あれから21年たった

今朝、NHKBSで1999年1月1日、天皇杯決勝横浜フリューゲルス対清水エスパルスの試合を放送してくれた。

1999年、あれからもう21年経ったんだなぁ。時間がたてばいろいろ冷静になれるもので、あの当時撤退したスポンサーの飛行機には絶対乗るか!と思っていたのに今はもう普通に利用しているし、合併先のチームにもなんとなくのモヤモヤがあったりしたけれど、もう今はあまり気にならなくなった。

しばらくはJリーグからも離れたし、もうあんなに熱烈に応援できるチームは現れないだろうと思ったけれど、地元のチームの年チケを買いサッカー場に足を運んでいる。

でも、試合を見終わったら泣いていた。きっと何度見ても泣くんだろう。


チームがなくなるという話を聞いたのは1998年の10月くらいだったと思う。嘘でしょ?と思ったけれど、どうやら本当らしい。選手やサポーター仲間と署名活動もした。すごく色んな人が署名してくれたし、応援してくれた。このことは生涯忘れないし感謝している。

そこからチームは負けなかった。選手もサポーターも僅かな希望を抱きながら頑張っていた。

私も北海道以外はすべて追いかけた。わずかなのぞみを持ちながらも、もうこのチームを応援できるのは残りわずかなんだという思いにかられていた。そしてこの決勝の日を迎えた。この日が来てしまった。


あの当時フリューゲルスに在籍していた選手の中で、遠藤保仁ただ1人。今でも現役で活躍している。

楢崎正剛が引退し、前所属:横浜フリューゲルスという文字を見ることがなくなり、今たぶん遠藤保仁が唯一のフリューゲルスサポーターの拠り所なんだと思う。

遠藤保仁が現役を引退する時、フリューゲルスサポーターとしての一つの時代が終わるのかもしれないけれど、でも私は生涯フリューゲルスサポーターでありたいし、それを誇りに思っていたい。

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