ビジネスやってて、会計しらない人の致命的弱点の7選
ビジネスを行う上で、会計知識がないことがどれほどのリスクになるか…を理解してもらうためにまとめました。会計を知らない、分からない、興味ががない経営者が抱えるであろう致命的な弱点を7つ挙げ、それぞれのリスクについて説明しました。
1. 正確な経営判断ができない
会計知識がないと、経営判断が直感や経験に頼ることになります。つまりは、根拠がないのです。数字に基づかない判断は、思わぬ損失を招く可能性が高く、会社の方向性を誤ることにもつながります。根拠がないため、再現性もない。直感や経験は引き継げないため、成功への方法論が確立できません。
2. コスト管理が甘くなる
会計の基本であるコスト管理が不十分だと、無駄な支出が増え、利益率が下がります。どの部分にコスト削減の余地があるのか、どの事業が利益を生んでいるのかを把握できないため、経営が効率的に行えない。限られた経営資源を無駄にしたことで、会社の士気も下がっていく。
3. 資金繰りの悪化
資金繰りが悪化すると、黒字であっても倒産のリスクが高まります。会計知識がないと、キャッシュフローの管理が疎かになり、資金不足に陥りやすくなります。これは、企業の存続にとってかなり致命的です。
4. 投資家や銀行からの信頼を失う
財務状況を適切に説明できなければ、投資家や銀行からの信頼を得ることが難しくなります。資金調達や融資を受ける際に不利になり、事業拡大のチャンスを逃すリスクがあります。逆に考えれば、財務状況を適切に説明もできない人に大事な資金を投資しますでしょうか?
5. 長期的な戦略が立てられない
会計を知らないと、短期的な利益に偏った判断をしがちです。長期的な視点での投資計画や成長戦略を立てることが難しくなり、持続的な成長を図ることが難しくなります。短期的な利益を選択することもあると思いますが、長期的な視点ないなかでは取るべき選択ではないと思います。
6. コンプライアンスリスクが高まる
税務や法務に関する知識が不足していると、法的トラブルにつながる可能性があります。特に税務は法律に基づいて処理をしているため厳格な運用がなされます。税務調査により”適切な会計処理”ができていないと、ルール違反が発覚した際に、追加対応などの無駄な時間が取られたり、企業の信頼性が大きく損なわれる恐れがあります。
7. 社内コミュニケーションのギャップ
定量的な数値をつかった議論ができないことで、経理部門や財務担当者とのコミュニケーションにギャップが生じ、経営方針が適切に実行されないことがあります。これにより、組織全体での戦略実行が不十分になり、目標達成が困難になることがあります。
まとめ
会計知識はビジネス成功の鍵です。まずは、基礎から始め、定期的に会計に触れる習慣を作りましょう。例えば、月に一度、顧問会計士と一緒に数字を見直す時間を設けることで、ビジネスの現在の状況を把握し、安定した成長を目指しましょう。
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