進化守護ビショップ
今回の記事は、同じ窓に所属している方にRAGEやRating for シャドウバース、ランクマッチで使って頂き、高い勝率を出した進化守護ビショップです。(変更点等あれば随時更新していきます。)
-デッキリスト
-経緯
環境のメタ上に進化ヴァンパイアなどの"虚無の哭風・グリームニル"が入ったデッキが多く浮上してきました。
"虚無の哭風・グリームニル"入りのデッキの基本的な特徴から、進化回数を稼げるデッキなら大体なんでも強く使えるのではないのか、というのが発端です。
窓主の博多ぽんこつさんが次のようなリストを挙げていました。
以下が今回のデッキの骨格となったものです。
-採用理由
各カード簡単に触れていきます。
・聖石の使徒
余ったコストへのくっつき、エンハンス5による汎用性を評価。
枠の兼ね合いで2枚採用。
・ラミエル
後攻時に進化を切ることで先後を入れ替えられるカード。
効果ダメージ無効が相手の"虚無の哭風・グリームニル"に刺さることもある。
・パニッシュメントスナイパー
ファンファーレ効果や進化時効果による消滅といった盤面処理能力が高い。
・開眼者・ウーノ
開放奥義が対"虚無の哭風・グリームニル"や"背徳の狂獣"、"瘴気の妖精姫・アリア"入りのデッキなどへの明確な回答。
奥義で盤面処理として使っても強力。
・ピラータートル
キーカードである"ルナールの聖騎士"へのアクセスが可能。
・闇を穿つ輝き・サリッサ
エンハンス6による"双砲の神罰・アンヴェルト"などを出す動きが強力。
3コストとして守護裏に出して、相手に圧をかける動きも悪くない。
・ホーリーエンチャンター
言わずと知れた守護ビショップのドローソース。
・虚無の哭風・グリームニル
進化デッキのフィニッシャー。
(現状最も使われているカードの1つでは?)
・堕落の決意
確定除去兼ドローソース。
"虚無の哭風・グリームニル"によるリーサルを通しやすくする際にも有効。
・ルナールの聖騎士
このデッキの進化回数を稼ぐ主な手段。
トークンが疾走を持つようになる点も強力。
・神域の法王
"ルナールの聖騎士"や"星界の艇人・ノア"の進化条件が達成しやすくなる。
回復が付いているのも優秀。
進化は一度切れればいいので2枚採用。
・光輝の顕現・ラー
相手のリーダーのライフを直接削って、ロングゲームを有利にしてくれるカード。
"虚無の哭風・グリームニル"と合わせることで相手のライフを削り切りやすくなる。
1枚出せれば良いので、2枚採用。
・≪世界≫・ゼルガネイア
ライフが14点以下時のファンファーレ効果や直接召喚によって状況を変えてくれるカード。
ハンドに来ても、切るタイミングがほとんどないので1枚採用。
・双砲の神罰・アンヴェルト
4点AOE、結晶による早期召喚は盤面処理・形成において非常に強力。
素出しでも十分強力。
・星界の艇人・ノア
恐らく、このデッキを見た人の多くが疑問に思うであろうカード。
※後ほど解説します。
-採用検討カード
・神託の大天使・ガブリエル
盤面に残ったフォロワーを強化してくれる。
・オーバーヒートデーモン
エンハンス7で進化回数を2稼いでくれる。
ファンファーレの消滅付与、進化後のランダム5点の盤面処理は強力。
・絶望の聖女・ジャンヌ(Noirさん発案)
横展開の処理や相手のライフを直接削ってくれるカード。
"光輝の顕現・ラー"との組み合わせでリーサルを取れることもある。
自分の盤面がロック気味になったときに解消する使い方もできる。
・未来への飛翔
除去+2ドローor進化権回復が出来る汎用性の高いカード。
開放奥義が溜まってしまい除去として使いたいときに使えなかったり、そもそもに打つタイミングがなかったりするので扱いが難しい。
・聖地の守護獣
結晶による早期召喚は強力だが、本体自体は強くない。
-"星界の艇人・ノア"について
このカードの使い方は様々ですが、
1.1Tまたは2T目に結晶置きをする
2.3Tまたは4T目に結晶置きをする
3.本体として使用する
のパターンが多いです。
1.は守護進化ビショップの"守護"の要素を強く活かせます。
上記の画像は2T目に2枚結晶置きしたパターンです。
このように守護裏にサイズの大きいフォロワーを隠せるので、"星界の艇人・ノア"で相手のライフを削り切ることもよくあります。
2.は、7T目または8T目に結晶が割れ"星界の艇人・ノア"がほとんどの場合、自動進化するので、"虚無の哭風・グリームニル"によるリーサルの補助としての盤面処理が主な狙いです。
3.の狙いは、ファンファーレ効果の進化による処理+単純なサイズの押し付けです。
このパターンは、全クラス共通の回答として、"堕落の決意"が該当しますが、盤面に残ってターンが返ってくるようであれば、"星界の艇人・ノア"によるリーサルが狙えます。
※ただし、2.のパターンでは"星界の艇人・ノア"を結晶としてプレイした場合、4Tの間は盤面が4面の状態で戦わないといけなくなります。
そのため、結晶としてプレイする場合は、後の展開を見通してからプレイした方が良いです。
-マリガン
全クラスキープ
"双砲の神罰・アンヴェルト"、"ホーリーエンチャンター"、"ピラータートル"
※"虚無の哭風・グリームニル"や"背徳の狂獣"、"瘴気の妖精姫・アリア"入りのデッキなど、リーダーに効果ダメージを与えるカードが入っていることが疑われる場合"開眼者・ウーノ"もキープ対象。
後攻
"ラミエル"、"パニッシュメントスナイパー"
例外
"闇を穿つ輝き・サリッサ"+2コス守護、"星界の艇人・ノア"
※アグロプランを通すプランの場合検討。
-各デッキ相性
基本的には全体面互角以上の認識。
スペル、マナリアウィッチには微不利~互角。
-プレイの指針
・基本的には他の"虚無の哭風・グリームニル"デッキ同様と同様に、進化数を稼いで、"虚無の哭風・グリームニル"によるOTKが主な方針となる。
(他のクラスとは違い、"光輝の顕現・ラー"などによるダメージも期待できるので、"虚無の哭風・グリームニル"1枚で決まる試合も多い。)
・相手が"虚無の哭風・グリームニル""虚無の哭風・グリームニル"や"背徳の狂獣"、"瘴気の妖精姫・アリア"入りのデッキなどの場合には、"開眼者・ウーノ"の開放奥義も視野に入れてプレイする。
・盤面の押し付けやアグロプランも決まることが多い。
・先攻時には、EP消費による進化2回+"ルナールの聖騎士"1枚の効果込みでも進化が4回しか出来ないので、"星界の艇人・ノア"の自動進化または2枚目の"ルナールの聖騎士"も視野に入れた方が良い。このこともあり、後攻時よりも先攻時の方がリソース管理などプレイが難しくなっている。そのため、ハンドの事故を防ぐために、"双砲の神罰・アンヴェルト"よりもドローソースである"ホーリーエンチャンター"に重きを置いたマリガンを意識する。
・"ルナールの聖騎士"は基本的に進化能力を発動させるように意識してプレイしないと進化回数が足りないことが頻発するので、雑にプレイしないことを推奨。
・後攻時に盤面との兼ね合いで"ラミエル"よりも"パニッシュメントスナイパー"に進化を切った方が良い場合がある。
・"星界の艇人・ノア"と"神域の法王"がハンドにあり、"神域の法王"に進化が切れそうな場合には概ね2.のパターンを目標にプレイして良い。
加筆部分
(メモ書き程度ですが参考になれば…)
・現在のリスト
・対進化Vについて
ハレゼナは概ね相手から当たってくれるので、基本的には無視してよい。(ハレゼナのダメージ無効は"パニッシュメントスナイパー"の0ダメージではがせることも覚えておくといいかもしれません。)
サリッサでアグロプランを通しに行くときには、オーバーヒートデーモンによる守護消滅のケアは頭の片隅に入れておいた方が良い。
アンヴェルトを結晶置きした時に相手の展開に合わせて割れることを意識した方がいい。(例、ネレイアが出てきそうな時に、わざと当たってカウントの進みを遅くする)
スタッツを5/6以上を複数体並べることを意識する。(エンハンス7のオーバーヒートデーモン対策)
・対セッカE
序盤の守護裏サリッサが有効手。決まれば概ね勝ちパターン。
(処理される場合は、概ね相手にセッカを無理に切らせ、"瘴気の妖精姫・アリア"の進化ターンも遅らせられるので有利にゲームを進められる。)
相手の処理できる量が限られているので、出来るだけ早い段階での押し付けを意識する。
・対背徳バアル
背徳の狂獣に進化を切られていないうちは押し付けるプランが有効
ラミエル、ウーノは、狂獣に進化を切られた後なら強く使えることが多いので、よく考えてからプレイした方がいい。
ロングゲームになりそうならウーノの開放奥義を視野にいれながら、ノア本体の押し付けが有効手
-最後に
初めてシャドウバースの構築記事を書いたのでわかりづらいところもあるかと思いますが、参考にしていただければ幸いです。
良かったらぜひ使ってみてください。
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-参考
https://note.com/niseyama_chan/n/na6fa0211b4e8
2021.05.03 shiro*usa