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人形ネメシス(RGW環境)

初めに

RAGEには出ないので、グラマスまで上がる時に使っていた人形Nmのnoteを書きました。
構築のnoteは久しぶりに書いたので参考程度に見て貰えると嬉しいです。
とりあえず、個人的に有利だと思っている対面だけまとめてみました。
(7/10構築・ゲームプラン等更新)

現在の構築

採用カードと一言

幼き糸使い

「操り人形」の供給源。他のカードとの引っ付きが良く扱いやすい。

宿願の二刀

このカードから得られる「偽りの一閃」と「真なる斬撃」のスペル2種は処理としても打点としても使い勝手が良い。

カラミティ・モード

4枚目以降のオーキスと言われたりしているが、デッキに加わる「ジャスティス・タイラント」も強力。このカードだけで勝つこともしばしば。

職人の一念

基本的には人形2種を選択するが、場合によっては「武装強化」を選択することもある。プレイに幅の出るいいカード。

導く鐘・ベルエンジェル

リソースの供給とアグロプランを通しやすくしてくれるカード。
盤面ロックや打点カットにも使える。

干絶の飢餓・ギルネリーゼ

採用していない人が多いと思われるカード。
ドレインによる遅延や進化によって打点を増やすことも可能。
直接召喚によって加わる「干絶の甘露」はゲームを決定づけることもある強力なカード。

粛清の器・メイシア

環境に多い「アルティメットバハムート」を擁するデッキへの回答手段のひとつ。このカードだけでゲームを決める力があるので、10ppまで耐えるという戦法が取れる。

不吉の人形師

盤面処理において強力で、「操り人形」も供給してくれるカード。
盤面全てを返すことも珍しくない。

花園に咲く人形

「操り人形を供給してくれるカード」
1T「幼き糸使い」or「職人の一念」+2T「花園に咲く人形」による盤面形成が強力で、破壊数のカウント稼ぎにもなる。
性能・イラスト含め個人的に気に入ってます。

名もなき決意

EP回復、さらに破壊数条件を達成すれば2ドローもついてくるカード。
「粛清の器・メイシア」用のEP確保や「カラミティ・モード」の関連トークンである「カラミティ・エンド」による特殊勝利条件達成の補助などにも貢献する。

神器鳴動

3つの選択肢から選べるカード。
どれも強力な効果を持っていて使い勝手がいい。
基本的には、ドローソース&回復として「エターナル・ドグマ」をチョイスします。

奏絶の破壊・リーシェナ

「新約・白の章」、「新約・黒の章」、「壮絶の独唱」を手札に加えられるカード。
対面や状況次第だが、適切なチョイスが出来れば有利にゲームを進められ、進化権を切れば破壊数のカウント稼ぎに大きく貢献する。
アミュレット2種は強力だが、一度出すと永続的に盤面を埋めてしまうので注意が必要。

永久の盾・シオン

能力によるダメージ無効、消滅・破壊無効を持つカード。
6/4/8とスタッツも頼もしいが、「水銀の断絶」によるダメージ無効が今期刺さる相手が多い。
枚数は要検討。

エンドレスワールド・オーキス

フィニッシャーとしても、融合効果による盤面処理としても強力なカード。
用途は様々あるが、条件達成時に出てくる「オーキスドール・ロイド」の相手の盤面のカードを攻撃不能にする効果によって相手の盤面を狭くすることが出来る。

有利不利

有利
コントロールE、秘術W
微有利~五分
ハンドレスV、狂乱V、進化Nc、共鳴Nm
微不利~不利
守護B

マリガン

共通
カラミティ・モード、人形生成出来るカード、導く鐘・ベルエンジェル、神器鳴動、破壊の奏絶・リーシェナ
セットキープ
幼き糸使いor職人の一念+花園に咲く人形
人形生成出来るカード+エンドレスワールド・オーキス

アグロやバーンといった回復が必要な対面(土W、ハンドレスV等)
干絶の飢餓・ギルネリーゼ
ロングゲームが見込まれる相手(コントロールE等)
粛清の器・メイシア

ゲームプラン

まず初めに、このデッキは一応人形軸によるアグロとひたすら遅延してメイシアで決めるコントロールの二つのプランを取れるようになっています。状況次第で臨機応変に動く必要がありますが、大抵はコントロール寄りの動きになります。
基本序盤はアグロプランを取り、そのまま通りそうなら続行、無理そうならコントロールプランにシフトします。

対 コントロールE

7/6 JCG決勝トーナメント2位 坂柳有栖さんの構築

プランニング
「粛清の器・メイシア」によるOTK or 「カラミティ・エンド」による特殊勝利

ほとんどの場合10T目を待たずに「アルティメットバハムート」の効果で山札を5枚にされます。そのため山札に「カラミティ・モード」の関連トークンが残っていない可能性があるので、基本的には前者を選択してゲームを進めていきます。

序盤~中盤
「凍土の女王ピアシィ」のエンハンス効果や進化フォロワー+「ブロッサムルナール」によってそれなりの盤面が形成されることが想定されるので、処理手段を確保しつつ立ち回る必要があります。

~終盤

10T目には守護が2~3面並べられていることが多いので、「粛清の器・メイシア」用のEPと貫通できるように「偽りの一閃」と「操り人形」のセットといった除去手段を温存しながら立ち回るようにしましょう。
破壊数に関しては基本的に20体以上になっているはずなので心配する必要はないですが、もし足りていないなら「真なる斬撃」といった打点補助をすることも考慮する必要があります。

対 秘術W


7/6 JCG決勝トーナメント1位 りぃふさんの構築

プランニング

「粛清の器・メイシア」によるOTK or アグロプラン
この対面ではとにかく手から飛んでくる打点が多く、いつの間にかリーサルを決められていることがあります。
状況にもよりますが、基本的には前者を推奨します。
理由としては、「強欲の魔女」、「アストラルシャーマン・ライリー」によってライフを回復されることが致命傷になりうるからです。
人形軸特有のある程度人形の枚数といった公開情報などから打点を予想することが出来、逃げられた1ターンで逆リーサルを貰ってしまいます。
この対面は今期のJCG決勝トーナメントで水煮さんに負けてある程度研究しました。

序盤~中盤
アグロプランを取るかどうかの判断材料は対戦相手の進化ターンに「遥かなる叡智・レヴィ」や「強欲の魔女」を持っているかどうかです。(いわゆる持ち物検査)
大抵持たれているので、ここで切り替えます。というのも「大地の魔拳」を打たせないために極力盤面を空ける必要があることと「奏絶の破壊・リーシェナ」や「名もなき決意」の破壊数条件を達成するための破壊数稼ぎをするためです。

~終盤

基本的に「新約・白の章」を出し、「干絶の飢餓・ギルネリーゼ」や「カラミティ・モード」のトークンでライフを回復しつつ極力盤面を空けてやり過ごします。というのも相手の「大地の魔拳」を腐らせるためです。
上のパターンは「新約・白の章」&「新約・黒の章」による毎ターン4打点4回復が確約されている上に、相手が打点をある程度吐き出してくれたので7、8T「エンドレスワールド・オーキス」で相手の盤面を2面(3面)に制限、9T「永久の盾・シオン」+「水銀の断絶」、10T「干絶の飢餓・ギルネリーゼ」の直接召喚で完封するプランが見えていたのでそちらを取りました。

対 ハンドレスV

7/10 JCG決勝トーナメント3位 斑目彩華さんの構築

プランニング
コントロールして相手を息切れさせる or アグロプラン
この対面は基本的に相手の引きが嚙み合わないことを祈りつつ耐えるしかないです。
序盤~中盤
基本的に盤面処理は「操り人形」を使い、出来るだけボードを空にして、「ルームサービスデビル」をアクセラレートで切らせないようにします。
進化権は「破壊の奏絶・リーシェナ」か「干絶の飢餓・ギルネリーゼ」に切ります。
終盤
大体6~7ターン目まで耐えられれば「永久の盾・シオン」や「エンドレスワールド・オーキス」で蓋をしていきます。

対 進化Nc

7/10 JCG決勝トーナメント SGA|churuさんの構築

プランニング
「粛清の器・メイシア」によるOTK or アグロプラン
相手が「絶叫の沈黙・ルルナイ」を持っていなかった場合にアグロプランが決まることがあります。
もし相手が持っていたらコントロールに切り替えた方が無難なことが多いです。
ゲーム全体で「天使の恩寵」を強く使わせないために進化権は極力温存することを意識しています。


序盤~中盤
ひたすら横に並べてアグロプランで仕掛けていきます。
アグロプランが通るに越したことは無いですが、仮にコントロールに切り替えることになっても、破壊数カウント稼ぎになります。
序盤の「導く鐘・ベルエンジェル」は進化権が切れるようになるまで処理されないことが多く、守護裏に隠すのも、本体に進化権を切るのも強い動きになりやすいです。
「破壊の奏絶・リーシェナ」のチョイス先はアグロプランなら「新約・黒の章」、コントロールプランなら「新約・白の章」を選びます。
(稀にアグロプラン時にボードロックされそうな時に「壮絶の独唱」を取る場合があります。)
ただ、コントロールプランでも「エンドレスワールド・オーキス」で打点が見込める場合は「新約・黒の章」と合わせて相手のライフを詰めることもあるので、プランニングに困った場合は「新約・黒の章」を選ぶのが裏目が少ないです。
終盤
アグロプランなら「エンドレスワールド・オーキス」等で詰め切る。
コントロールプランなら基本的に出来るだけボードを空にして「スケルトンレイダー」のダメージを受けないようにしつつ、「永久の盾・シオン」で耐えます。

霊魂の統率で綺麗にマナを埋められないように「友魂の少女・ルナ」を処理。この段階で手札がアグロするには乏しいので自分の中ではおおよそコントロールプランの目途を立てる。

ここまで「絶叫の沈黙・ルルナイ」が見えていないので、あるなら「スケルトンレイダー」を処理に使わせるために「エンドレスワールド・オーキス」を出した。もしなければ、連打して詰め切るプラン。

「エンドレスワールド・オーキス」はスルーされたので、
「幼き糸使い」+2枚目の「エンドレスワールド・オーキス」で勝利。

対 共鳴Nm

プランニング
「粛清の器・メイシア」によるOTK or アグロプラン
ナーフ後デッキの種類がバハムート型、フラムグラス型、オーキス型の3つぐらいあるのでリストの例は割愛しますが、相手のデッキの型次第でプランが変わります。
全型共通でアグロプランは取れますが、フラムグラス型だけはコントロールプランが取りづらいです。
というのもフラムグラスは2種類融合の条件を達成していると、「ギルティ・シールド」も守護も関係なく貫通されてしまうからです。

序盤~中盤

序盤における最高の動き

大抵後のターンで回復されてしまいますが、破壊数カウントを稼ぐためにも他のデッキ対面同様アグロを仕掛けていきます。

終盤

人形3枚融合の「エンドレスワールド・オーキス」+「真なる斬撃」で勝利

「粛清の器・メイシア」が引けていない時は「アルティメットバハムート」が出てくるのを見越して、「カラミティ・モード」を残しておくとそれだけで勝てることもあります。
「アルティメットバハムート」はサイズこそ驚異的ですが、「オーキスドール・ロイド」で攻撃不能にし置物にして1ターン稼ぐこともできるので覚えておいた方が良いです。

最後に

ナーフがあって、まだまだ粗削りですが、感想等貰えると嬉しいです。
質問があればTwitterまでお願いします。

2022.07.09 shiro*usa

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