見出し画像

豪雨とお掃除ロボ

オフィスの中でお掃除ロボットが動いていた。
外は いっときの集中豪雨で 一気に暗くなって
窓にオフィス内を動き回る ルーロが映り込んでいた。

動いている音だけはめちゃ聞こえてくるが
私のいるエリアの向こう側で動き回っていることだけはわかるので なんとなくどの辺にいるのかはわかる。

世の中 なんでも自動化なんだなと思う
ある意味ロボットの方が きちんと 掃除してくれるのかもしれない。
ふっとそんなことを思う。だって お掃除の人がサボっているのを見なかったことはないからだ

一人の不真面目な人のために信用できない人たちになってしまうのは 残念なことではあるが
当たり前のことなのかもしれない。
テレビで 見た 大麻所持か何かで活動停止になった運動部のことを連想してしまった。
一人だけといってたが 実際 複数関与してたりしたらしい。 もう信用もなんもあったもんじゃない。

こっちには全然やってこない!
じっくり ゆっくり 観察したいのに!
オフィス移転して4ヶ月して始めて オフィスの中に
お掃除ロボットが動き出したのだった。

これってある意味 お掃除の人が来ない分セキュリティーとかもやっぱ安心だと思う
知らない人がいても お掃除の人だと誰も疑いはしないからだ
仕事柄 ルール上は席を立つなら全部片して行かねばならなかったりするが これは面倒なので部外者が入ってくる回数が少なくなるのは好ましいことだったりする。

ふっと目を挙げると 一人社員さんがずーっと何かを見下ろして経っていた
動かない。。。。
私だけじゃないらしい お掃除ロボの動向が気になるのは
その社員さんを 見つめ続けたら目が合ってしまった
気づかないふりして首を回してみた

窓の外が目に入る
。。。あ。。。雨止んだみたいだ。
誰もまだ 雨が止んでいることについては
何も言わない。
なんとも言えない 灰色の空の向こうに 薄いレモン色みたいな空が 少し広がっていた
そんなことは全く関係ないのだろう
お掃除ロボットは 止まることなく 動き続けているようだった。
電池切れるまで職務全うする。。。
ある意味で ロボットとは 社畜といえるのかもしれない 他に目をくれることなく
職務を100%全うするのだから・・・。

#私らしく書く #自分らしく書く #エッセイと言っていいのか #エッセイ  #記憶より記録 #スイッチが入りました #ある日のオフィス #お掃除ロボ

いいなと思ったら応援しよう!

志彌 -ゆきみ-
よろしければサポートお願いします。 さらにたくさん学び,深めるために使わせていただきます。