タワレコで試聴したい
昨夜は久しぶりに遅くまで残業。
一人で何かを練ったり作り上げたりする仕事のときは、妻にもことわった上で夜遅くまでオフィスで作業させてもらうことがある。
わりかし早い時間にオフィスは自分ひとりになったので、イヤホンで音楽を聞きながら仕事をした。
YouTubeやSpotifyに、昔好きだったアーティストの曲がたくさんある。昨日は学生時代に大好きだったGOING UNDER GROUNDの曲を聞いた。
これとか
これとか好きだったな。というか今でも大好き。
最近好きになった曲はもちろんいいんだけど、やっぱり二十歳くらいまでに好きになったもの見聞きすると、体験も一緒にフラッシュバックするから不思議だ。
好きなアーティストの新譜を聞いて「うーん」とか「すげえ」とか思ったり、暇な時間に友達と一緒にタワレコに行って、知らないアーティストの曲を、ポップを頼りに試聴したり。
ところで今の若者たちって、タワレコで試聴したりするんだろうか?
午前中は、通院の妻のかわりに在宅勤務で娘と一緒にお留守番。仕事に集中していると、どうしても邪険に扱ってしまう。妻が帰宅して、出掛けに抱っこしてあげたら、とってもとっても嬉しそうな顔をしていて、胸が締め付けられた。反省。
昔好きだった「蟲師」というアニメがある。映像がきれいで、切なくて不思議な話が多くて、とてもハマった。昨年だったか、夜中に久しぶりに見ようと思って見てみたら、子供がつらい境遇の話が多くて、なんだかつらくてすぐに見るのをやめてしまった。
同じような気持ちがフラッシュバックする音楽があれば、同じようには受け取れない物語がある。変わらない感覚と、変わっていく感覚がある。大人になったかどうかはわからないけれど、自分だったり、家族だったり、職場の仲間たちだったり、大事だと思うものが自分の周りに増えていくのは、悪くない。
でも、今でもやっぱり帰省して暇を持てあました友達と、タワレコで視聴して、カラオケ行って、ファミレス行って、夜中も開いてるシダックスでダーツをしたりビリヤードをしたりしたい。
まさしく暇を持てあました神々の遊びだ。
暇で、行動力もなくて、親の金で遊んで、目標もなんにも無かった。
自分の子どもたちも、2〜3年くらいはそういう時間を持っても大丈夫なように、コツコツと頑張ろう。