいいかもしれません……気持ち悪くなります。

現代音楽作る人として(私の中ではかなり)有名な天野正道さんの「緑~微分音、クラスター及び音密度収束と拡散の為のエチュード~」です。譜面通り演奏されたフルバージョンがどの動画サイトにも載ってないのが悔やまれます。

あ。微分音関係ないですが、天野正道さんの「沢地萃」もものすごく素敵な曲です。よろしければ……

なんだか書きたいことが全て書けてしまいました。今回はこの辺で。

最後までお付き合い頂きありがとうございました!

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