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城攻め日報Vol.012_金沢城・鼠多門
2020年8月5日
訪問日 2020年7月21日(火)
天候 曇り
時間帯 9:00~10:00
金沢城・鼠多門
2020年7月18日 ついに鼠多門が完成。
玉泉院丸庭園と尾山神社をつなぐ素敵な門となりました。
見どころ
◎復元されるまで
江戸時代に建てられ、明治に消失焼失していました。
金沢市民の方はご存知かと思いますが、
昭和初期に埋め立てられ、その後県立体育館が建造されていました。
かく言うLiSsanも中高生のころは部活の試合でよく訪れていました。
平成26~30年の発掘調査を行い、遺構・規模・構造を確認したそうです。
◎構造
櫓門は忠実に沿った木造で復元され、
鼠多門橋は安全基準を満たすために、鋼構造に木材で覆っています。
橋を渡っていると木の香りがしました!
できたばかりの今しか味わえない醍醐味です。
◎鼠色の門
鼠多門の名前の由来…黒い漆喰仕上げの、なまこ壁が鼠色に見えるからです。
その他の構造は金沢城ならではの戸室石の石垣と鉛瓦。
金沢城の特徴である白色の漆喰仕上げのなまこ壁の美しく整った凛とした印象とは対照的で、重厚な印象を与えています。
この黒漆喰のなまこ瓦は発掘調査で出土され、判明したそうです。
内部も堪能
◎木の香り
出来たばかりの内部は木の香りが漂い気持ち良いです。
新しいので木も明るい色味で空気感もすがすがしく、夏でもさわやかです。
◎裸足がおすすめ
この季節は裸足でひんやりを味わえます。
木の柔らかな質感も気持ちが良いですよ。
◎木の違いも堪能
木目や色味が少しずつ違うのも楽しめるポイント。
これから経年変化し、色や質感が変わっていくのも楽しみの一つです。
様々な表情
◎輝く鼠多門
時間によってさまざまな表情を見てくれるのも魅力の一つ。
↑この写真は夕方4時ごろの風景。
陰ってきた太陽がキラキラと照らしていました。なんだか幻想的。
◎自然との調和
↑玉泉院丸庭園からの風景。
木・芝生の緑と池、空・・・自然との調和がとっても素敵です。
さまざまな角度からぜひご堪能あれ。
見に行くべし
歴史は分からなくても、とにかく楽しめる鼠多門。
近いのもありますが、週1で訪れる私。
心が澄んで気持ち良い場所です。
尾山神社から鼠多門を通り抜け玉泉院丸庭園へ行くも良し
兼六園から金沢城を見て、玉泉院丸庭園経由で鼠多門へ行くも良し
単独でも見どころいっぱいですが、金沢城一体を見て回ると良さが倍増すること間違いなし!要チェックです!!
◎入館案内
内部の開館時間 9:00~16:30 (無料・年中無休)
橋・門の開場時間は金沢城公園の開門に順次ます
時期により異なります→こちら(金沢城公式HP)で確認ください。
LiSsan