捨てるの上手。
今 私は お得にタブレットを買えやしないかと
市の20%還元の期間中に使ってやろうと
電気屋さんに歩いて行って 暑さと紫外線にやっつけられ家に帰りつけず コメダ珈琲のカウンターに座っている
カウンターなら ご案内できますと案内されて
こんな時に限って充電用の一式がないことに がっかりしている。
コンセント席に案内されるなんて稀なことなのに、活用できないなんて・・・。
ついてない。
結局電気屋にはほとんどタブレットは置いてないし
暑い 痛いだけのために外に出たみたいになった。
コメダに座って スマホの歩数を確認する
5000ちょい・・・ このおでかけがそれくらいの距離すでに歩いてる
JRの一駅分と 近鉄の一駅分を 歩いたところまで行ってるから まあ単純に2駅分くらいは歩いたな。
自転車は実家に連れ戻された時に 捨ててきた。
それから 自分の自転車はない
基本徒歩生活だ 家に一台も自転車がないわけではないが もう長らく乗っていない。
強制的に捨ててきたものではあるが なければないで問題はない。
私はミュージカル曲を中心に選曲された ステーションを聴いていた
不意にノイズキャウンセリングがとれて、外部音声取り込みモードになった。
聞く必要があることでもあるいうかのように後ろの席の人の声が入ってくる。
「私はあなたを捨てる!」
女の人の声でその言葉は入ってきた。
・・・・カップルの喧嘩かな?
ノイズキャンセルモードに戻すためにスマホを触っていると 後ろからと思って言いた声が右横からだった事に気がついた。
カウンターに座ったカップルの会話が 私の耳に入ってきたのだった。
ノートとスマホをみながら どうもワークをしているらしい事に気がついた。
ちょっと 興味が湧いて 音楽を小さくして そのまま話を聞いてみる事にした。
彼女が捨てると言った “あなた”は ノートに書かれた何かだというっことが わかってきた。
栄冠は君に輝くがちょうど流れてきた時
相手になぜ 捨てるのかを 聞かれ始めた。
今の自分が嫌いだから 捨てるのだと彼女は言っていた。
その声のトーンに 自分で気がついたのだろう
こういう反応の仕方も捨てる!と 付け足していた。
話を聞いていると どうも 暗い自分を捨てるみたいなことのようだった。
そういう意識のところは 捨てるって使うと 遠回りなんだよなぁと 私は思い至っていた。
こういうワークが洗脳になる。それを最近はよく感じることがある
ただやってみないと そこに気がつくことはないのだ
人はみんな捨てることは上手だ
今 ここに 存在するということは 他の可能性は全部捨てたということでもある。
捨てられないなんて人はよくいう
今が 捨てまくった結果だと考えたら
すれられないんじゃなく 今その状況になるように他を捨てただけなんだとおもう
ミニマリストとは 捨てまくった結果ではなく
ものが溢れた未来を捨てただけの結果かもしれない
みんな 今ここにいるということは
捨てるの上手なのだ
制限のある世界に身を置く 制限のない世界を捨ててきたということなのかもしれない・・・。
みんな 選んでいるのではなく 捨ててきたのだ
無意識に
だから 全ての人は 捨てるの上手なのだ
無意識にできる 当たり前の能力なのだと私は思った。
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