【運用資産内訳】2024年3月30日時点
こんにちは、サトシです。
こういうマーケットの状況だと何もしない方がお金増えますね。
新NISA(今年)から投資を始めたとして、年初に一括でオルカンに投資をしていたら15%弱くらいのプラスになっているはずです。
ちょっと勘違いしてしまいそうですが、投資の効果を実感するには良い効果がありそうです。
私はほとんど何もしない状況になってはいますが、一応振り返って見ます。
1.運用資産ポートフォリオ
昨日時点ではこんな感じになりました。
引き続き株式が全般的に好調です。放置している国内債券(ほとんど国債)の割合がかなり下がってきました。
国債の利回りは少しずつ上がっていて、変動10年だと0.5%弱になっています。預金よりはマシという感じです。
金額ベースではこちらです。運用額が1億円に達しました。
最近は毎月きっちり60万円ちょうどくらいを入金してるので、今月の投資損益はプラス390万円弱でした。年初からの累計だとプラス1,600万円くらいです。
2.マーケットや売買について
NISAでの買付以外では債券やREITを追加購入しているのですが、国内REITの不調が取り沙汰されていました。
日銀が利上げに動けば多額の借入を行なっている不動産市場は悪い影響を受けます。
国内REIT(1343)の過去5年チャートはこんな感じで、この期間だけを切り取るとあまり良い商品には見えません。
私は分配金や分散を意識しながら投資する商品だと捉えています。
直近ここ1カ月では少しだけ回復しましたが、これはREITの利回りが高くなっていたことと、日銀が大幅な利上げには動かないと判断されたことが背景のようです。
海外REITの方が多く買っていますが、国内REITも引き続き買おうと思っています。国内でインフレが起きればREITの底上げにもつながりそうですが、どうなんでしょう。
3.円高が何をもたらすか
そのうち円高が来るのではないか、と前回の投稿で書きました。全然ならないのでなんだか無責任ですが、私はそれでも円高くる説を唱えています。
為替に影響を与える要因はいくつもありますが、短期的に意識されているのは日米金利差の縮小でしょう。
アメリカの政策金利は、インフレ退治を目的に2022年春頃から上がっていました。
金利が日本対比で上がると、債券投資や預金も含めてドルを持つ妙味が上がりますので、どんどん円安となっていました。
日本は長らくゼロ金利(かマイナス金利)政策ですから、日米金利差は基本的にアメリカの金融政策主導で決まっているとも言えます。
アメリカはインフレを克服しつつありますし、ここにきて日本にも利上げの可能性が出てきています。
そうすると日米金利差が縮小し、これまでの流れが逆回転して今よりも円高になる可能性が高いです。
では円高になると(あるいは金利に変化が起きると)何が起きるのでしょうか。大体こんな感じと想像しています。
米国株の更なる上昇(織り込み済みでなければ)
海外株式の円建て評価額下落
輸出銘柄を中心とした日本株の下落
国内のインフレの解消(むしろ景気悪くなるかも)
住宅ローンの金利上昇
すでに織り込み済みのものもあるかもしれませんが、投資家にとっては良くないことも起こりそうです。
特に国内株式の主力は輸出銘柄(自動車、総合商社、半導体、ファストリ等)が多いですから、日経平均の上昇に水が差される状況となりそうです。
そして日本では長きにわたって「金利ある世界」が存在しなかったので、どのように経済が動くかよく分かりません。
ずっとゼロ金利・マイナス金利でも経済が全く伸びなかった国なのに、利上げしたらどうなるのでしょうか。
4.今後の投資方針
仮に一旦円高に触れるとしても、できることは入金力を高めて投資し続けることくらいと感じています。
米国でインフレが再発すればまた金利は上がると思いますし、また長期の為替予想としては円安と考えています。
今は1ドル150円くらいですが、そのうち170円とか200円の世界が当たり前に来るかもしれません。
日本円の価値が毀損している中でできることは、より信頼できる通貨や資産で自己防衛することです。
株式投資もそうですし、金投資もそうですし、不動産も含めて国内外に分散投資させるのが良いと考えています。
少子高齢化が進んだ先に、日本が将来どういう国になっているかも心配です。
日本円でお金持ちになる(億り人)発想から脱却して、「ドルでお金持ちになる」といったマインドで投資するのが良いのかなと考えています。
億り人になってもミリオネアにはまだまだです。
それではまた。