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【WACK】零街の片隅へ 3 〜ゆきみside〜

零街にも ノートガルドにも
いない日々を過ごしていた。
随分昔は こっちがほんとのリアルで 日本という国に住む自分自身がニセモノみたいだった時代もあったのに。
「それマトリックスじゃんw」
 随分昔に 相方にいわれたのを思い出す。
ちょうど また映画館ではマトリクスの続編が公開になった ある日のことだった。

新しい AstrologyDiceと 新しい Astrologycardを
自分の相棒にするため 必要なアイテムのために
珍しく零街の片隅にある Ciudad CERO の一室 で探し物をしていた・・・。

急に ノートガルドにつながった 扉が開く・・・
誰かきたんだ・・・。

「やあ、ゆきみんいるかい?」
その声の主は 白ちゃんだった。

彼は お誕生日おめでとうを伝えにきてくれて
最近 ここに起き続けている カードやルーン ジオマンシーなんかのメッセージを使っていることを話してくれた。

映画も 小説も翻訳者が違えば 
違う世界を見せてくれる・・・・。
それは 「To be or not to be・・・」が
明治の最初には

“アリマス、アリマセン、ソレハナンデスカ”

から始まり

“生か死か......それが問題だ。”

“あるべきか、あるべきでないか、それは疑問だ”

“どっち だらうか。 さあ そこが 疑問“

“生きるか、死ぬか、心がきまらぬ。”

“このままにあっていいのか、あってはいけないのか、そこが知りたいことなのだ。”

翻訳者次第で言葉が変わり 印象が違う
そういうのとおんなじだ・・・・。
元は一緒なのにフィルターが違えば 違うものに見えてくる・・・。

そんな世界の中で 私という色の翻訳を 選び読んでくれることのありがたさを 感じていた・・・。

お話しする時間があると言ってくれたから
お誕生日も近い事だし星の話でもしよう・・・・。

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ブルマンやマンデリンは リラックス効果がある豆だ
ブルマンブレンドをご機嫌で
赤銅色のお気に入りのコーヒーミルに入れ
豆を挽きながら私は 星の話をし始めた・・・。

コーヒーのいい香りに包まれていく・・・

星座占いの星座って 自分の誕生日には
自分の星座を見ることができないのよね・・・
紙の上に自分の生まれた時の天体を配置していくことでその状態を始めの起点とする 人が 物が 事が
どう動いていくのか どう関係を変えていくのかを見て、自分の運命に重ね合わせていくのが 占星術なんだよね・・・

母親のお腹の中から 産道を通って生まれ出るまでの
ストーリーは 自分の人生に大きく 小さく共通点をはらんで繰り返し現れるものでね・・・。

私は臍の緒を首に巻いて生まれてきたから
真っ青な顔で死にかけていたけど 助けられて
今ここにいるじゃない
人生の大惨事だ!ってイミングには 誰かが
助けに来てくれるって経験を私は結構してるから
この母親のお腹から この世界に生まれてくる間の出来事の流れってそうだよねっておもってるんだよね・・・。

カップをお湯であ温めて
引き立ての豆を コーヒーポットにセットする。
ペーパー付ルターの端から ゆっくりと
お湯を細く注ぐと コーヒーの香りは一段とやさしく私を包み込んでいく・・・。
あせらず ゆっくりとコーヒーを落としてゆく・・・。
このコーヒーよく膨らむ・・・・。
鮮度もだろうが 誰とどんな気持ちでいるかによっても 珈琲豆の膨らみ方が違う気がするんだよね・・・。

話がどうこうじゃなく 
この香りの中に包まれている時間を 白ちゃんと共有したいだけだったかもしれない・・・。
コーヒーが好きな人にコーヒーを淹れる。
それは実は少しハードルの高いことだったなのに

香りを使う ツールを持っていると
コーヒーは手放せない。
ちょうど、香りのセッションのために よりリラックス効果をと選んできた ブルマンブレンドを
躊躇なく淹れる自分に気がついて・・・。
一つ 高いハードルを超えたことに気がついたのだった・・・。

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※頭の回転を早くしたい時は
マンデリン・ハワイコナ・ブラジルサントスがおすすめです。
この頭の回転を早くしてくれるそんな珈琲ブレンドをチョイスして
白ちゃんも審査員の沙々杯に参加はいかがでしょう!?

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志彌 -ゆきみ-
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