AMR(薬剤耐性)について知ろう(1)
国立研究開発法人 国立国際医療研究センター病院
AMR臨床リファレンスセンター
藤友 結実子
「AMR」(薬剤耐性:Antimicrobial resistance)というのは、抗菌薬(抗生物質)を使っていると、抗菌薬の効きにくい菌が出てくることを言います。
肺炎や尿路感染症になったときに、抗菌薬が効かず、病気が治らなくなるかもしれないということです。
手術をするときや、抗がん剤を使う場合など、
免疫を低下させるような治療をするときにも、
感染症の予防や治療薬とし