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城攻め日報Vol.011_安土城

2019年8月10日

訪問日 2019年6月26日(水)
天候  晴れ
時間帯 10:30~12:30

安土城

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滋賀県近江八幡市安土町…
天下布武を目指し、まさに戦の世を駆け巡り、
京都 本能寺にて炎に包まれ生涯を終えた。
その人生はまさにドラマのよう。
今なお、人々を魅了する熱き男、織田信長。
時代の変革の地に築かれたお城。安土城。
今は遺構が残るのみだが、
信長が歩いたその道を一歩一歩踏みしめながら、山頂へ。
木々の合間から広大な大地がのぞくたびに
この景色を見ていたのかと感慨深く噛みしめることができます。

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城の主、信長の死後すぐに焼失したことからも、
幻の城とも言われる「安土城」
今は建物はありませんが、黄金の部屋など豪華絢爛だったそうですね。
安土城以降の城の在り方を変えたとも言われる大規模な天主を構え、
その権力を誇示していたのか…と想像しながらの
城攻めとなりました。

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石垣や石段などの遺構しかありませんが、
この地にお方様がいたのかと思うと、興奮するばかりです。
構造物のないお城への訪問は実は初めて。
記念すべき山城デビューが安土城だなんて…うれしい限りです。


◎大手道

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広く長い石段がドーンと待ち構えている!と期待していた私…
残念ながらハシゴがお邪魔をしていました…
悔しい限りですが、リベンジする口実ができました!笑

◎羽柴秀吉邸跡

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大手道を登り始めてすぐに見えてくるのが秀吉邸跡。

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館跡の石垣もかなり立派なものでした。
大手道を挟んで向いには前田利家…
さすが安土城…守りを固める武将も一流の方ばかり。

◎石仏

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安土城には至るところに、石仏を見ることができます。
単純に石材不足の補填でもありますが、
信長の権威の象徴としても役立っています。
仏様を踏むなんて罰が当たりそうですし、
足元から見守られているようで、
一石三鳥といったところですね。

◎石垣

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やはり、安土城で見ておきたいのが石垣。

◎野面積み

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石垣としては最も古い形の自然石を積み上げるものですが、
それまで主流だった土塁にかわり急速に広まります。
と、書きつつもこの写真を見ててもほかのお城と遜色ない立派さ。
ごつごつとした石肌と粗々と積み重なった
自然と人力がタッグを組んだ力強さに溜まらなく引き込まれます。

◎山城ならでは

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山城ということは、当たり前ですが山なわけです。
なので、もともとある岸壁や岩を利用することが可能。
そして、地形を生かした縄張りを築き、砕いた岩を利用して…
平地にお堀がある城とは違った魅力がたっぷりです。

◎石垣コレクション

石垣好きのLiSsan…
写真を撮りすぎて収集がつかないので、
全部あげちゃえ!とばかりに…コレクションをアップします笑
ご堪能あれ~

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戦の城から権威の城へ

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お城と言ってまず思い浮かぶような立派な天守閣は、権威の象徴で力を見せつけるためであるのに対し、
安土城以前の城は戦いのための城。
そのはざま、戦の城から権威の城へと変わっていく最初のお城が安土城。
天下布武、泰平の世を目指した織田信長。
豪華絢爛、黄金に輝く巨大な天守閣が築かれていたことを考えると、
まさに時代が変わることを示すお城だったのかなと思います。

◎天主跡

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安土山山頂。その高台に築かれていた、天主閣。

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今は礎石が残るのみですが、ここに五重六階の天主閣が建っていたんですね。

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今見る景色よりもさらに約30mも上空から城下を見下ろしていたと思うと圧巻です。
反対に城下町から山頂にそびえる巨大な天主閣を見上げることを想像しても
身震いしちゃいます。

安土城攻めを終えて

初夏の日差しを浴びながらの訪問となり、暑さにバテてしまいましたが、
これまで感じたない楽しさを覚えた城攻めでした。
正直、1年ほど前までは天守閣などの建築物のない遺構は楽しめないと思っていました。
しかし、お城に行くたびに魅力が増し、石垣好きも相まって
今ではどこでも楽しめる気しかしません。
これを機にもっといろんなお城に訪問ようと思います。

あっ!安土城へ行った際には「信長の館」へお立ち寄りくださいね。
VR上映必見です!安土城の虜になること間違いなしですよ。

LiSsan

p.s.
ブログでは写真が投稿しきれないので、
Instagramでアップします。
ぜひぜひご覧ください。


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