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今は知られていないんだ

コメントを残してくれる
カブザルさんの記事を読んでいて
おじーちゃんの時代の話を思い出す。

私は幼少時代
近所のおばあちゃんたちに
「ふろ屋のこ」 「ふろやのゆきちゃん」
と呼ばれていたのである。
しかしうちの家も じいちゃんちも
風呂屋ではなかった。

ただ、お風呂付きのアパートはしていた。
やたら広いお風呂があったが
小学生の頃には そのお風呂も 壊されて部屋になった。
私の勉強部屋は元風呂場だった。

勉強机を2つ置いてもまだスペースがあった 元風呂場は 中学の頃には 私の一人部屋になった。

私がこの世に存在してからは 風呂屋ではなかった
地元の商工会議所の50年史みたいな本の中におじいちゃんの名前があって
〇〇○浴場  5年後には 〇〇○温泉という社名で登録されていた。
銭湯をしていたことがあったのである。

そのため 地場のおばあちゃんたちには 風呂屋やってないのに「ふろやの子」と呼ばれるのも不思議なことではなかったのだ
まあうちから川を渡ったさきに 今も銭湯があり 同級生がリアル風呂屋の子だったんだけどね😅

風呂屋だった当時 テレビがあったり お風呂上がりにベランダでビールが飲めたり 番号をいうと そのロッカーが開くシステムがあったり 画期的な風呂屋だったらしい。
昭和20年代から30年代の話だ。

銭湯の話と聞いて 「ふろやのこ」と呼ばれていた
幼少期が思い出された・・・。
おじちゃんとの思い出はほとんどない・・・。
幼稚園に頃に亡くなっているからだ
でも おじいちゃんが亡くなって何年も何年も 銭湯をやめて数十年の間私は 「ふろやのこ」で認知されていたのだった・・・。
今では この場所が銭湯だったことを知る人の方がほとんどいないのだけれでども・・・。

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志彌 -ゆきみ-
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