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城攻め日報 Vol.003_姫路城~04西の丸の段~

2019年3月7日

訪問日 2019年2月20日(水)
天候  晴れ
時間帯 9:00~18:30

姫路城攻め日報は今回でついに4回目となりました。
01~03もぜひご覧ください。↓

さて、今回は何かといいますと、
天守閣からは離れて、姫路城のもう一つの見どころでもある、西の丸の百閒廊下と化粧櫓です。

西の丸

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-天守閣から西の丸を見下ろす-


まず、西の丸とは…
姫路城って実は鷺山と姫山の2つの丘を利用したお城なのですが、
天守閣があるのが姫山、そして鷺山にあるのが西の丸なんです。
とっても広いです。
何に使われてたかというと、
二代将軍徳川秀忠の娘の千姫が再婚先として嫁いだ際に暮らしていた御殿などがあった場所だそうです。
(千姫については後ほど…)

百閒廊下

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西の丸を見渡すと西の丸の外側とグルっと囲むように櫓が並んでいます。
左から櫓や渡櫓、多門櫓などが続きますが…

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-百閒廊下入り口前から-

その長さが約300mと大変長かったので百閒廊下と呼ばれています。
中はいたってシンプルで、板張りの部屋や廊下が連なっただけです。

長局

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-化粧櫓前からの長局-


そんなシンプルな百閒廊下ですが、長局と言われいるヨの渡櫓は城ソ外側を廊下、内側に納戸のある小さな部屋が並んでいます。
西の丸御殿で働く女中が住んでいたようで、
頑丈な扉が取り付けられています。

化粧櫓

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-化粧櫓を見上げる-


この百閒廊下の端、天守側に櫓があります。
ここが化粧櫓。千姫が城の西北にある男山天満宮に拝む際に、休憩所にしていたそうです。
そして、この櫓、千姫が嫁ぐ際に将軍家から送られた10万石の化粧料を使って作られたそうです。
だから化粧櫓!

天守閣を見て楽しもう

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-窓の格子の隙間から-


正直派手さもないため、あまり城好きでないかただと、
ただ長い廊下と部屋が続いているな~くらいで面白くないかもしれません…
たっだ、そんな方でも楽しめるのが、窓から見える天守群です。
窓の格子の隙間から見える天守閣。遠くなのに迫力抜群。
場所によっては長い櫓とのコラボ写真が撮れたり…

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-ヲの櫓から-


私のおすすめスポットはちょうど中間地点くらいにある、ヲの櫓から長局と天守群が一望できる場所。
姫路城の広大さ、複雑な縄張りが見えてぐっときます。

千姫

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-化粧櫓内部-


で、千姫ってだれなの?って疑問にお答え。
徳川二代将軍秀忠の娘なんですが、実は豊臣秀吉の息子の秀頼に一度嫁いでいます。
ただ、大坂の陣の際に助け出されて、再婚で本多忠刻(ただとき)に嫁いでいます。
そして、千姫の母は大河ドラマにもなった江姫です。

と、簡単ではありますが、冬の姫路城の城攻め日報の本編はこれにて完結としましょう
今後、「学びの石積み」などででまた少しずつ触れていきたいと思います。
ただ、本編で終了ではありませんよ!!
番外編もいくつか考えているので、またご紹介しますね~。

それより…最近のポカポカ陽気で春の城攻めが楽しみでようがないLiSsanでした~♪♪

LiSsan

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