ヒゲダン

だいぶ遅いけど、先週から妻が面白いと言っていた「silent」というドラマを見始めた。来週で終わるから合計3回しか見られないけど、いいドラマだと思う。

主題歌の「subtitle」は、Official髭男dismの曲。脚本を読んでから書いた曲だと妻が教えてくれた。そう思って読むと、なるほどと思う歌詞が多い。タイトルの「subtitle(=字幕)」も、ドラマのテーマに沿っている。

ヒゲダンの曲は構成がけっこう変わっている。聞くたびに、構成が中学の合唱部で歌った合唱曲みたいだなと思う。最近の曲は難しい難しいと思って聞いていたけど、昨夜からYouTubeで4~5回聞いたら、なんとなく頭に入ってきた。

中学校は高校に比べてそこまで好きではなかったけど、歌にまつわるいい思い出がけっこうある。

合唱コンクールにとても力が入っていて、特に中3の合唱コンクールはどのクラスもみんな本気だった。課題曲は毎年「大地讃頌」。自由曲には「未来」という曲を選んだ。谷川俊太郎さんの詩に曲をつけたものだ。

コーラス部はなぜか毎年女子しか入らなくて、最後の夏の大会に出るために、6月頃から音楽の先生がめぼしい男子に声をかけて助っ人を集めるというのがなぜか伝統のようになっていた。

僕もその助っ人コーラス部として大会に出た。「夏」という戦争にまつわる難しい曲を歌ったのを覚えている。

どれも詩が重要な曲。詩に重きを置いていて、そこに複雑な構成を合わせているところが、合唱曲っぽいと感じる理由なのかもしれない。

「subtitle」も、あと何回か聞いたら歌えるようになる気がするので、家族でカラオケに行って歌う日を楽しみにしておこう。


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