ムサシ
2021年 10月 大阪 シアタードラマシティー
私がこの劇場に来るのは久しぶりだった
はじめてきたのは
「オイディプス王」だったと思う。
その後 ここで吉田鋼太郎という役者にハマり
その後は何度かここにきたと思う。
去年からいくつか劇場での観劇をしてきたが
この会場での案内は今までで一番好印象だ。
しっかりと案内をする。
飛沫感染予防の為 会話は小声であってもしないで!というのが明確だ。
さすが 梅芸!っていうのは正しいかどうかはわからないがw
この作品が世に出て リアルに見にきたのははじめてだった。
気にしてても チケット買う時期にうまく自分の意識に上がってこない作品って今までいくつもあったから
この「ムサシ」もその中の一つで
映画館で上映されるものも何度もスルーしてしまった経験がある
それでも映画館での上映には 何度か行けているのだが はじめて映画館で上演された時は確か八尾で見たと思う。
この作品私は音楽が好き
え!そこでこんな演出!っていうのが好きだった。
今回は蜷川演出ではない 意思をついで再演というところが私は見どころだと思う。
意志を継いで・・・・。ここが大事なのだ
仕事をしていると いいとこ取りだけして
中身を無視するみたいな事が横行する
当たり前なのか?
私がおかしいの?と思うほど
形だけの真似事??ってなるものを嫌というほど味わってきた。
だからこそ そうではないものであってほしいと期待を胸にここに座っている・・。
リアルでなければ味わえないものは必ずある
映画館で見た事があるからこそ それが体感できる。
リアルを先に見て 映画館で見た時の物足りなさってのも 過去に実際に体験しているからこそ
逆の価値もわかるってものである
人はみんな体験が大事なのだ・・・。
アナウンスをいくらしても 喋る人間は喋る・・・・。
直接注意されなければ守る事ができないのだろうか???
開演4分前というのに空席がまだある・・・
もしかすると 満席になっていないのかもしれない・・・。
<以上開演前 >
休憩に入る
また話を始める人達が気になる。
今回 7列目という席で見る事ができた
オペラグラスを忘れた私であるが問題ない。
休憩までの間でも十分に見にきた甲斐があったと感じる
やっぱり舞台は生が良い。
この作品は 小次郎が過去 溝端くんになるまでに二人いる。
小栗旬 勝地涼・・・。涼くんで見る気がさらさらなかったことを今になって思い出した。
そしてこの再演 溝端くんで良かったと思える。
なんでだろうなと思う部分もあるけれど
溝端くんがいい・・・。
刷り込みかもしれないけれどね 映画館で見れたムサシは溝端くんのものだったからだろうななんて考えながら振り返る。
これはね・・・やっぱ生で見ないと笑えないところがある
この空気感が大事なんだよねって感じながら作品を見ている自分が楽しい。
休憩中 記事を書きながら
携帯の電池がなくなってきたことをいしきしていたら 真横にコンセントが見えてしまう
キーボードを叩く私の真横に劇場の案内の人が立っっていた。
初注意を受けるのか?と構えていたら
通り過ぎて行ったw
過去何年もこのスタイルで客席で記事を書いているけれどまだ 一度も注意を受けたことはない😅
キーボードを叩きながら開演を待つなんて人はそんないないだろうけど
私だけではないはずだと思う。
ちなみに シアタードラマシティーは
劇場内で携帯は繋がらない 梅芸もだけどね
なのに携帯がなる事がある つながる機種があるのだろうか?
こういうことを描いているということは
今日そういう事があったということでもある
そのキャリア何なのか知りたいよな・・・。
<以上休憩中>
やっぱり生で こにタイミングはまさにな時
このムサシは蜷川さんに井上ひさしさんが書きおろした戯曲だからやっぱり あぁぁ 井上ひさしさんだなって思う言葉の選び方があるし
やっぱり面白い・・・。
この戯曲の音楽の宮川彬良さんもやっぱすごいなってなる
全体通して やっぱ面白いし 拍手入れたくなる。
私はミュージカルで間でお客さんが入れる拍手のタイミングで拍手しない事が多い
本当に動かされる感じがない時は しないことに決めている
周りが拍手していようといまいとそこは関係ないとこがある。
この作品は 拍手もしたくなるし
笑も勝手にでてくる。 こういう作品って本当に価値があると思う。
今の世の中で この作品に出会えてことに感謝。
あのね・・・本当に このタイミングにこの再演は興行を決めた人にもありがとうを伝えたくなる。
見る機会があるならば ぜひ見てほしい
蜷川さんの7回忌に合わせて シェイクスピアシリーズも終わり この公演があり・・・。
そして 役者が生き生きとしている
本気で遊んでる大人はかっこいい・・・。
それは 完璧までに作り上げた中だからこそのあそびだから 面白いんだ・・・。
型を破るためには 型を極めなければできないんだ
それを演劇って見せてくれるから 好きなんだ
そんなことを 今思う・・・。
<以上観劇後>