羽生結弦 単独公演 “Echoes of Life” 埼玉初演の感想
楽しかった思い出を忘れないためのメモ書きです。
というわけで、以下、延々とただのオタクの悲鳴です。
(目次をご覧いただくとわかる通り、無駄に長文です)
宣伝( “Echoes of Life”を見るならこちら)
うっかり、ファンじゃない方が見てくれた時用に、宣伝しておきます!
【宣伝1】地上波特番!
普通は、テレビでは有料放送(CSテレ朝チャンネル)でしか放送されないけど、地上派で特番があります!1月26日(日)13時55分から!
【宣伝2】TELASAで配信中!
埼玉公演3日目と広島公演2日目を、すぐに全部見られるよ!
マルチアングルで見られる至れり尽くせり仕様!
TELASAさん、会場でのステッカー配布もありがとうございました!!
【宣伝3】公式ホームページ!
映画館で見れたり、CS放送もあるよ!
はじめに
皆様の考察の邪魔をしたくないので、考察なしです。
考察を求めてきた方、すみません、考察なしです!
自分なりに考察中だけど、私はまだ5%ぐらいしか咀嚼できてない気がする…私の頭が悪いせいで。
前回のRE_PRAYは、徐々に「ここはこういうことでは?」って謎解きしていく感じもめちゃくちゃ楽しかったので、Echoesもこれからそれが楽しみです!ゆっくり咀嚼します!
体の動きがさらに洗練されている!!
公演中にずっと思っていたのが、羽生さん、確実にさらにスケート上手くなってますよね。
私が最後に生で演技を見たRE_PRAYの時より、体の動きとか、さらに美しくなって、さらに洗練されてますよね!?
オタクの贔屓目ではないと思う、絶対上手くなってる!!と思っていて、公演終わってからパンフレットを読んだらその答えがあった…!
いつも最新の羽生結弦さんが一番上手くて一番美しいけど、まだまだ上手くなるんです?
少年ジャンプの長期連載主人公ぐらい底なしで「まだ強くなるの!?」って、どんどん上手くどんどん美しくなっていくから、羽生結弦さんから目が離せない。
RE_PRAYの時もたまアリだったけど、たまアリ広いのに、羽生さんの存在感が前より大きく感じて、私はスタンド席だったけど、遠いとか小さいとか公演中は、あんまり感じなくて、ずっと演技に惹き込まれた。
遠くても伝わる動きというか。羽生さんの日々の努力の賜物すごい。
会場に入った時は、スケートリンクひろーいって思うんだけど、羽生さんが滑り出すと狭く感じるんですよね。
公演全体の完成度の高さがさらにアップ
そして、今回、より「舞台」という感じが増しているように感じました。
アイスショーでもあるんだけど、もっと演劇とかの舞台に近寄った感じ。
映像部分とスケート部分の境目がより溶け込んでいて、ここは映像、ここは演技っていう感じが薄れていて、前回よりも、ひとつの物語としての完成度が高くなっているなと思いました。
スケートリンクの上の空間まで舞台の一部として活用されていて、スケートリンクの大きな空間が、まさに大きな舞台。
今回の、ドアがリンクに降りてくる演出とかも、映像的にも美しいし、現地で見ていても、その光景に単純に「すげぇ」ってなりました。
GIFT、RE_PRAYも、これまでのアイスショーと一線を画していましたが、Echoesはさらなる進化を感じました!
さらに、これまでと違うこと、新しいことに挑戦しようということも、いっぱい感じられました。
アイスストーリーは、フィギュアスケート、アイスショー、演劇などの舞台、音楽LIVE、映画、などなど、様々な演出が混ざっている新しいエンタメで、新しいパフォーミングアーツだと思っているんですが、
今回、公演を見ていて、こちらの客側も、無意識に「アイスショーはこう、フィギュアスケートはこう」という感覚に囚われていたんだな〜と気付く部分がいっぱいあって、良い意味で裏切られて、ハッとしました。
例えば、ピアノコレクションで短いピアノ曲が連なる部分とか、なるほど、そういう見せ方もあるよね!と。
アイスショーって演出がなんだか枠にはまってて、スケーターの皆様は凄いのに、もったいないな〜とずっと思っていたんです。
(スケートリンクを会場に作るからコスト面が音楽LIVEとかとは全然違うので、いろんな事情があるんだろうなとは思います)
羽生さんのファンになるよりも先に、PerfumeとBABYMETALが好きで、MIKIKO先生の作品のファンでもあったので、
「羽生さんがプロになったら、MIKIKO先生に演出してもらって、最先端のかっこいい演出をしてもらいたいな〜」と思っていたので、夢が叶ったうえに、さらに想像を大きく超えて進化していて、本当に楽しい。
ストーリーブック
今回、まさかの先に原作本を与えられるスタイル!
羽生先生の書き下ろしの新刊だ!!!!
羽生先生の同人誌だ!とキャッキャするオタクたち。
どんなプログラムをやるのか、どんな曲をやるのか、まっったく想像がつかなかった!!
でも、そのまったく想像のつかなさ具合が、逆にめちゃくちゃ楽しみが増幅して、私は会場に向かう飛行機の中でもずっと読んでたので、公演へのドキドキワクワクをより楽しめました!
飛行機の中で読むの、楽しいのでおすすめです。
公演を見て、小説が映画化されたときの「ここはこう表現するんですね!」みたいな楽しさもあったし。
エンタメだけどスポーツでもある
煌びやかに演出されて、エンタメでもあるけれど、羽生さんが一人で滑りきる姿は、自分の限界に挑戦するアスリートです。
ただ全曲滑るのがすごいんじゃなくて、一曲一曲のクオリティも高い。
ジャンプ前の軌道は、競技時代と同じ気持ちで固唾をのんで見守ってしまう。試合じゃないのに。
アンコールで出てきて、全てを出し尽くそうとする姿を見て「もう少し見ていたい」という気持ちと「もう休んでいいよ!」という気持ちが両方ある。物語が終わった後のアンコールは特に「美しい」「かっこいい」などの感想と一緒に、「がんばれ!!!!」って気持ちになる。
誰もいない島に降り立つ
NHKの番組(おげんさんのサブスク堂)で、おげんさん(星野源さん)が羽生さんに言っていた、
「最先端で誰も行ってない島に一人で降り立っている、その先が真っ暗っていうのは、とってもおもしろくって、表現者として1番おもしろい状態」
というお話がとても印象に残っているのですが、
プロ転向してからの羽生さんにそれをすごく感じていて、そのおもしろさは、ファンも感じさせてもらっているなと思います。
(おげんさんのサブスク堂のゲスト回が好きすぎて、未だに何回も記憶するぐらい繰り返し見てます)
羽生さんが次に何をするのか、何を見せてもらえるのかっていうのが全くわからなくて、めちゃくちゃおもしろい。
でも見せてもらえる演技や作品は絶対に素晴らしいものに違いないという確信がある。なぜなら「羽生結弦」だから。
演技が好きなのはもちろんあるのですが、凡人とは全く違う思考の羽生結弦さんというおもしろい人が、「次は何をするのか」というワクワクも大きい。
まだ一部の人しか気付いていないけど、今、羽生結弦さんはめちゃくちゃ熱いコンテンツです!!!
次回のテーマ(勝手に要望)
今回のアイスストーリーで、無限の可能性を感じたので、次のアイスストーリーはこういうテーマがいいなと勝手にあれこれ考えちゃうね。
【希望①】古事記や日本神話
今回はSFで未来の物語だったので、いつか、古事記や日本神話をモチーフにしたアイスストーリーを見てみたいな~。
羽生さん、神々しいプロとか、巫女舞みたいなプロが多いじゃないですか。
「神様」役がめちゃくちゃ合うのでは。
今回の攻殻を見てその確信を深めた。
【希望②】「和」をテーマにしたもの
希望①とちょっと被るけど、
完全に「和」をテーマにしたものが見てみたい。
衣装も着物をモチーフにしたもので、演出も「和」「日本」「みやび」って感じのやつ。
羽生さんと「和」って絶対に絶対に合うじゃないですか。
扇子とか持ってほしいし、プロローグの時の三味線みたいな、和楽器とのコラボとかも良いな~。
「和」モノは、一歩間違ったらダサくなる可能性があるけど、演出がMIKIKO先生ならば、絶対に新しいかっこいいものになるという確信しかない。
目尻に朱色を塗ってほしい…。
言霊ってあるっていうから、言うだけ言っておこう。
全力で生きる人
羽生さんを見る度に、人間はこんなに何事も全力を出せるのかと、ここまで全力を出せるのかと毎回感動する。
私はダメ人間なので、羽生さんみたいに常に全力で取り組むことはなかなか出来ないけれど、でも「人はここまで全力で頑張ることができる」ということを、実際に目で見て、知ることが出来た。
これを知ることが出来たことは、私の人生にとってすごくプラスなことだと思う。
話は逸れるけど、2024年夏のオリンピックで、試合に負けた選手が泣いているのを「見苦しい」とか叩く人達を見かけてモヤモヤした。
どれだけ努力したのか、どれだけそこにかける想いがあったのか、とか想像もできない人達なんだろうな。
全力で頑張ってる人を見て、私も頑張ろうって思える人間でいれて良かったなと思う。
羽生さんは見た目が綺麗で、演技も美しくて、聡明で、かわいくて、(良い意味で)だいぶ変な人で、おもしろい興味深い方で、好きポイントがたくさんありますが、私が心を強く揺さぶられる本質は、羽生さんから感じる「熱」だとか「思いの強さ」とかなんですよね。
凡人では理解できない、想像すらできないレベルの「努力」と「覚悟」の鬼で、いつも本気で生きている人なんだと、見ていて感じる。
見ているだけでヒリヒリするぐらいの「芯の強さ、芯の熱さ」を感じる。
ダラダラとなんとなく生きている人が多い中、一人だけ真剣(本物の刀という意味の真剣)を持って、「生きるか死ぬか」の紙一重のギリギリのところで戦ってる剣の達人みたいなお人だなと常々感じます。
羽生さんの中身を形にしたら、身長3メートルぐらいのゴリゴリマッチョで、鬼の顔と仏の顔を持っているのでは。
彼の見た目の綺麗さだけで、彼に対して、変な間違った偏見を持ってる人をたまに見かけるけど、
見た目で人を判断するなんて愚かだな…とヤバめのオタク(私)は思っています。
見場がいいのは武器でもあるけど、損をしていることもあるのかもしれない。
本編感想
イラスト画像は別SNS用に作ったやつで、曲順が前後している部分があるので、ご了承ください。
【1】First Pulse
オープニングで、カプセルの中でELEVENPLAYさん踊ってる時点で、
「あ、はい!もうこれ好きなやつです!!!」ってなった。
羽生さん登場。
顔小さい、足長い、細い、等身おかしい(何度見ても、毎回驚く)
First Pulseの作曲は平松建治さん。Echoesのための書き下ろし!(忘れないためのメモ)
ELEVENPLAYさんの衣装がNovaの衣装とリンクしてるのも好きポイントです。
【2】産声~めぐり
30代もキラキラフリフリ衣装を着てほしい。似合うから。
【3】Utai IV ~Reawakening
鶏蛇様、Utai様などは、大人になった羽生さんだからこそ演じられるキャラクターかなと思う。
これからの羽生さんの未来の新プロも楽しみしかない。
【4】Mass Destruction -Reload-
【5】ピアノコレクション、【6】Ballade No.1 in G Minor,Op.23
【7】Goliath (2024Remix)【8】アクアの旅路(Piano Solo Ver.)
アクアさんは、本当は休憩後だけど、ゴリアテくんと並べたかったので一枚に収めました。
プロジェクションマッピング、逆に演者が見えにくい問題があるじゃないですか、マッピングが目立ちすぎて羽生さんが逆に見えにくいと本末転倒で、私はずっと羽生さんの動きを見ていたいんですよ。
でも、今回の公演で思ったのは、マッピングいい具合になってきた、ちゃんと羽生さんの演技に溶け込んできた。
近くで羽生さんを見たい気持ちもあるけど、マッピングやリンク上部を使った演出が素晴らしかったので、今回はスタンド席の方が全体の演出を楽しめるので良いかも、と思いました。
(結局、複数回行って、いろんな席から見るのがいいね!富豪になりたい!)
製氷時間のまさかの刺客、チャー活
製氷時間(休憩時間)、
神々しいUtai様からの、めちゃかっこいいお兄さんマスディス様をまだ消化できておらず…。
新プロもたくさんあって、情報量が多すぎる…混乱…。
会場モニターで流れている東和薬品のかわいい羽生さん、どんなテンションで見たらいいの…。
これは東和薬品の社員だった世界線の羽生結弦…。(すっかり頭がEchoes脳)
あ、Twitterでみんなの感想見よ、ってスマホ開いたら、
チャー活シリーズに、このタイミングで新作きてる(笑)
一番おもしろいタイミングでチャーハン完成してる(笑)
みんながニヤニヤしながら温かく見守ってたチャー活…。
これは、チャーハンを作ってたようで作ってなかった世界線の羽生結弦…
ただただ、かわいいだけの世界線の羽生結弦…。
Utai様とかマスディス様などの強キャラ感からの振り幅が大きすぎて、羽生結弦と羽生結弦で頭がますます混乱…。
↓こちらが製氷時間に公開された、チャーハンがいつの間にか完成していた世界線の羽生結弦さん。
料理に挑戦?羽生様にスケート靴以外の刃物を持たせるわけにはいけないので、食材を切ったりとかはありませんね。当然ですね。
【9】Eclipse/blue【10】GATE OF STEINER -Aesthetics on Ice
羽生さんの新しい表現や体の動きに気を取られて、朗読している内容が頭に入ってこない。(私の脳のメモリが少なすぎて一度に処理できない)繰り返し見てゆっくり咀嚼します!
【11】Danny Boy
初めて生で見れて嬉しい…。
テレビだと寄ってるけど、スタンド席から見て俯瞰でわかる良さをいっぱい発見した!
スローテンポの曲だけど、スピード感がある部分もある緩急が、どちらの動きも引き立てあってることとか、リンクに大きく弧を描きながらするイナバウアーの美しさとか。
ダニーボーイのスピンどれも最高…。
衣装のヒラヒラが良い仕事してる!伊藤さんの神の技術!
おげんさん(星野源さん)が紹介してくださった曲が、こんなに素晴らしい名プログラムになるなんて。
星野源さんをテレビとかでお見かけする度に、心の中で「ありがとうございます」と毎回感謝しています。
(Danny Boyも大好きな衣装なのでイラストを描きたかったけど、軟弱なオタクなので、この辺で力尽きた)
【12】全ての人の魂の詩
広いリンクにドアがいっぱい降りてきて、すごい光景だ!って、まず単純にテンションが上がりました。
演劇とかだと舞台が狭いから、なかなかここまで広い舞台で、大がかりな稼働セットは珍しいですよね?迫力があって、見ていて楽しい。
そして、この辺の演技も演劇の舞台っぽく感じました。
曲も素敵ですよね。とても良い…動きが美しい〜。
Novaくんの今後が気になる、幸せになってほしい…。
エンドロール、【EC1】Let Me Entertain You
エンドロールの曲は高木正勝さん。Echoesのための書き下ろし!(忘れないためのメモ)
ハッピバースデーを歌わせていただく
そう、この日は12月7日、羽生様の30歳のお誕生日です。
オタク共の祝いたい気持ちを汲んで、お祝いさせてくれてありがとうございます!!!
羽生様の優しさがありがたい…。
急に歌を振られた!オタク、歌います!
ハッピバースデートゥーユー♪
ハッピバースデートゥーユー♪
ハッピバースデーディア…
(あれ?名前の部分みんななんて歌うのかな、こういう時は下の名前かな、
ゆづるより、ゆづの方が音的に良い?
個人的に恐れ多くて“ユヅ”なんて呼んだことないが???
※ここまで0.何秒)
ユヅ〜!!
という感じで、誕生日を直接ご本人の前でお祝いできるという貴重な体験をさせていただき、楽しかったです!
お誕生日とツアー初日と旅行が重なると、わけわからん状態になり、諸々、Twitterのタイムラインも追いつけなくなる、ということがよくわかった。
RE_PRAY初日のMCは、もっと緊張してて固い感じだった気がするけど、今回は、わりとリラックスした感じの口調で、ニヤニヤしてしまった。
【EC3】SEIMEI
ありがてえ、、手を合わせて拝みたくなる、世界遺産見てる気持ちになる…
SEIMEIになった瞬間に顔の作画と、まとってる空気までがガラッと変わるの、いつもながら凄すぎて惹き込まれる。
SEIMEIのステップは何度見てもうわあああってなる(しみじみ)
(本当は阿修羅ちゃんが先だけど、画像の都合で、順番前後してます)
【EC2】阿修羅ちゃん、私は最強
最後に
考察も書いてないのに、無駄に長いこの感想を、最後まで読んでくださった方が、もしいらっしゃったら、ご苦労様です。
(画像内のテキストも合わせると一万字超えです…)
自分の感想を書き終わってからと思って、まだ他の人の感想を全然見ていないけど、たぶんファンの中で、一番頭悪そうな感想文かもしれない…。
でも、とにかくめちゃくちゃ楽しかったという思い出を忘れる前に残したかったので、駄文ですが、残しておきます。
最後に、羽生結弦様、全てのスタッフの皆様、素晴らしい公演を、
ありがとうございましたーーー!!!