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《r6.5.21》もし健康なら安楽死なんて思い浮かびもしなかった

どうも、死に向かって生きる人です

私は足が悪い
厳密には胸から下が麻痺している

生まれつき悪かった訳ではなく、7年前から障害者になった。

それまでの間は至って健康で毎日楽しく生きていた

なんなら車椅子に憧れたことすらある

人から優しくされる障害者っていいな、なんて今では信じられないような不謹慎なことまで考えたこともあった。

だが、いざ障害者になったら?

普通に歩く人を見て僻み、妬み
走れないという事実を毎日突きつけられ苦しみ
痛みに毎日耐えながら、自分はなぜ生きているのだろうと考える

そんな毎日を送っている。


もし私が障害者にならず、健康で居られたならば
安楽死なんて思いつかなかっただろう

そんなニュースに惹かれることもなかっただろう

なぜなら、そんなことを考える暇もないくらい毎日が楽しみで充実していたから


もちろん、身体の障害以外にも抱えてきたものはあるが
身体障害に比べればなんてことも無い

今振り返ってみると健康だった頃の自分の悩みが分子レベルだとすら思う。


ただ、今の私にも生きる希望ができた

それが《安楽死》である

聞こえは悪いかもしれないが、私にとっての《死》は希望なのだ

健康な頃に描いた夢や希望とは全く違うけれど、
それでも生きる理由にはなっている

死を目標には頑張れるなんて不思議な話である。

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