初の“表彰式”開催に込めた想い
皆さんこんにちは。しるし株式会社人事の石井です。私は組織人事として、顧客への成果最大化に向けた、組織作りに、日々励んでいます。
先日はしるし初の、表彰式を開催しました。今回は、このタイミングで実施に至った背景と合わせて、その企画に込めた想いをお伝えします。
初の取り組みということで、企画にあたっては様々な困難がありましたが、表彰式を終えた今、組織として目指す方向へ一歩近づけた実感があります。これから、表彰式を開催予定の企業様にも参考になると嬉しいです!
ちなみに表彰の様子は、こちらの記事でご紹介しています。
◾valueの目線を揃え、一体感を育むことが目的
表彰式の目的は、会社として更なる成長に挑むにあたって、皆で目線を揃え、組織効力感※を高めることでした。このタイミングでの実施となったのは、組織の目指す方向が明確になったことが大きな理由です。
前期は、様々な変化や逆境を乗り越えてきた半年間でした。理想とするサービスレベルを達成するために、組織図を1ヶ月ごとに変えるなど、大きな変更を行ってきました。そしてその過程で、人事制度やvalue(大事にする価値観)を一新しました。改めて会社と個人の目指す方向を示し、役割を明確化したことで、組織として成果を最大化できる仕組みが整ってきたと思っています。
ですが、普段の評価では個人の成果に基づくフィードバックを行っていることもあり、他のメンバーとの比較や、他のチームメンバーの活躍を知る機会も限られています。また成果のベースであるvalueについて、目線を揃える場もまだまだ少ないと感じています。
改めて表彰という場で、自分たちの頑張りを讃えあいながら、valueに対する全社の理解と納得感を高め、より一体感を持って成果を創出できる組織にしていきたいと考えました。
※「組織効力感」は、株式会社Momentorの商標です。
◾️非日常な空間で、納得感と満足感がある表彰を
企画にあたっては下記の3点を重視しました。
1)valueの再認識
しるしで成果を出している人は必ずvalueを高いレベルで体現しています。
自分達がどのような価値観で仕事をすれば目指す成果を出せるのか、定量的な成果のベースとなる行動指針がvalueに当たると考えています。
それが揃えば意思決定がぶれず、個々の頑張りが組織の成果に直結します。
そんなvalueの重要性に納得してもらい、その目線を揃えるために、valueに関する賞を、各valueごとに設けました。
value賞の選出はマネージャーが行いました。議論の中では、何がvalueの体現に当たるのか、という話し合いが何度も行われました。そうすることで、マネージャーのvalueの目線も統一できたと思っています。
2)納得感・満足感
2つ目に重視したのは、受賞者も、非受賞者も納得感と満足感があるものにすることです。
初めての表彰ということで、その受け取り方も様々かと思いますが、まず受賞においては納得感が必要だと考えました。そのため先ほどお話しした通り、value賞の選出は、活躍を間近で見ているマネージャーにお願いしました。代表がマネージャーをしている部署もあるため、同席はしましたが、決定には絡んでいません。
また満足感という意味では、非受賞者も含め、全員が今回の結果を経て、新たな目標に前向きに向き合ってもらいたいと考えました。新たな目標を自分の中で見出すのでもいいですし、表彰者をみて真似したい、こうなりたいと思うのでもいいですし、悔しさを原動力にするのでもいいですし、何か持ち帰ってもらえるよう意識しました。
そこに向けては、演出だけでなく、表彰を踏まえて半年後の未来を描くワークを行うなど、表彰を機に考えてもらう場を設ける工夫をしました。
3 ) 特別感・非日常
3つ目に大事にしたのは、特別感や非日常の体験であるということです。
表彰が受賞者にとって強く思い出に残り、そして非受賞者にとっても、次は目指したいと思える表彰にするためには、より非日常空間での特別な体験である必要があると考えました。
最初は、オフィス付近のレストランなども検討に上がっていましたが、最終的には、オフィスから離れた場所で、思いっきり非日常を体感してもらえるホテルの会場を選びました。
映像や音楽などの演出は、よりこだわりを持つために、協力会社にお願いをして作り込みました。
またその表彰自体をインセンティブに感じてもらうことが大事だという考えから、あえて物やお金などのインセンティブは用意をせず、賞状やトロフィーにこだわりを持ってお届けしました。
◾️さらに表彰の価値を高めていきたい
表彰式後の懇親会では、マネージャーや様々なメンバーとお話しし、「自分ではなく、自分たちだからやれるという組織目線での自信がついた」や「悔しい、次は自分が受賞を目指したい」「次は自分のチーム・部下が取れるようにしたい」というような、開催にあたって目標としていた前向きな言葉を、たくさんもらいました。
やって本当によかったなと思いました。
今後もさらにこの表彰の場を価値あるものにしたいと感じましたし、valueの体現レベルと共に、組織として顧客への提供価値を高めてていけるよう、表彰以外の場でも尽力していきたいと思います!
◾️ここまでお読みいただきありがとうございます!
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